改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち-萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル (MINERVA 社会福祉叢書) [全集叢書]
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改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち-萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル (MINERVA 社会福祉叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/10/10
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改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち-萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル (MINERVA 社会福祉叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    精神障害者への人権意識が希薄であり、支援は医療主導全盛であった改正精神衛生法の時代(1965‐1987年頃)。全国に先駆けて大阪府が、保健所で地域精神保健支援を行う福祉職(PSW)を20名配属した。そのPSWたちは、なすべき業務が不明の中で、当時、主流であった、「治安と治療」ではなく「生活の保障」を目的に支援にあたった。本書では、そのPSWにインタビュー調査を行い、開拓期において生じた業務観、PSW観を「開拓型支援モデル」と名付けて紹介する。そしてこのモデルは、サービスの細切れな提供に終始しがちな、現在の精神障害者領域の支援にも有効であることを明らかにしていく。
  • 目次

    はじめに

    序 章 地域精神保健医療と保健所PSWの抱える問題
     1 研究の背景
     2 問題の所在
     3 研究の枠組み
     4 本書の構成

    第1章 日本における精神障害者支援とソーシャルワーク
     1 日本における精神障害者支援
     2 ソーシャルワーカー自身に関するもの
     3 ソーシャルワークの用語・概念規定
     4 精神障害者支援とソーシャルワークの先行研究

    第2章 改正精神衛生法をめぐる精神障害者施策と精神保健医療福祉実践
     1 日本の精神障害者施策と精神保健医療福祉実践――改正精神衛生法に至るまで
     2 日本の精神障害者施策と精神保健医療福祉実践 ――改正精神衛生法の成立
     3 保健所精神衛生相談員
     4 地域における精神保健医療福祉実践
     5 大阪府の精神障害者施策と精神保健医療福祉実践
     6 社会福祉職としての大阪府保健所精神衛生相談員
     7 改正精神衛生法をめぐる精神障害者施策と精神保健医療福祉実践の変遷

    第3章 大阪府保健所精神衛生相談員を中心とするインタビュー調査
     1 研究対象とデータ収集の方法
     2 ライフ・ヒストリー法
     3 データ分析
     4 倫理的配慮とデータ分析の信憑性

    第4章 大阪府保健所における地域PSWの形成過程
     1 改正精神衛生法時代に大阪府保健所に勤務したPSWの語り――藤田ふみさん
     2 改正精神衛生法時代に大阪府保健所に勤務したPSWの語り――星山ひとみさん
     3 改正精神衛生法時代に大阪府保健所に勤務したPSWの語り――剛力由紀さん
     4 改正精神衛生法時代に大阪府保健所に勤務したPSWの語り――陣谷まりこさん
     5 大阪府保健所のPSW――個々人の語りの構造
     6 資料とエピソードにみる改正精神衛生法時代の大阪府保健所の地域PSWの形成過程
     7 大阪府保健所における地域PSWの形成過程

    第5章 大阪府保健所における地域PSWの推進要因
     1 業務の内容―RQ1
     2 業務の仕方―RQ2
     3 時代の流れと業務状況―RQ3
     4 業務観・PSWとそれを育んだ業務環境―RQ4
     5 影響を受けた人やこと、強く印象に残っていること等―RQ5
     6 改正精神衛生法時代の大阪府保健所における地域PSWの推進要因
     7 大阪府保健所における地域PSWの推進要因

    第6章 大阪府保健所PSWの業務観・PSW観と開拓型支援モデル
     1 大阪府保健所PSWたちの業務観・PSW観
     2 インタビュー調査からみえてきた開拓型支援モデル
     3 他府県・他職種・他領域における現場実践と開拓型支援モデル
     4 業務観・PSW観と開拓型支援モデル

    第7章 地域精神保健医療福祉の現状と未来への提言
     1 現在の地域精神保健医療福祉実践
     2 今、必要なこと
     3 精神障害者福祉の現状と打開策

    終 章 保健所PSWが精神障害者支援に果した貢献
    1 研究の総括
    2 保健所PSWが精神障害者支援において果した貢献の小括と実践現場への提言
    3  今後の課題

    補 章 日本と海外における精神障害者の医療とソーシャルワークの歴史
     1 精神医療の歴史――近代に至るまで
     2 近代以降の精神医療・施策PSWの状況
     3 精神科領域における医療とソーシャルワークの歴史

    参考文献・資料
    おわりに
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加納 光子(カノウ ミツコ)
    1944年大阪府生まれ。同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。精神保健福祉士。大阪府の精神科病院、保健所、公衆衛生研究所のPSWとして活躍。公立新見女子短期大学(当時)教授、武庫川女子大学教授を経て、現在、大阪ソーシャルサポートシステム研究所代表。専門領域は、ソーシャルワーク、精神保健福祉、地域福祉
  • 出版社からのコメント

    地域移行の時代にいま学びなおしたい黎明期のPSW実践の分析と考察。
  • 内容紹介

    精神障害者への人権意識が希薄であり、支援は医療主導全盛であった、改正精神衛生法の時代(1965‐1987年頃)。全国に先駆けて大阪府が、保健所で地域精神保健支援を行う福祉職(PSW)を20名配属した。そのPSWたちは、なすべき業務が不明の中で、当時、主流であった「治安と治療」ではなく「生活の保障」を目的に支援にあたった。本書では、そのPSWたちにインタビュー調査を行い、開拓期において生じた業務観、PSW観を「開拓型支援モデル」と名付けて紹介する。そしてこのモデルは、サービスの細切れな提供に終始しがちな、現在の精神障害者領域の支援にも有効であることを明らかにしていく。
  • 著者について

    加納 光子 (カノウ ミツコ)
    2017年10月現在大阪ソーシャルサポートシステム研究所代表

改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち-萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル (MINERVA 社会福祉叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:加納 光子(著)
発行年月日:2017/10/10
ISBN-10:4623081435
ISBN-13:9784623081431
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:362ページ
縦:22cm
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