アレクシス―あるいは空しい戦いについて・とどめの一撃 [単行本]
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アレクシス―あるいは空しい戦いについて・とどめの一撃 [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2017/12/14
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アレクシス―あるいは空しい戦いについて・とどめの一撃 の 商品概要

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    アレクシス―あるいは空しい戦いについて;とどめの一撃
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ユルスナール,マルグリット(ユルスナール,マルグリット/Yourcenar,Marguerite)
    1903年ベルギーのブリュッセルで、フランス貴族の末裔である父とベルギー名門出身の母とのあいだに生まれる。本名マルグリット・ド・クレイヤンクール。生後まもなく母を失い、博識な父の指導のもと、もっぱら個人教授によって深い古典の素養を身につける。1939年、第二次世界大戦を機にアメリカに渡る。51年にフランスで発表した『ハドリアヌス帝の回想』で、内外の批評家の絶賛をうけ国際的な名声を得た。68年、『黒の過程』でフェミナ賞受賞。80年、女性初のアカデミー・フランセーズ会員となる。87年、アメリカ・メイン州のマウント・デザートにて死去

    岩崎 力(イワサキ ツトム)
    1931‐2015。フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。東京大学教養学部大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。1971‐72年パリ第七大学講師。1986‐88年パリ国際大学都市日本館館長
  • 出版社からのコメント

    静謐な思索の流れのあいだに激情を透かし見せる、一人称の物語。初期を代表する二篇と略年譜を収録。巻末エッセイ堀江敏幸。
  • 内容紹介

    ユルスナール没後30年記念
     ユルスナール(1903-87)が「自作」と認めた最初の作品である『アレクシス』と、36歳のときに刊行された『とどめの一撃』。作家が『ハドリアヌス帝の回想』で世界的な名声を得る以前の、初期の代表作2篇をセレクトした。
     ボヘミアの若い音楽家であるアレクシスが、「せめて自分自身の道徳には悖らぬよう」生きるべく、妻モニックのもとを去るために書き残した手紙の形をとった『アレクシス』。ユルスナールはこの中篇について後年のインタビューで、リルケの強い影響のもとで書かれたと語っている。いっぽうの『とどめの一撃』は、ロシア革命と大戦によって孤立したバルト海沿岸の片田舎を舞台に、三つ子のような三者による愛の悲劇を描いたものだが、実際に起こった出来事に着想を得たという。
     物語はいずれも主人公の声で語られるが、その「意志的に抑制した語調とほとんど抽象的な文体」は微妙なほのめかしに満ちており、須賀敦子氏はこれを『ユルスナールの靴』のなかで、「木陰のような、深い陰翳の気配がある」と評した。
     ユルスナール・セレクション3に収められた堀江敏幸氏のエッセイを巻末に再録。略年譜付き。
  • 著者について

    マルグリット・ユルスナール (ユルスナール)
    1903年ベルギーのブリュッセルで、フランス貴族の末裔である父とベルギー名門出身の母とのあいだに生まれる。本名マルグリット・ド・クレイヤンクール。生後まもなく母を失い、博識な父の指導のもと、もっぱら個人教授によって深い古典の素養を身につける。1939年、第二次世界大戦を機にアメリカに渡る。51年にフランスで発表した『ハドリアヌス帝の回想』で、内外の批評家の絶賛をうけ国際的な名声を得た。68年、『黒の過程』でフェミナ賞受賞。80年、女性初のアカデミー・フランセーズ会員となる。母・父・私をめぐる自伝的三部作〈世界の迷路〉――『追悼のしおり』(1974)、『北の古文書』(1977)、『何が? 永遠が』(1988)――は、著者のライフワークとなった。主な著書は他に『東方綺譚』(1938)、『三島あるいは空虚のビジョン』(1981)など。87年、アメリカ・メイン州のマウント・デザート島にて死去。

    岩崎 力 (イワサキ ツトム)
    1931-2015。フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。東京大学教養学部大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。1971-72年パリ第七大学講師。1986-88年パリ国際大学都市日本館館長。著書に『ヴァルボワまで 現代文学へのオベリスク』。訳書にマルグリット・ユルスナール『黒の過程』『流れる水のように』『目を見開いて』『世界の迷路Ⅰ 追悼のしおり』、クロード・シモン『歴史』、フィリップ・ソレルス『公園』『ドラマ』『黄金の百合』『ゆるぎなき心』、ジョージ・D・ペインター『マルセル・プルースト――伝記』、ヴァレリー・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』『幼なごころ』、ロラン・バルト『作家ソレルス』(共訳)、スーザン・ソンタグ『アルトーへのアプローチ』ほか多数。

アレクシス―あるいは空しい戦いについて・とどめの一撃 の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:マルグリット ユルスナール(著)/岩崎 力(訳)
発行年月日:2017/12/30
ISBN-10:4560095922
ISBN-13:9784560095928
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:250ページ
縦:20cm
その他: 原書名: ALEXIS OU LE TRAIT´E DU VAIN COMBAT,LE COUP DE GR^ACE〈Yourcenar,Marguerite〉
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