北条氏康の妻 瑞渓院―政略結婚からみる戦国大名(中世から近世へ) [単行本]

北条氏康の妻 瑞渓院―政略結婚からみる戦国大名(中世から近世へ) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  大名家の正妻の在り方を問い直す。名門今川家で寿桂尼の子として生まれ、北条氏康に嫁いだ女性。その生い立ちは、関東最大の大名北条家の歩みにどう影響をしたのか。当主中心の歴史とは異なる視点から、戦国大名家の具体像に迫る。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  はじめに　合戦や外交だけでは見えない大名家の実像
  第１章　実家・今川家の人びと（名家・今川家の生まれ
  クーデターで今川家当主となった父・今川氏親　ほか）
  第２章　夫・氏康と子どもたち（北条氏康に嫁ぐ
  北条家は今川家と同等になる　ほか）
  第３章　北条と今川の狭間で（今川氏輝・彦五郎の急死
  「花蔵の乱」の勃発　ほか）
  第４章　北条家の御前様（御前様として
  相次ぐ子どもたちの婚儀　ほか）
  第５章　子どもたちとの別れ（御太方様になる
  早川殿との別離　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  黒田 基樹(クロダ モトキ)
  １９６５年東京都生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士（日本史学）。専門は日本中世史。駿河台大学教授

• 出版社からのコメント

  名門今川家の出にして、関東最大の戦国大名・北条氏康の正妻。彼女を中心とした婚姻関係が北条家の動向に及ぼした影響をたどる。

北条氏康の妻 瑞渓院―政略結婚からみる戦国大名(中世から近世へ) の商品スペック