真葛と馬琴 [単行本]

真葛と馬琴 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  第１１回歴史浪漫文学賞創作部門優秀賞受賞作品。江戸の人気戯作者馬琴の元に、みちのくに住む真葛の著作「ひとりかんがえ」が持ち込まれる。渋々読み始める馬琴だが、その発想のユニークさと自身と同じ孤独な心情を読み解く。数度にわたる手紙のやり取りが交わされるが、馬琴からの突然の絶交状が真葛の元に届く。江戸爛熟期を代表する男と女が魂の火花を散らした、一炊の夢物語。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小室 千鶴子(コムロ チズコ)
  埼玉県生まれ。東京教育大学教育学部心理学科卒業。卒業後、帝人株式会社、鐘紡株式会社に勤務、紡績工場の舎監、並びに企業内高等学校の教師となり、名古屋、東京都練馬区に赴任する。その後、郷里川口市に戻り、独学で法律を学び、司法書士の資格をえて地元で開業。業務のかたわら小説を書きはじめる。２０１１年「小田野直武―解体新書を描いた男」（郁朋社）を出版

真葛と馬琴 [単行本] の商品スペック