「読む力」はこうしてつける 増補版 [単行本]
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「読む力」はこうしてつける 増補版 [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2017/12/15
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「読む力」はこうしてつける 増補版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「優れた読み手が使っている方法」を紹介・解説。増補「読み書き」はなぜ重要なのか。
  • 目次

    はじめに 1

    増補 「読み書き」はなぜ重要なのか 3

    パート1 読む力がつく教え方・学び方 31

    第1章 読むとは 33

    ① 読むことが可能にしてくれることは? 35
     ① 多様な満足 35
     ② 人とのコミュニケーション 36
     ③ 知識や情報(や体験)の獲得 36
     ④ 読む力と書く力の向上 37
     ⑤ 思考力の向上 37
     ⑥ 態度面の成長 37
     ⑦ 生きる糧 38
     ⑧ その他 38
    ② 読むことを通じて身に着けさせたいことは? 39
     ① 楽しむ、よく読む 39
     ② 感じる、想う、考える 40
     ③ 知識や情報を得て活用する 40
     ④ 理解する 40
     ⑤ 本を共有し、語りあう 41
     ⑥ 行動や問題解決につなげる 41
    ③ そもそも、なぜ読むの? 41
     ① 楽しむため・豊かにするため 41
     ② 生きるため、成長するため 42
     ③ 人とつながるため 43
    ④ あなたにとって「読む」とは? 44

    第2章 これまでの教え方 46

    ① テストによってもたらされた「正解あてっこゲーム」 47
    ② 表面的な理解に焦点を当てているこれまでの教え方 49
    ③ 教科書の存在 50
    ④ 教科書と教師主導の授業では、子ども達は従うだけ 52
    ⑤ 読むことの妨げになっている要因 52

    第3章 反応をベースにした読み 54

    ① 読むという行為は読み手とテキストの共同作業 55
    ② 著者ですら意味をつくり出す体験をする 57
    ③ 読むことはダイナミックなプロセス 59
    ④ 反応から出発し、それを共有することで理解を深める 60

    第4章 これからの教え方 63

    ① 自立した読み手を育てる効果的な方法はあるのか? 63
    ② 自立した読み手を育てるリーディング・ワークショップ 64
    ③ リーディング・ワークショップが成功する要因 67
     ① 時間の確保 67
     ② 二つの枠組み 67
     ③ 読む本の選択 70
     ④ しっかりと教える 71
     ⑤ 反応・フィードバック 71
     ⑥ 「読み」のクラブのような関係を築く 72
     ⑦ 評価 73
     ⑧ 何よりも楽しいこと 73
    ④ 「学びの原則」をすべて押えているリーディング・ワークショップ 74

    第5章 効果的な学び方・教え方 80

    ① ナチュラル・ラーニング(自然学習)モデル 81
    ② 責任の移行モデル 82
    ③ 「優れた読み手が使っている方法」を身に着けるための六つのアプローチ 84
     ① 読み聞かせ 85
     ② 考え聞かせ 87
     ③ 教師が見本を示す 88
     ④ 子ども達に試してもらいながら進める 90
     ⑤ カンファランス 92
     ⑥ 共有 93
    ④ 教える際の効果的な媒体としての絵本 94

    パート2 優れた読み手が使っている方法 97

    第6章 関連づける 99

    レッスン1 どれだけ知っていることを挙げられるか 102
    レッスン2 関連づけることは様々 103
    レッスン3 自分と関連づけたことを「考え聞かせ」する 103
    レッスン4 ペアか小グループで自分との関連づけの練習 104
    レッスン5 各自で自分との関連づけの練習 105
    レッスン6 本と本を関連づける 105
    レッスン7 本と世界を関連づける 106
    レッスン8 私にとっての一番強いつながり 107
    レッスン9 すでに知っていたことと新しく学んだこと 107
    レッスン10 ノンフィクションの本を使って「つながり」探し 109
    レッスン11 ふりかえり 110

    第7章 質問する 111

    レッスン1 質問・質問・質問 115
    レッスン2 これ何? 116
    レッスン3 絵本のイラストで質問を考える 117
    レッスン4 教師の「考え聞かせ」で質問づくりの見本を示す 118
    レッスン5 子ども達が質問づくりの練習 121
    レッスン6 各自で質問づくりの練習 121
    レッスン7 詩を使った質問づくりの練習 121
    レッスン8 気付いたこと、つながり、疑問・質問 123
    レッスン9 マインド・マップを使った質問づくり 125
    レッスン10 質問への答え探しと、質問づくりをしながら読む 126
    レッスン11 質問や疑問の答はどこにあるのか? 127
    レッスン12 ふりかえり 127

    第8章 イメージを描く 128

    レッスン1 言葉からイメージを描く 130
    レッスン2 聞いたことをイメージする 130
    レッスン3 考え聞かせでイメージするのを実際に見せる 131
    レッスン4 「絵を見せないで読み聞かせ」対「絵を見せて読み聞かせ」 132
    レッスン5 詩からイメージを描く 132
    レッスン6 ペア読書やブッククラブでイメージを共有 133
    レッスン7 小説の配役を考える 134
    レッスン8 お気に入りの本の販売促進用のチラシをつくる 134
    レッスン9 ふりかえり 134

    第9章 推測する 136

    レッスン1 写真から推測する 139
    レッスン2 文字なし絵本からストーリーをつくる 140
    レッスン3 事実・質問・推測 140
    レッスン4 本の探偵になる 142
    レッスン5 分からない言葉を推測する 142
    レッスン6 主人公の気持ちや想いを推測する 144
    レッスン7 ふりかえり 145

