原敬―政党政治のあけぼの 新訂版 (新・人と歴史 拡大版〈18〉) [新書]

原敬―政党政治のあけぼの 新訂版 (新・人と歴史 拡大版〈18〉) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  二〇世紀初頭は、まさに激動の時代であった。政友会結成、日露戦争―第一次世大戦、社会運動の勃興、民衆運動の頻発―と、社会は揺れ動いた。この時代、藩閥とそれに連なる官僚が幅をきかせていた時代にあって、原敬の政治家としてのよみは深く、策は周密、実行は果断であった。かれは、力で藩閥官僚政治を政党政治へ転換させた。かれこそは、この時代の政治舞台の脚本家であり、演出家であり、晩年はその主役であった。本書は、著者が新しく発見した事実を盛り込み、時代の流れに即して、政治家原敬を浮き彫りにさせることに成功した。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序　日本近代政治史と原敬
  １　賊軍の汚名のなかから（青春遍歴；官界一五年）
  ２　政界の舞台まわし（“油断のならぬ人物”；桂園時代の立役者；憲政擁護運動の嵐のなかで）
  ３　平民宰相（在野の総裁時代；平民宰相）

• 出版社からのコメント

  人物の生きた時代と歴史的事件を交錯させながら人と歴史を読み解くシリーズ。発見した事実を盛り込み政治家原敬を浮き彫りにした一冊

• 内容紹介

  二〇世紀初頭は、まさに激動の時代であった。
  この時代、藩閥とそれに連なる官僚が幅をきかせていた時代にあって、原敬の政治家としてのよみは深く、策は周密、実行は果断であった。
  かれは、力で藩閥官僚政治を政党政治へ転換させた、この時代の政治舞台の脚本家であり、演出家であり、晩年はその主役であった。
  本書は、著者が新しく発見した事実を盛り込み、時代の流れに即して、政治家原敬を浮き彫りにさせることに成功した。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山本 四郎(ヤマモト シロウ)
  １９２０年（大正９）年、京都府に生まれる。京都大学卒。旧制大学院に学ぶ。奈良大学教授、京都女子大学教授、神戸女子大学教授を歴任。日本近代政治史・蘭学史専攻。文学博士

原敬―政党政治のあけぼの 新訂版 (新・人と歴史 拡大版〈18〉) の商品スペック