デュアル・ライフ―二重生活(徳間文庫) [文庫]

デュアル・ライフ―二重生活(徳間文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  名古屋の建設会社社長・時津逸人は、すい臓ガンの疑いを告げられたとき、これまでの人生を振り返り、若き日の苦い恋の記憶が蘇った。出世のために捨ててしまったかつての恋人に会って償いたい…。女との意外な再会。彼女は時津の記憶をすべて失って、一人で生きていたのだ。二十年の時を経て始まった二人の二重生活。そして、男の人生が裁かれていく…。傑作長篇サスペンス。

• 出版社からのコメント

  出世のために裏切った女への贖罪の旅。二十年の時を経て始まった男と女の二重生活の行方は！？　名手が贈る長篇サスペンス。

• 内容紹介

  名古屋の建設会社社長・時津逸人は、すい臓ガンの疑いを告げられたとき、これまでの人生を振り返り、若き日の苦い恋の記憶が蘇った。出世のために捨ててしまったかつての恋人に会って償いたい…。女との意外な再会。彼女は時津の記憶をすべて消し去って、一人で生きていた。二十年の時を経て始まった二人の二重生活。そして、男の人生が裁かれていく…。長篇サスペンス。

• 著者について

  夏樹静子 (ナツキシズコ)
  １９３８年東京生まれ。慶応大学在学中からミステリーを書き始め、１９７０年『天使が消えていく』で作家デビュー。１９７３年『蒸発　ある愛の終わり』で日本推理作家協会賞、１９８９年『第三の女』フランス犯罪小説大将、２００７年に女性初の日本ミステリー文学大賞を受賞。代表作に『Ｗの悲劇』『量刑』『花の証言』等。

デュアル・ライフ―二重生活(徳間文庫) [文庫] の商品スペック