イギリスはいかにして持ち家社会となったか―住宅政策の社会学 [単行本]
    • イギリスはいかにして持ち家社会となったか―住宅政策の社会学 [単行本]

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イギリスはいかにして持ち家社会となったか―住宅政策の社会学 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/09/10
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イギリスはいかにして持ち家社会となったか―住宅政策の社会学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、ハウジングを社会政策のなかに明確に位置づけ、国際比較の観点を取り入れながら、英国の住宅政策の歴史と現在を描き出した一冊。福祉国家の変容をとらえ、その未来を構想するうえで、ハウジングを理解することがいかに重要かを説く。
  • 目次

    刊行にあたって
    はしがき
    凡例

    第1章 議論の土台
     1 はじめに
     2 制度と変化
     3 ハウジングにかかわる概念・専門用語
     4 ハウジング・システムの諸類型
     5 ハウジングと福祉国家の諸制度
     6 結論

    第2章 住宅政策という発想――ヴィクトリア朝後期の住宅市場危機
     1 はじめに
     2 都市化と民間賃貸中心の住宅供給
     3 「住宅政策」の誕生
     4 誰が労働者に住宅を供給するのか
     5 結論

    第3章 持ち家社会の誕生――1918~39年の戦間期
     1 はじめに
     2 戦争がもたらしたもの
     3 アディソン法とその限界
     4 民間賃貸セクターに対する補助金――1923年住宅法
     5 1924年住宅法――「ウィートリー法」
     6 郊外の拡大
     7 貧困層に住まいを与えるには
     8 結論

    第4章 持ち家社会の成長――1945~75年の戦後期
     1 はじめに
     2 なぜ住宅政策の立ち上がりは「早かった」のか
     3 住宅供給計画を主導するのは国か、それとも市場か
     4 戦後福祉合意と保守党の住宅政策観
     5 公営住宅の建設はつづいた
     6 労働党と持ち家
     7 結論

    第5章 経済のポスト工業化とハウジング
     1 はじめに
     2 グローバル化と福祉国家
     3 新しい地理的配置
     4 社会住宅の残余化
     5 公営住宅の緩慢な死
     6 結論

    第6章 ハウジングと福祉国家
     1 はじめに
     2 福祉国家論におけるハウジングの軽視
     3 収斂から分岐へ
     4 ケメニーのハウジング・レジーム論
     5 資本主義の多様性
     6 結論

    第7章 住宅ローン市場のグローバル化
     1 はじめに
     2 住宅ローン市場のグローバル化
     3 国ごとの違い
     4 住宅ローン商品の多様性
     5 結論

    第8章 アセット・ベース型福祉国家に向けて
     1 はじめに
     2 福祉国家の変化に「ハウジング」が与える影響
     3 「重大なトレードオフ」論争
     4 新興アセット・ベース型福祉国家としての英国
     5 結論

    第9章 結論
     1 はじめに
     2 長期持続とハウジング
     3 公営住宅の緩慢な死
     4 ハウジングと福祉国家

    訳者解説
    文献一覧
    索引

    コラム
     1-1 制度の定義
     1-2 変化のとらえ方
     1-3 本書の構成の概要
     1-4 定義
     1-5 「ホーム」の概念
     1-6 ポスト共産主義のハウジング
     2-1 英国とドイツのハウジングはどのように分岐したのか
     3-1 クリストファー・アディソン(1869~1951年)
     3-2 保守党はなぜウィートリー補助金を継続したのか
     3-3 レイモンド・アンウィンの生涯(1863~1940年)
     3-4 ジョージ・オーウェル『ウィガン波止場への道』(1937年)からの抜粋
     4-1 ダドリー委員会
     4-2 1957年家賃法
     4-3 1977年住宅緑書
     5-1 グローバル化とは何か
     5-2 「買い取り権」
     5-3 社会住宅の緩慢な死
     6-1 ハウジング形態の違いが福祉に対する態度を左右するのはなぜか――ケメニーの発見
     6-2 エスピン=アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』(1990年)
     6-3 統合的賃貸市場
     6-4 資本主義の多様性
     6-5 居住資本主義の多様性
     6-6 オランダの統合的賃貸住宅市場が直面する課題
     7-1 二次的住宅ローン市場と証券化
     7-2 ドイツのハウジング・システム
     7-3 イタリアの住宅ローン市場
     7-4 旧共産主義国ロシアのハウジング――市場なきプライベート・ハウジング
     7-5 さまざまなタイプのエクイティ引き出し
     8-1 日常生活の「金融化」
     8-2 アセット・ベース型福祉という発想
     8-3 ガーニーの「正常化言説」論
  • 出版社からのコメント

    〈住まい〉をめぐって錯綜する論点を整理し、ハウジング研究と比較福祉国家研究とを架橋する。
  • 内容紹介

    本書は、ハウジングを社会政策のなかに明確に位置づけ、国際比較の観点を取り入れながら、英国の住宅政策の歴史と現在を描き出した一冊。福祉国家の変容をとらえ、その未来を構想するうえで、ハウジングを理解することがいかに重要かを説く。(原著 Stuart Lowe, 2011, The Housing Debate, Policy Press.)。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ロー,スチュアート(ロー,スチュアート/Lowe,Stuart G.)
    1978年シェフィールド大学博士課程修了(政治学専攻)、Ph.D.1982‐2015年ヨーク大学社会政策・ソーシャルワーク学科上級講師。現在、ヨーク大学名誉フェロー

    祐成 保志(スケナリ ヤスシ)
    1974年大阪府生まれ。2005年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授
  • 著者について

    祐成 保志 (スケナリ ヤスシ)
    2025年4月現在
    東京大学大学院人文社会系研究科教授

イギリスはいかにして持ち家社会となったか―住宅政策の社会学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:スチュアート ロー(著)/祐成 保志(訳)
発行年月日:2017/09/10
ISBN-10:4623079104
ISBN-13:9784623079100
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:309ページ ※287,22P
縦:22cm
その他: 原書名: THE HOUSING DEBATE〈Lowe,Stuart G.〉
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