    第10章 何が大切かを見極める 146

    レッスン1 無人島で半年間暮らす 148
    レッスン2 先生の財布 148
    レッスン3 何を知りたい? 149
    レッスン4 大切な点を選ぶ 150
    レッスン5 書き手にとって大切なことは? 151
    レッスン6 書き手があえて書かない点を指摘する 152
    レッスン7 フィクションとノンフィクションの違い 152
    レッスン8 ノンフィクションの作品をさらに斬る 153
    レッスン9 読む目的は何か? 目的は読み方を左右する! 154
    レッスン10 求めている情報はどこにあるのか? 155
    レッスン11 下読み 156
    レッスン12 流し読み 157
    レッスン13 精読① 157
    レッスン14 精読② ~ノートの取り方 158
    レッスン15 小見出しを質問に切り替える 159
    レッスン16 たくさんの事実から鍵となる質問を考え出す 159
    レッスン17 面白い事実と重要な点 160
    レッスン18 ブッククラブで何が大切かを話し合う 160
    レッスン19 ふりかえり 162

    第11章 解釈する 163

    レッスン1 大切なメッセージを見つける 165
    レッスン2 本の内容を紹介する 165
    レッスン3 ノンフィクションの内容を要約する 166
    レッスン4 紹介文を書く 166
    レッスン5 読み進みながら解釈が変わっていくのを楽しむ 167
    レッスン6 ビフォー&アフター 168
    レッスン7 要約の練習をする 169
    レッスン8 ふりかえり 171

    第12章 他の効果的な方法 172

    ① 修正する 172
    レッスン1 読んでいるけど理解できない 173
    レッスン2 理解できるようにする方法 174
    レッスン3 理解できない文章を読んでみる 175
    レッスン4 読んで、考えて、反応を書く 178
    ② 批判的に読む 179
    レッスン1 互いの反応を共有しあう 180
    レッスン2 一般的に受け入れられている見方を疑ってみる 180
    レッスン3 批判的に読む際のポイント 181
    レッスン4 作品に潜むステレオ・タイプをあぶり出す 182
    レッスン5 同じテーマの本を読んで比較する 182
    レッスン6 主人公はいつも「いい人」? 183
    レッスン7 賛成できない記事もある 184
    レッスン8 買いたいと思わせる広告 184
    レッスン9 ネット時代にこそ必要とされる読む力 185
    レッスン10 書いている人の背景や条件などを理解する 187
    レッスン11 学校図書館の本棚にあるのは何か、ないのは何か? 189
    ③ 自分にあった本を選ぶ 190
    レッスン1 簡単すぎる本、難しすぎる本、ちょうど自分にあった本 192
    レッスン2 自分にあった本を選ぶ方法① 192
    レッスン3 自分にあった本を選ぶ方法② 193
    レッスン4 教師ができる選書のサポート 194
    レッスン5 読んだ本の評価をつける 196
    レッスン6 推薦文や紹介文を書く 197
    レッスン7 さらに知りたくなったこと 197
    レッスン8 自分の選んだ方法とこれからの計画を書く 197
    ④ 反応する 198

    あとがき 204

    参考文献一覧 207
  • 内容紹介

    私たちも、子どもたちも、職場や学校や家で、たくさんの本や文章を読みます。ひょっとしたら、読まされているのかもしれませんが……。ある記事を読んでいたら、「よく読める読み手が共通にもっているスキル」は「メタ認知力」だと書いてありました。そして、メタ認知力を「自分が読んでいる本や文章に関して、読み手として自分のなかで行っている対話」と定義していました。この定義は、私がこれまでに見たなかで一番分かりやすいものです!
     このスキルを使いこなせている読み手は、読んでいるものを深く読むことができ、自分なりの意味をつくり出せるので単純に楽しむことができるわけです。一方、このスキルが身についていない読み手は、うまく解釈することができないので楽しむことができません。その結果、「僕は読むのが好きじゃない/得意じゃない!」となる可能性が大きくなります。
     本書で紹介しているのは、このスキルの具体的な内容で、①自分や他の本や身の周りにあることや世界とのつながりを見出せる、②イメージを描き出せる、③質問や疑問を出せる、④行間を読める(書かれていないが、作者が言いたいポイントが推測できる)、⑤何は大切な情報で、何はそうでないかの判断ができる、⑥さまざまな情報を整理・統合して、自分なりの解釈や活かし方を考えられる、⑦自分の理解を修正しながら読むことができる、また必要があれば、読み直すこともいとわない、⑧読む目的は何か、そのテキストは本当に自分の読みたいものかが判断できる(選書能力)、⑨分析的/クリティカルは視点をもって読む、の九つが含まれます。
     もしあなたが、まだ①~⑨を使っていないなら、ぜひ頻繁に使って、いろいろな本や文章を読んでください。理想とするのは、これらを意識せずに使いこなすことです。優れた読み手は、それができています! そして、子どもたちにも、ぜひ同じ体験をさせてあげてください。(よしだ・しんいちろう)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉田 新一郎(ヨシダ シンイチロウ)
    「学び、出会い、発見の環境としくみをつくりだす」ラーンズケイプ(Learnscapes)代表
  • 著者について

    吉田新一郎 (ヨシダシンイチロウ)
    ラーンズケイプの代表として、企業・行政・学校等の人材育成・研修プログラムの開発や講師を務めている。著訳書として、『リーディング・ワークショップ』『読書家の時間』(共に新評論)などがある。

「読む力」はこうしてつける 増補版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:吉田 新一郎(著)
発行年月日:2017/12/15
ISBN-10:4794810830
ISBN-13:9784794810830
旧版ISBN:9784794808523
判型:A5
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:21cm
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