ヴェネツィア便り [単行本]

ヴェネツィア便り [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  人生の一瞬を永遠に変える魔法…時の向こうを透かす光。一瞬が永遠なら永遠も一瞬。プリズムの燦めきを放つ“時と人”の短篇集。なつかしくて色あざやかな１５篇。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  麝香連理草；誕生日―アニヴェルセール；くしゅん；白い本；大ぼけ小ぼけ；道；指；開く；岡本さん；ほたるぶくろ；機知の戦い；黒い手帳；白い蛇、赤い鳥；高み；ヴェネツィア便り

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  北村 薫(キタムラ カオル)
  １９４９年埼玉県生まれ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、８９年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。９１年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。小説に『ニッポン硬貨の謎』（本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞）『鷺と雪』（直木三十五賞受賞）などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジー、創作や編集についての著書もある

• 出版社からのコメント

  人生の一瞬を永遠に変える瞬間。時の向うの暗闇を透かす光――時間を重ねて色を深めプリズムの燦めきを放つ〈時と人〉の短篇15篇。

• 内容紹介

  ヴェネツィアは、今、輝く波に囲まれ、わたしの目の前にあります。沈んではいません。――あなたの「ヴェネツィア便り」は時を越えて、わたしに届きました。この手紙も、若いあなたに届くと信じます――なぜ手紙は書かれたのか、それはどんな意味を持つのか……変わること、変わらないこと、得体の知れないものへの怖れ。時の向こうの暗闇を透かす光が重なり合って色を深め、プリズムの燦めきを放つ《時と人》の15篇。

ヴェネツィア便り [単行本] の商品スペック