三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書]
    • 三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書]

    • ¥2,20066 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009002879089

三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書]

価格:¥2,200(税込)
ゴールドポイント:66 ゴールドポイント(3%還元)(¥66相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2017/12/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『アンチ・オイディプス』(一九七二年)、『千のプラトー』(一九八〇年)、そして『哲学とは何か』(一九九一年)。哲学者ジル・ドゥルーズは、人々を震撼せしめた『差異と反復』と『意味の論理学』を経て、なぜ精神科医フェリックス・ガタリとの共同作業に取り組んだのか?ドゥルーズ=ガタリ名義で書かれた三部作に通底するテーマを精緻な分析と大胆な読解によって明らかにする。今こそ読み返すべき20世紀の古典!
  • 目次

     序 論 三つの革命
    1 一つの戦略、三つの戦術
    2 ドゥルーズとドゥルーズ=ガタリ
    3 各章の構成
    第一部 『アンチ・オイディプス』
     第一章 切断と主体集団の形成
    1 欲望諸機械と欲望的生産
    2 オイディプス化と欲望的生産の抑圧
    3 切断とその切断
     第二章 プロレタリアによる階級闘争
    1 六八年五月からロシア革命へ
    2 利害から欲望へ
    3 切断の切断、その二つの体制
    4 なぜ欲望なのか
    5 プロレタリアートから分裂者へ
     補論 分裂分析と新たな主観性/主体性の生産
    1 ラカン的「構造」から「欲望機械」へ
    2 分裂分析とは何か
    3 第二次分節から第三次分節へ
    4 分裂分析と革命的切断
    5 新たな集団的主観性/主体性の生産
    第二部 『千のプラトー』
     第一章 リゾームと横断性
    1 リゾームとは何か
    2 『千のプラトー』の権力理論
    3 資本、国家、戦争機械
     第二章 マイノリティによる公理闘争
    1 プロレタリアートからマイノリティへ
    2 公理闘争から生成変化へ
    3 生成変化とは何か
    4 実践としての分裂分析
    5 万人による革命性への生成変化
     補論 エイハブの恥辱か、フェダラーの勇気か
    1 逃走線と自由
    2 勇気か、恥辱か
    3 外を内へと折り畳むこと、あるいは主体化
    4 周縁者の危険
    第三部 『哲学とは何か』
     第一章 マジョリティによる政治哲学
    1 マジョリティであることの恥辱
    2 人権、NGO、ハイデガー問題
    3 大地、革命、哲学
    4 NGOからプラトン的演劇へ
     第二章 革命、熱狂、概念
    1 「革命とは何か」
    2 六八年五月と「耐え難いもの」
    3 「近代性とは何か」
     結 論 分裂分析と私たち
    1 分裂分析としての政治哲学
    2 今日の日本における三つの戦線
    3 プレカリアートによる階級闘争
    4 市民による反ファシズム闘争
    5 福島住民/琉球民族による人権闘争
    6 絶望と政治哲学
  • 出版社からのコメント

    ドゥルーズ=ガタリの主要三著作は、ただ一つの革命戦略を実現するための三つの戦術を提起している。前人未到の画期的論考!
  • 内容紹介

    20世紀を代表する哲学者ジル・ドゥルーズは精神科医フェリックス・ガタリとの協同作業を試み、『アンチ・オイディプス』(1972年)、『千のプラトー』(1980年)、そして『哲学とは何か』(1991年)という三つの著作を残した。これら三冊を貫くただ一つの課題とは何だったのか? 資本主義を打倒し、「革命」を実現するための三つの戦術。精緻な読解を経て、今日の情勢下での有効性を問う、21世紀のスタンダード!


    20世紀を代表する哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95年)は、『差異と反復』(1968年)と『意味の論理学』(1969年)という前代未聞の著作を公刊したあと、精神科医であるフェリックス・ガタリ(1930-92年)との協同作業に挑んだ。その成果は『アンチ・オイディプス』(1972年)と『千のプラトー』(1980年)という世間を驚愕させる著作を生み出す。その後、単独での執筆に戻り、映画を扱った全2冊の『シネマ』(1983年、1985年)、ライプニッツ論である『襞』(1988年)を発表したドゥルーズが最晩年になって、もう一度、ガタリとの共著を世に問うた。それが『哲学とは何か』(1991年)である。
    とりわけ『アンチ・オイディプス』は日本でも多くの読者を獲得し、雑誌の特集号や入門書も続々出版されてブームを巻き起こした。そうして「スキゾ」、「リゾーム」、「器官なき身体」といったキーワードが人口に膾炙するようになって、すでに久しい。だが、ドゥルーズ=ガタリが残した三つの著作を一貫した視座から読む、ということは今に至るまでなされていない。本書は、この前人未到の課題に挑むべく、気鋭の研究者が執筆したものである。
    三冊を貫くただ一つの課題とは何だったのか?──それが「革命」にほかならない。資本主義を打倒すること。その目標のために、その時々の情勢に応じた戦術を提示すること。つまり、ドゥルーズ=ガタリはただ一つの革命「戦略」を実現するために、三つの革命「戦術」を示した。それは今日の情勢、とりわけ2011年以降の日本の情勢の下でも有効性をもちうるのか? 精緻なテクスト読解を経た本書は、このきわめて今日的な課題を試みる。
    21世紀を生き抜くために不可欠な思考が、ここにある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 嘉幸(サトウ ヨシユキ)
    1971年、京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)取得。パリ第一〇大学大学院認識・文化研究科哲学専攻修了。博士(哲学)取得。現在、筑波大学人文社会科学研究科准教授。専門は、フランス現代思想、権力理論

    廣瀬 純(ヒロセ ジュン)
    1971年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は、映画論、現代思想
  • 著者について

    佐藤 嘉幸 (サトウ ヨシユキ)
    1971年、京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)取得。パリ第10大学大学院認識・文化研究科哲学専攻修了。博士(哲学)取得。現在、筑波大学人文社会科学研究科准教授。専門は、フランス現代思想、権力理論。主な著書に、『権力と抵抗』(人文書院)、『新自由主義と権力』(人文書院)、『脱原発の哲学』(田口卓臣との共著、人文書院)ほか。主な訳書に、ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』(共訳、月曜社)、『権力の心的な生』(共訳、月曜社)、ミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』(水声社)ほか。

    廣瀬 純 (ヒロセ ジュン)
    1971年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。パリ第3大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は、映画論、現代思想。主な著書に、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社)、『シネキャピタル』(洛北出版)、『アントニオ・ネグリ 革命の哲学』(青土社)、『暴力階級とは何か』(航思社)ほか。主な訳書に、トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』(共訳、月曜社)、アントニオ・ネグリ『未来派左翼』(NHKブックス)ほか。

三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:佐藤 嘉幸(著)/廣瀬 純(著)
発行年月日:2017/12/11
ISBN-10:4062586673
ISBN-13:9784062586672
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:347ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 三つの革命―ドゥルーズ=ガタリの政治哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!