日中終戦と戦後アジアへの展望 (日中戦争の国際共同研究<6>) [単行本]
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日中終戦と戦後アジアへの展望 (日中戦争の国際共同研究<6>) [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/11/09
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日中終戦と戦後アジアへの展望 (日中戦争の国際共同研究<6>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日中終戦のグローバルなインパクトとその遺産。中国はどう変容し、どのように再建の道をたどったのか。中国周縁や東南アジアに何をもたらしたのか。日本の戦後構想や戦争収拾のプロセスは何を物語るのか。
  • 目次

    『日中戦争の国際共同研究』(第6巻)に寄せて

    総論 日中終戦と戦後アジアへの展望   編者

      第1部 日中終戦と戦後構想

    第1章 太平洋戦争末期における日本の対中和平構想   戸部良一
     はじめに
     一 重慶「政治」工作
     二 小磯内閣の対中和平案
     三 南京政権への「信義」
     おわりに

    第2章 戦争末期の日中戦争と日ソ関係
    ――「日中ソ」提携構想をめぐって   波多野澄雄
     はじめに
     一 国共関係の変化と対ソ政策
     二 重光外相と「容共」問題
     三 日中ソ提携構想
     四 もう1つの和平論
     五 広田・マリク会談と日中ソ提携構想
     おわりに

    第3章 韓国臨時政府の本国帰還問題に対する中国国民政府の対応
    ――終戦前後における東北アジア国際秩序再構築の一側面
    裴京漢(丸田孝志訳)
     はじめに
     一 戦争終結前の国民政府の対韓国政策構想
     二 戦後韓国臨時政府の本国帰還問題と国民政府の立場
     おわりに

    第4章 国共内戦下の戦後日中提携
    ――支那派遣軍と国民政府   加藤聖文
     はじめに
     一 ポツダム宣言受諾と「対支処理要綱」
     二 支那派遣軍と国民政府の接近
     三 日本人の留用と送還
     おわりに

    第5章 台湾における日本人墓地および遺骨の処理問題   浜井和史
     はじめに
     一 復員・引揚げ時における遺骨処理
     二 戦後における日本人墓地および遺骨の状況と日本政府の対応
     三 日本人墓地および遺骨をめぐる日台交渉とその帰結
     おわりに
     
      第2部 中国の変動

    第6章 戦後中国における憲政への移行と警管区制   吉見 崇
     はじめに
     一 警管区制と自由・憲政
     二 上海市警察局が主張する警管区制 
     三 アメリカ型の警察制度としての警管区制 
     四 警管区制をめぐる対立のゆくえ
     おわりに

    第7章 戦後中国の税政と工商同業公会
    ――上海の貨物税制度を素材に   金子 肇
     はじめに
     一 戦後上海の貨物税制度――1946年「貨物税条例」を対象に
     二 貨物税稽徴業務と工商同業公会の反発
     おわりに

    第8章 1940-50年代の中国経済と日中関係   久保 亨
     はじめに
     一 大戦終結前後の中国経済と日中経済関係――1940年代
     二 1950年代の貿易構造と対外依存症
     三 対外依存症克服の努力――1940-50年代
     四 1950年代の日中経済関係
     おわりに

    第9章 国民党政権と南京・重慶『中央日報』
    ――戦時から戦後にかけての自立化傾向   中村元哉
     はじめに
     一 制度と政策から見た南京・重慶『中央日報』
     二 ジャーナリズム学と南京・重慶『中央日報』の人事
     三 国民党政権と南京・重慶『中央日報』社論
     四 『中央日報』の経営自立化への道程
     おわりに

    第10章 リベラル派知識人の国際情勢観
    ――1945年前後を中心に   水羽信男
     はじめに
     一 国際情勢認識(1)――政治的な側面
     二 国際情勢認識(2)――思想的な観点から
     おわりに

    第11章 錯綜する願い
    ――国民政府教育部に寄せられた学生の手紙から
    アーロン・W ・ムーア(李仁哲訳)
     はじめに
     一 若者の動員と国民党の革命的伝統
     二 中断された生活――教育部への陳情
     おわりに――浪費された資源と失われた青春

