お宿如月庵へようこそ―湯島天神坂(ポプラ文庫) [文庫]

お宿如月庵へようこそ―湯島天神坂(ポプラ文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  時は江戸。火事で姉とはぐれた少女・梅乃が身を寄せることになったのは、お宿・如月庵。料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消えると噂の隠れ宿だ。クセ者揃いの奉公人と、ワケアリのお客たちに囲まれて、梅乃は新米部屋係として奮闘するが―。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中島 久枝(ナカシマ ヒサエ)
  東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍中。『日乃出が走る』で第３回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞しデビュー。同作で歴史時代作家クラブ賞新人賞ノミネート

• 出版社からのコメント

  梅乃が働くことになったのは、旅の疲れも浮世の憂さも消えると噂の隠れ宿・如月庵。今日もやっかいなお客が訪れて……。

• 内容紹介

  ＜内容紹介＞
  時は江戸。
  火事で姉と離れ離れになった少女・梅乃が身を寄せることになったのは、お宿・如月庵。
  如月庵は上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にあり、知る人ぞ知る小さな宿だが、もてなしは最高。かゆいところに手の届くような気働きのある部屋係がいて、板前の料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消えてしまうと噂だ……。
  梅乃は部屋係として働き始めるが、訪れるお客は、何かを抱えたワケアリの人ばかり。
  おまけに奉公人達もワケアリばかり。美人で男好きな部屋係に、いつもパリッとしているがやたらと強い中居頭。強面で無口だが心は優しい板前、宿に来るお客を全て覚えている下足番。そしてそれらを束ねる女将。
  個性豊かな面々に囲まれながら、梅乃のもてなしはお客の心に届くのか？　
  そして、行方不明の姉と再会は叶うのか？
  心温かくなるお江戸人情シリーズ第一弾！
  
  ＜プロフィール＞
  中島久枝
  東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍中。『日乃出が走る』で第３回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞しデビュー。同作で歴史時代作家クラブ賞新人賞ノミネート。著作に『金メダルのケーキ』『いつかの花』など。

お宿如月庵へようこそ―湯島天神坂(ポプラ文庫) [文庫] の商品スペック