"日中戦争"とは何だったのか―複眼的視点 [単行本]
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"日中戦争"とは何だったのか―複眼的視点 [単行本]

黄 自進(編著)劉 建輝(編著)戸部 良一(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/09/30
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"日中戦争"とは何だったのか―複眼的視点 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日中戦争は、両国の近代史における最大の不幸であり、また現代の日中関係の原点でもある。歴史認識の和解を視野に入れ、日本・中国・台湾の研究者が「あの戦争」をさまざまな角度から分析する。両国を戦争へと導いた力学、そして戦争の実態を明らかにし、さらに日中戦争がその後、両国の発展にいかなる影響を与えてきたのかを検討する。
  • 目次

    序(黄 自進)


     第Ⅰ部 戦 前

    第1章 北伐と日中反共提携構想--田中義一・蒋介石会談をめぐる考察(加藤聖文)
     はじめに
     1 日本における蒋介石接近の試み
     2 田中・蒋会談の実現
     3  北伐再開と構想の瓦解
     おわりに

    第2章 全面戦争前夜における日中関係--緩衝勢力の位置づけを中心に(1933-1935年)(黄 自進)
     はじめに
     1 「塘沽停戦協定」を顧みる
     2 「政整会」をめぐる日中両国の思惑
     3 「政整会」の廃止
     4 北支五省連合自治体」対「冀察政務委員会」
     おわりに


     第Ⅱ部 戦争期

    第3章 石射猪太郎と日中戦争(劉 傑)
     はじめに
     1 日中戦争前の石射猪太郎
     2 盧溝橋事件への対応
     3 「意見書」のなかの中国通外交官 
     おわりに

    第4章 田嶋栄次郎と日本軍の曲阜占領(姜 克實)
     はじめに
     1 小雪、鳬村の戦闘について
     2 日本軍の曲阜占領
     おわりに

    第5章 日本海軍と日中戦争(相澤 淳)
     はじめに
     1 米内の中国観
     2 北海事件への海軍の対応
     3 盧溝橋事件の発生と海軍中央部
     4 米内の態度の変化
     5 蒋介石を「対手とせず」
     6 海南島占領計画の再浮上
     7 米内の「作戦上」の意図
     おわりに

    第6章 日中戦争と欧州戦争(田嶋信雄)
     はじめに
     1 欧州大戦前夜--ヒトラーの戦争計画と「日独伊ソ(+中)連携構想」
     2 独ソ不可侵条約の締結・第二次世界大戦の勃発と中独ソ三国連合構想
     3 ドイツの対仏戦勝利と中国の対独接近政策
     4 日独伊三国同盟の締結と「日独伊ソ(+中)大陸ブロック論」
     5 ヒトラーの「バルバロッサ計画」と日ソ中立条約
     6 独ソ戦の勃発とドイツの汪兆銘政権承認
     おわりに

    第7章 日本人の日中戦争観--1937-1941(戸部良一)
     はじめに
     1 盧溝橋事件から南京陥落まで--1937年7月-12月
     2 「対手トセス」声明から武漢三鎮・広東陥落まで--1938年1月-10月
     3 東亜新秩序声明から汪精衛政権承認まで--1938年11月-40年11月
     4 汪政権承認後から太平洋戦争開戦まで--1940年12月-41年12月
     おわりに

    第8章 グローバル・ヒストリーのなかの日中戦争--1943年中国の条約改正問題を手がかりとして(馬 暁華)
     はじめに
     1 問題意識と分析の枠組み
     2 「近代的」国際関係の成立と不平等条約体制
     3 第二次世界大戦期における不平等条約の撤廃運動
     4 「新秩序」構築の競り合い
     おわりに

    第9章 国共関係と日本--戦争末期の「容共」をめぐる葛藤(波多野澄雄)
     はじめに
     1 延安の台頭・重慶の凋落
     2 対ソ外交における「容共」
     3 帝国政府声明(1944年7月)の背景--もう一つの近衛声明
     4 「容共政策」の限界
     おわりに


     第Ⅲ部 終戦から戦後へ

    第10章 鈴木貫太郎と日本の「終戦」(鈴木多聞)
     はじめに
     1 暴風雨のなかの直進航海
     2 水面下での水掻き
     3 間髪を入れずに旗を振る
     おわりに

    第11章 戦後初期国民政府の対日講和構想--対日講和条約審議委員会を中心に(段 瑞聡)
     はじめに
     1 「以徳報怨」演説と対日講和方針
     2 対日講和条約審議委員会の成立と組織構造
     3 対日講和条約審議委員会談話会
     4 対日講和条約審議委員会各グループの構想
     5 日の目を見なかった「対日講和条約草案」
     6 国民大会代表らの対日講和要求
     おわりに

    第12章 村田省蔵と実業アジア主義--戦前・戦中・戦後を貫くもの(松浦正孝)
     はじめに
     1 実業アジア主義の系譜--岸田吟香・荒尾精・白岩龍平
     2 大阪商船社長中橋徳五郎と村田省蔵の中国体験
     3 経済競争から世界経済戦争へ
     4 日中戦争から「大東亜戦争」へ
     5 戦後中国をめぐる認識の変化
     6 吉田茂への進言
     7 フィリピン賠償問題
     8 日中貿易協定へ
     おわりに

    第13章 旧日本軍人の処遇問題をめぐる蒋介石の対応--送還から招聘への裏面史に見る「白団」の起源(鹿 錫俊)
     はじめに
     1 終戦初期の旧日本軍人送還政策
     2 対日連携への転換
     3 旧日本軍人の協力を図る二つの方案
     4 蒋介石の指示と基本方針の策定
     5 「聯合参謀団」の招聘
     6 「義勇軍」計画の内実とその夭折
     おわりに


    あとがきにかえて(劉 建輝)
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    新たな歴史認識の共有のために。日本・中国・台湾の研究者がそれぞれの視点から「あの戦争」を問いなおす
  • 内容紹介

    日中戦争は、両国の近代史における最大の不幸であり、また現代の日中関係の原点でもある。歴史認識の和解を視野に入れ、日本・中国・台湾の研究者が「あの戦争」をさまざまな角度から分析する。両国を戦争へと導いた力学、そして戦争の実態を明らかにし、さらに日中戦争がその後、両国の発展にいかなる影響を与えてきたのかを検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    黄 自進(コウ ジシン)
    1956年生まれ。1989年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、台湾中央研究院近代史研究所研究員

    劉 建輝(リュウ ケンキ)
    1961年生まれ。1990年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、国際日本文化研究センター副所長、教授

    戸部 良一(トベ リョウイチ)
    1948年生まれ。1976年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、帝京大学文学部教授
  • 著者について

    黄 自進 (コウ ジシン)
    2017年10月現在 台湾中央研究院近代史研究所研究員

    劉 建輝 (リュウ ケンキ)
    2022年9月現在
    国際日本文化研究センター教授

    戸部 良一 (トベ リョウイチ)
    2017年9月現在 帝京大学文学部教授

"日中戦争"とは何だったのか―複眼的視点 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:黄 自進(編著)/劉 建輝(編著)/戸部 良一(編著)
発行年月日:2017/09/30
ISBN-10:4623079953
ISBN-13:9784623079957
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:399ページ ※388,11P
縦:22cm
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