ほんとはものすごい幕末幕府―消し去られた江戸幕末史と明治維新(じっぴコンパクト新書) [新書]

ほんとはものすごい幕末幕府―消し去られた江戸幕末史と明治維新(じっぴコンパクト新書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  江戸幕府の政治は行き詰まって失敗した、それを打倒した薩摩や長州が正しいとする明治維新史観。歴史の教科書で当たり前のように刷り込まれた、幕末の江戸幕府のイメージは正しいのか？幕府の組織、人材登用術、現在の政府では閣僚にあたる大老・老中の能力、外交や朝廷との関係、軍備を知るとわき起こる「こんなに強くてどうして滅びた？」との疑問…。江戸幕府崩壊の真実に迫る！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　すごい組織―幕末幕府の体制（幕府を中心とした磐石な「中央集積体制」―幕藩体制の全容
  薩長に恐れられた「最後の将軍」の才覚―徳川慶喜の真実　ほか）
  ２　すごい人材―幕末幕府の閣僚（水野忠邦―じつは功労者だった！
  阿部正弘―開国に舵を切った穏便派　ほか）
  ３　すごい外交・軍備―幕末幕府の海防（「ひたすら打ち払うだけ」ではなかった！外国船への対応にみる柔軟な外交戦略
  国際社会へ華々しくデビューした海外使節団のメンバー　ほか）
  ４　そんな幕府が、なぜ滅亡したのか？（歴史に存在する不思議の負け
  「幕末幕府」を見直す　幕末の始点―天保改革　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  野口 武彦(ノグチ タケヒコ)
  １９３７年東京生まれ。作家、文芸評論家、神戸大学名誉教授。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院博士課程中退。ハーバード大学イエンチン研究所客員研究員、プリンストン大学極東言語学部客員教授、ブリティシュ・コロンビア大学アジア学部客員教授を歴任

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