慟哭の海峡(角川文庫) [文庫]
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慟哭の海峡(角川文庫) [文庫]

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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2017/11/25
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慟哭の海峡(角川文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    太平洋戦争時、“輸送船の墓場”と称され、10万を超える日本兵が犠牲になったとされる「バシー海峡」。アンパンマンの作者である、やなせたかしの弟も犠牲者の一人だ。一方、“魔の海峡”から12日間の漂流を経て奇跡の生還を遂げた若者もいた。彼は死んだ戦友の鎮魂のために海峡が見える丘に長い歳月の末に、ある寺院を建てた。「生」と「死」の狭間で揺れ、自己犠牲を貫いた男たち。今、明かされる運命の物語。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 碧き波涛(撃沈;内蒙古から南方へ;狂い死にする兵たち;奇跡の救出;バシーに沈む駆逐艦;南国の気風を受け継いで;青春の京都土佐塾;海軍少尉・柳瀬千尋;魔の海峡;訪れた悲報)
    第2部 鎮魂の海(国破れて山河あり;鎮魂への執念;漫画家やなせたかし;姿を現わした潮音寺;アニメ「アンパンマン」の誕生;荒れ果てた寺院;永遠のヒーロー)
  • 内容紹介

    2013年10月、2人の老人が死んだ。

    1人は大正8年生まれの94歳、もう1人はふたつ下の92歳だった。2人は互いに会ったこともなければ、お互いを意識したこともない。まったく別々の人生を歩み、まったく知らないままに同じ時期に亡くなった。

    太平洋戦争(大東亜戦争)時、“輸送船の墓場"と称され、10万を超える日本兵が犠牲になったとされる「バシー海峡」。2人に共通するのは、この台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡に「強い思いを持っていたこと」だけである。1人は、バシー海峡で弟を喪ったアンパンマンの作者・やなせたかし。もう1人は、炎熱のバシー海峡を12日間も漂流して、奇跡の生還を遂げた中嶋秀次である。

    やなせは心の奥底に哀しみと寂しさを抱えながら、晩年に「アンパンマン」という、子供たちに勇気と希望を与え続けるヒーローを生み出した。一方、中嶋は死んだ戦友の鎮魂のために戦後の人生を捧げ、長い歳月の末に、バシー海峡が見渡せる丘に「潮音寺」という寺院を建立する。

    膨大な数の若者が戦争の最前線に立ち、そして死んでいった。2人が生きた若き日々は、「生きること」自体を拒まれ、多くの同世代の人間が無念の思いを呑み込んで死んでいった時代だった。

    異国の土となり、蒼い海原の底に沈んでいった大正生まれの男たちは、実に200万人にものぼる。隣り合わせの「生」と「死」の狭間で揺れ、最後まで自己犠牲を貫いた若者たち。「アンパンマン」に込められた想いと、彼らが「生きた時代」とはどのようなものだったのか。

    “世紀のヒーロー"アンパンマンとは、いったい「誰」なのですか――? 今、明かされる、「慟哭の海峡」をめぐる真実の物語。

    図書館選書
    太平洋戦争時、20万人とも言われる犠牲者を生んだ台湾~フィリピン間のバシー海峡。生き延びたある人は私財を投げ打ち慰霊を続け、亡くなった人の中には「アンパンマン」作者やなせたかしの弟もいた――。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    門田 隆将(カドタ リュウショウ)
    1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。戦争、事件、司法、スポーツ等、幅広いジャンルでノンフィクションを執筆。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で山本七平賞受賞
  • 著者について

    門田 隆将 (カドタ リュウショウ)
    1958年(昭和33年)、高知県生まれ。中央大学法学部卒。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなど幅広い分野で活躍。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』(新潮文庫)、『太平洋戦争 最後の証言』(第一部~第三部・角川文庫)、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(PHP研究所)、『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』(角川書店)など。

慟哭の海峡(角川文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:門田 隆将(著)
発行年月日:2017/11/25
ISBN-10:4041061628
ISBN-13:9784041061626
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:437ページ
縦:15cm
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