兼好法師―徒然草に記されなかった真実(中公新書) [新書]
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兼好法師―徒然草に記されなかった真実(中公新書) [新書]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2017/11/21
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兼好法師―徒然草に記されなかった真実(中公新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれた。六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後、出家して「徒然草」を著す―。この、現在広く知られる彼の出自や経歴は、兼好没後に捏造されたものである。著者は同時代史料をつぶさに調べ、鎌倉、京都、伊勢に残る足跡を辿りながら、「徒然草」の再解釈を試みる。無位無官のまま、自らの才知で中世社会を渡り歩いた「都市の隠者」の正体を明らかにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 兼好法師とは誰か
    第2章 無位無官の「四郎太郎」―鎌倉の兼好
    第3章 出家、土地売買、歌壇デビュー―都の兼好(一)
    第4章 内裏を覗く遁世者―都の兼好(二)
    第5章 貴顕と交わる右筆―南北朝内乱時の兼好
    第6章 破天荒な家集、晩年の妄執―歌壇の兼好
    第7章 徒然草と「吉田兼好」
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小川 剛生(オガワ タケオ)
    1971年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒業、同大学院博士課程中退。熊本大学助教授、国文学研究資料館助教授、2007年准教授、09年慶應義塾大学文学部准教授を経て、16年より教授。2006年、『二条良基研究』で角川源義賞受賞
  • 内容紹介

    兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれ、六位蔵人を経て左兵衛佐として天皇に仕えた後、出家して徒然草を著した。――現在広く知られる彼の出自や経歴は、兼好歿後に捏造されたものである。筆者は同時代史料をつぶさに調べ、兼好の足跡を辿るとともに、徒然草の再解釈を試みた。鎌倉、京都、伊勢をゆく兼好の視点から、中世社会に新たな光を投げかける。
  • 著者について

    小川 剛生 (オガワガタケオ)
    1971年(昭和46年)生まれ.慶應義塾大学文学部卒業.国文学研究資料館文献資料部助教授,准教授,慶應義塾大学文学部准教授などを経て,2016年より慶應義塾大学文学部教授.著書 『二条良基研究』(笠間書院,角川源義賞受賞),『足利義満』(中公新書),『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫)など.

兼好法師―徒然草に記されなかった真実(中公新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:小川 剛生(著)
発行年月日:2017/11/25
ISBN-10:412102463X
ISBN-13:9784121024633
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:244ページ
縦:18cm
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