煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 [単行本]
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煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 [単行本]

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出版社:ぷねうま舎
販売開始日: 2017/10/28
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煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロッパの一般大衆は、死と死後の世界をどのようにイメージしていたのだろうか。一三世紀から一六世紀にかけて、煉獄の誕生をみた中世は、死後世界をめぐってさまざまな表象と物語を生み、それはペストの惨劇をくぐってさらに多様化する。現世蔑視、魂と肉体の対話、往生術、死後世界探訪譚、死の舞踏という死の文学のモチーフにおいて煉獄が果たした役割とはなんだったのか。自国語による説教、教化文学、壁画、ステンドグラス、時祷書、装飾写本などを図像とともに広く渉猟し、人々の心性に浸透してその死生観の根となった要素を掘り起こす。
  • 目次

     目 次
     序章 ヨーロッパ中世の死生観を考えるためのいくつかの前提
    第1章 死とむきあう──現世蔑視と現世無常
    第2章 死を飼いならす──煉獄の役割と死後の保険
    第3章 死と対面する──いまわの際のドラマ
    第4章 死後を生きる──死後世界の探訪と表象
     終章 死の変容──薄く引き延ばされた死
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松田 隆美(マツダ タカミ)
    1958年生まれ。専攻、イングランドを中心としたヨーロッパ中世文学。一般大衆の心性に浸透した世界観・死生観を中世写本のテクストと挿絵の両面から探求。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了、ヨーク大学大学院博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授
  • 出版社からのコメント

    書下し・死を生きるヨーロッパ中世。煉獄とは何だったのか、煉獄と地獄の図絵、99点収録。聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロ…
  • 内容紹介

     煉獄と地獄の図絵、99点収録。聖職者・知識階級ではなく、中世ヨーロッパの一般大衆は死と死後の世界をどのようにイメージしていたのだろうか。
     13~16世紀、黒死病(ペスト)の惨劇をくぐった中世は、死後世界をめぐってさまざまな表象と物語を生み、やがては煉獄の誕生をみる。往生術、死後世界探訪譚、死の舞踏という死の文学のモチーフにおいて煉獄が果たした役割とは何だったのか。
     説教、教化文学、壁画、ステンドグラス、時禱書、装飾写本などを図像とともに広く渉猟し、人々の心性に浸透してその死生観の根となった要素を掘り起こす。
  • 著者について

    松田隆美 (マツダタカミ)
    1958年生まれ。専攻、ヨーロッパ中世文学。中世写本のテクストと挿絵との関係を中心に、一般大衆の心性に浸透した世界観・死生観を探求。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了、ヨーク大学大学院博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。著書:『ヴィジュアル・リーディング──西洋中世におけるテクストとパラテクスト』(2010)、編著:『貴重書の挿絵とパラテクスト』(2012)、『書物の来歴、読者の役割』(2013)、『世界を読み解く一冊の本』(2014)ほかがある。

煉獄と地獄―ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ぷねうま舎
著者名:松田 隆美(著)
発行年月日:2017/10/25
ISBN-10:4906791743
ISBN-13:9784906791743
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:294ページ ※269,25P
縦:20cm
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