内乱の政治哲学―忘却と制圧 [単行本]

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内乱の政治哲学―忘却と制圧 [単行本]
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内乱の政治哲学―忘却と制圧 [単行本]

価格:¥2,640(税込)
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出版社:講談社
販売開始日: 2017/10/21
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内乱の政治哲学―忘却と制圧 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    プラトン、ホッブズ、シュミット、ハイデガー…政治と哲学の臨界。哲学はどこまで政治を語りうるか。その臨界点に立って、最期の際まで思考した碩学の遺稿!中畑正志「「解題」のかわりに」、熊野純彦「思想史家としての神崎繁」を付す!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 内乱の政治哲学―プラトンとホッブズにおける“アムネスティー”(「和解を前提した内乱」―「理想国家」における「内乱」;「内乱」における記憶と忘却―「悪の記憶の禁止(me mnesikakein)」をめぐって;謀叛人・ソクラテスと「内乱」―「理想的な僭主」?;友/敵としての自己―「魂とポリスのアナロジー」;“魂=国制”の内乱学から“身体=政体”の機械学へ―ホッブズにおける「内戦」とその抑止)
    第2部 「始まりの制圧」に向けて―「思慮(φρ´ονησιζ)」//「賢慮(prudentia)」、「良知(synderesis)」//「良心(conscientia)」(「思慮(φρ´ονησιζ)」の「目的」への関わり;「フロネーシス」と「良知」、「良心」;「一つの不在の現前」―「ストア派」の欠落について)
    補論 アリストテレスの子供たち―ヘーゲル・マルクス・ハイデガー(ヘーゲル;マルクス;ハイデガー)
  • 出版社からのコメント

    政治と哲学の境界(メトリア)とは何か。プラトン、ホッブズ、カール・シュミット、ハイデガーなどの思考と縦横無尽に切り結ぶ!
  • 内容紹介

    西洋古代哲学専攻でありながら、その学識は西洋哲学史全般、ひいては現代思想にまで及んだ希代の碩学・神崎繁。政治と哲学の境界に立って、最期の際まで続けた思索をついに刊行。プラトン、ホッブズ、カール・シュミット、ハイデガーなどを縦横無尽に論じる文章は、まさに「これが哲学だ」というべきもの。巻末に付した中畑正志「「解題」にかえて」、熊野純彦「思想史家としての神崎繁』も必読!


    著者・神崎繁は、日本の哲学界が生んだ「最後の碩学」と言えます。
    専攻は、西洋古代哲学、とくにアリストテレス研究ですが、ひろく哲学史全般を渉猟し、現代哲学の最先端までカバーしたうえで、古典を論じる哲学者でした。
    惜しくも2016年10月に逝去しましたが、その最晩年、哲学的考察を傾けたのが、政治と哲学の関係でした。

    本書は、「政治と哲学の境界(メトリア)」を哲学し続けた、神崎最晩年の哲学の集大成です。

    第一部では、「内乱」と、「許し」の関係が、プラトンとホッブズを導きの糸に語られます。そこで鍵になるのが、カール・シュミットの匿名の資料、という趣向です。

    第2部は、マックス・ウエーバーの有名な講演「職業としての学問」を、カール・レーヴィットが聴講していた、というエピソードを機縁に、ハイデガーの「良心」に向かっていきます。

    補論では、「アリストテレスの子ども」としての、ヘーゲル、マルクス、ハイデガーを考察。一筋縄ではいかない展開が、まさに「哲学と政治」の境界(メトリア)なのです。

    ともに哲学者であり朋友でもあった、中畑正志、熊野純彦両氏の、味読すべき解題を付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    神崎 繁(カンザキ シゲル)
    1952年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。茨城大学助教授、東北大学助教授、東京都立大学教授、首都大学東京教授、専修大学教授を歴任。専攻は、西洋古代哲学、西洋古典学
  • 著者について

    神崎 繁 (カンザキ シゲル)
    1952年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。専攻は、西洋古代哲学、西洋古典学。主な著者に、『プラトンと反遠近法』『ニーチェ――どうして同情してはいけないのか』『フーコー――他のように考え、そして生きるために』『魂(アニマ)への態度』など。共編に『西洋哲学史』(1~4)など。

内乱の政治哲学―忘却と制圧 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:神崎 繁(著)
発行年月日:2017/10/20
ISBN-10:4062208296
ISBN-13:9784062208291
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:330ページ
縦:20cm
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