僕とおじさんの朝ごはん(中公文庫) [文庫]

僕とおじさんの朝ごはん(中公文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ケータリング業者の水島健一は何事にも無気力な四十四歳。病死に見せかけ楽に死ねる「薬」の都市伝説に翻弄される人々を横目に、手抜き調理で依頼をこなす日々だ。しかし、生意気な少年・英樹との出会いが健一の料理を変えていく。それと同時に「薬」の噂とも向き合うようになるが…。真摯に生きることを拒んできた大人と、生死をまっすぐに見つめる少年の交流が胸をうつ感動長篇。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  桂 望実(カツラ ノゾミ)
  １９６５年、東京都生まれ。大妻女子大学卒業。会社員、フリーライターを経て、２００３年『死日記』で「作家への道！」優秀賞を受賞し、デビュー

• 内容紹介

  無気力に生きるケータリング業者の水島健一。先輩の忠告も、派遣先で問われる不可解な薬の存在も軽く受け流してきたのだが、ある少年と出会い、それらと真面目にかかわらざるを得なくなる――。少年が最後に下した決断に、水島はどう向き合うのか！　傑作感動長篇。

僕とおじさんの朝ごはん(中公文庫) [文庫] の商品スペック