      第3部 東南アジアの変動

    第12章 戦争・民族・国家
    ――抗戦前後における雲南土司の苦境と選択:1942-1952
    呉啓訥(藤井元博訳)
     はじめに
     一 苦境と伝統のつながり
     二 保家、保族のための抗戦参加
     三 切迫した危機の消失と旧来の苦境の再来
     ――国民政府および土司の選択と妥協
     四 新たな主人との対面
     ――人民共和国成立期における歴史的慣性と最終的な転換
     おわりに

    第13章 重慶国民政府のビルマ国境政策と軍事占領 1942-1945
    藤井元博
     はじめに
     一 ビルマ反攻以前における重慶政府の国境問題意識
     二 民族問題への波及
     三 土司をめぐる中英間の対立
     四 再占領と管轄権をめぐる議論
     五 イギリス植民地側から見た国境問題
     おわりに

    第14章 日中終戦前後の国民政府と東南アジア
    ――重慶当局の戦後ラオスに対する構想および実践を中心に
    王文隆(柳英武訳)
     はじめに
     一 三・九クーデタ(仏印処理)前の中華民国とラオスの関係
     二 中泰回廊開拓の構想
     三 三・九クーデタ(仏印処理)より占領降伏まで
     おわりに

    特論  南京大虐殺と難民の宗教生活   張連紅(土肥歩訳)
     はじめに
     一 南京大虐殺時期のキリスト教コミュニティ
     二 難民収容所における宗教活動
     三 難民のキリスト教認識の変化
     四 宗教の違いを超えて
     おわりに


    あとがき   波多野澄雄・久保亨・中村元哉
    編者・執筆者紹介/訳者紹介
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    波多野 澄雄(ハタノ スミオ)
    国立公文書館アジア歴史資料センター長・筑波大学名誉教授

    久保 亨(クボ トオル)
    信州大学人文学部教授

    中村 元哉(ナカムラ モトヤ)
    津田塾大学学芸学部教授
  • 出版社からのコメント

    1945年の日中終戦のグローバルなインパクトとその遺産を、日本・中国・台湾・韓国・英国の研究者が多角的に分析する。
  • 内容紹介

    ▼日中戦争をとらえなおす国際共同研究シリーズ第6巻。

    ▼1945年の日中終戦のグローバルなインパクトとその遺産を、
    ・終戦にともなう国際秩序の再編と戦後構想の展開、さらに東アジアに与えた影響、
    ・日中戦争を通じた中国の変容と、戦後中国の政治経済の再建に与えた影響、
    ・中国の辺境と東南アジア地域がどのように変化したか、
     という側面から、日本・中国・台湾・韓国・英国の研究者が多角的に分析する。
  • 著者について

    波多野 澄雄 (ハタノ スミオ)
    波多野 澄雄
    国立公文書館アジア歴史資料センター長、筑波大学名誉教授。
    1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。専門分野は日本外交史。主要著作に、『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、1996年)、『歴史としての日米安保条約』(岩波書店、2010年)、『国家と歴史―戦後日本の歴史問題』(中央公論新社、2011年)など。

    久保 亨 (クボ トオル)
    久保 亨
    信州大学人文学部教授。
    1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退、修士(社会学)。専門分野は中国近現代史。主要著作に、『戦間期中国〈自立への模索〉―関税通貨政策と経済発展』(東京大学出版会、1999年)、『戦間期中国の綿業と企業経営』(汲古書院、2005年)、『シリーズ中国近現代史(4) 社会主義への挑戦:1945-1971』 (岩波新書、2011年)、など。

    中村 元哉 (ナカムラ モトヤ)
    中村 元哉
    津田塾大学学芸学部教授。
    1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門分野は中国近現代史、東アジア国際関係論。主要著作に、『戦後中国の憲政実施と言論の自由1945-49』(東京大学出版会、2004年)、『講座東アジアの知識人5―さまざまな戦後』(共著、有志舎、2014年)、『対立と共存の日中関係史―共和国としての中国』(講談社、2017年)、など。

日中終戦と戦後アジアへの展望 (日中戦争の国際共同研究<6>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:波多野 澄雄(編)/久保 亨(編)/中村 元哉(編)
発行年月日:2017/11/15
ISBN-10:4766424867
ISBN-13:9784766424867
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:22cm
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