続ヴェネツィアの石―ルネサンスとグロテスク精神 [単行本]
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続ヴェネツィアの石―ルネサンスとグロテスク精神 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2017/10/13
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続ヴェネツィアの石―ルネサンスとグロテスク精神 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人と芸術の関わりについて、示唆に満ちたルネサンス論を展開!ヴェネツィアにある多くの宮殿や教会、墓廟を訪ね、ゴシックからルネサンスへの移行と、その背後にある人々の精神性の変化を読み解く。建築、デザイン、芸術、教育を熱く語って、現代人にも覚醒を促す1冊。代表作『ヴェネツィアの石』待望の続篇。
  • 目次

    第三部 ルネサンス時代
    凡例
    一章 初期ルネサンス

    二章 ローマ・ルネサンス
    Ⅰ  「学問の誇り(驕り)」
    Ⅱ  「地位の誇り(驕り)」
    Ⅲ  「体系の誇り(驕り)」
    Ⅳ  「不信心」

    三章 グロテスク・ルネサンス
    Ⅰ  「賢明に戯れる人たち」
    Ⅱ  「人間本性に立ち戻る必要から戯れる人たち」
    Ⅲ  「無節制に過度に戯れる人たち」
    Ⅳ  「全然戯れない人たち」
    (A)冷淡な気分
    (B)皮肉屋(風刺家を含む)の気分
    (C)病的な想像力を自制できない気分

    四章  結論

    人名録(建築・彫刻・絵画・思想関係)
    付録Ⅰ~Ⅶ
    参考文献 
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    ゴシックからルネサンスへ、ヴェネツィアの建築はどう変化したのか。人と芸術の関わりについて、示唆に富んだルネサンス論を展開する
  • 内容紹介

    前巻『ヴェネツィアの石』においては、ビザンチン時代からゴシック時代の建築・装飾に焦点を絞って、それらの精神――心的傾向を辿り、ヴェネツィア衰退の運命を左右したのは何かを探ろうとした。本書は、それに続く巻として、ルネサンスを、「初期ルネサンス」「ローマ・ルネサンス」「グロテスク・ルネサンス」に分け、それぞれの特徴を説明する。とくに「グロテスク・ルネサンス」はラスキン独特の見方が強調されて興味深い。
    ラスキンは、作品の創作にあたっては、手技と知性と心情が連動して動く時、傑作も生まれるという。更に言うなら、心情が三者の中で最高位になり、知性が次位で、手技が下位になると考え、その手技が、知性と心情を結びつけて働かせる。つまり、手技において、心情と知性を同時に働かせることによって、作者自身が統合され、作者が「全体的人間」になり、それが人間疎外の回復にもつながるというのだ。こういう考えは、ヨーロッパの従来の肉体を蔑視し、精神を上位に考える思想とは異なるものであったが、彼の思想は、ウィリアム・モリスやアール・ヌーヴォーなどの芸術運動に深い影響を与えた。

    【訳者のあとがき】
    ラスキンのルネサンス論は、ありきたりのルネサンス論ではない。それは芸術論を超えて宗教と人間のあり方を問い、また現代までの教育体制の根本を衝くものとなった。・・・レオナルドも、ミケラジェロも、ラファエロも、近代の科学をほとんど知らない時代の芸術家であった。(中略)新しい科学や古典の知識がいくら増えても、知識を発見し、驚きをもって接する心がその土台になければ、その知識は不毛だとラスキンは指摘する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ラスキン,ジョン(ラスキン,ジョン/Ruskin,John)
    1819‐1900。1842年オックスフォード大学卒業。1870年よりオックスフォード大学芸術学講座を担当

    内藤 史朗(ナイトウ シロウ)
    1933年台湾台北市に生まれる。1957年京都大学文学部(英文学)卒業。1976年大谷大学教授、1999年京都造形芸術大学教授。1974年アイルランドのイェイツ夏季大学で講師を務め、1983年オックスフォードのSt.John’s Collegeにて客員として研究に携わる。大谷大学名誉教授
  • 著者について

    ジョン・ラスキン (ジョン ラスキン)
    1819-1900年。19世紀イギリスの思想家、美術評論家。1842年オックスフォード大学卒業。1870年よりオックスフォード大学の芸術学講座を担当。著書に『近代画家論』『ヴェニスの石』『芸術経済論』『この最後の者にも』など。

    内藤 史朗 (ナイトウ シロウ)
    1933年台湾生まれ。1957年京都大学文学部(英文学)卒業。1976年大谷大学教授。1999年京都造形芸術大学教授。現在大谷大学名誉教授。著書にアイルランド詩人イェイツに関するYeats and Zen Yeats’s Epiphany などがあり、共著に『W.B.イェイツ論 仮面の変貌』、訳書にラスキン『風景の思想とモラル』『芸術の真実と教育』『構想力の芸術思想』『ヴェネツィアの石』など多数。

続ヴェネツィアの石―ルネサンスとグロテスク精神 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:ジョン ラスキン(著)/内藤 史朗(訳)
発行年月日:2017/10/13
ISBN-10:4831881791
ISBN-13:9784831881793
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:305ページ
縦:20cm
厚さ:2cm
重量:439g
その他: 原書名: Continuation of The Stones of Venice〈Ruskin,John〉
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