ミュンヘン会談への道―ヒトラー対チェンバレン 外交対決30日の記録(MINERVA西洋史ライブラリー〈112〉) [全集叢書]
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ミュンヘン会談への道―ヒトラー対チェンバレン 外交対決30日の記録(MINERVA西洋史ライブラリー〈112〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/11/10
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ミュンヘン会談への道―ヒトラー対チェンバレン 外交対決30日の記録(MINERVA西洋史ライブラリー〈112〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1933年のナチス政権の成立から1939年のドイツのポーランド侵攻による第二次欧州戦争勃発に至るまでの、欧州社会の激動期において、「危機」と呼ばれる節目の時期が幾度かあった。本書はその中でも、ヒトラーのニュルンベルク演説、ズデーテン騒動を経て欧州戦争必至の様相を呈した1938年の「ミュンヘン9月危機」に焦点を当てる。そして、この間、四たび持たれたヒトラーとチェンバレンの直接会談を中心に、開戦か避戦かをめぐる英独外交戦略の実像を明らかにする。
  • 目次

    はしがき
    凡  例


     第Ⅰ部 モラヴスカ・オストラヴァ事件

    第1章 ズデーテン危機
     1 欧州の暗雲
     2 ヘンダーソン = ワイツゼッカー会談
     3 ヘンダーソン = リッベントロップ会談
     4 ヘンダーソンの「道義外交」 

    第2章 ヒトラー = ヘンライン会談
     1 ヒトラー = ヘンライン「合意」
     2 イギリス政府の反応 
     3 欺かれたイギリス

    第3章 ベネシュの「第四計画」 
     1 イギリスの対ベネシュ加圧
     2 ベネシュの捨身戦法
     3 9月6日のプラハとロンドン

    第4章 ズデーテン危機の暗雲再び 
     1 モラヴスカ・オストラヴァ事件と『タイムズ』社説
     2 イギリス政府の対応如何? 


     第Ⅱ部 モラヴスカ・オストラヴァ事件後

    第5章 事件後のイギリスの対応
     1 プラハ交渉再開・促進への努力
     2 「プランZ」の準備

    第6章 ダラディエの対ソ期待感とソ連の対欧州政策
     1 ダラディエ = フィップス会談:強気のダラディエ
     2 ソ連のイデオロギー的外交戦略と「アフター・ユー」政策

    第7章 赤軍のルーマニア領土通過問題
     1 「九月危機」以前のソ連とルーマニア
     2 「九月危機」到来の影響

    第8章 英首相・側近会議と独軍事作戦会議
     1 英艦隊措置の決定
     2 新対独警告訓令の発出
     3 クントの独政府宛覚書
     4 ニュルンベルク軍事作戦会議


     第Ⅲ部 ニュルンベルク演説前

    第9章 英艦隊措置令とヘンダーソン大使宛訓令のその後
     1 独海軍武官と英海軍省局長の会見
     2 コルトの報告とヒトラーの暴力観
     3 ヘンダーソンの訓令反対論
     4 英首相・側近会議の反応

    第10章 ボネ対英追随外交
     1 アメリカの孤立主義
     2 仏空軍の劣悪な現状
     3 対致・対英方針の転換点

    第11章 ボネ対独宥和外交
     1 ボネ「進軍」質問とイギリスの対応
     2 ボネ宥和外交のバックボーン
     3 ボネ宥和外交の非現実性

    第12章 ニュルンベルク演説前の英仏の動向
     1 対独追加措置をめぐる攻防
     2 チェンバレン首相のプレス声明
     3 「プランZ」対「四国国際会議案」


     第Ⅳ部 ニュルンベルク演説 

    第13章 ヒトラー演説とその前後
     1 演説直前の欧州各方面の様子
     2 演説の大要:ベネシュ批判・自決権要求・示威恫喝
     3 演説直後の欧州各方面の反応

    第14章 ヒトラー演説後のズデーテン情勢と英仏
     1 フランスとイギリスの対応案
     2 英首相・側近会議:「プランZ」発動内定
     3 午後のズデーテン情勢とボネ = ダラディエ・コンビの動揺

    第15章 ダラディエの「三国会議案」対チェンバレンの「プランZ」 
     1 「第四計画」・「完全自治案」の後退
     2 「プランZ」即時発動の決定
     3 ズデーテン騒乱の終息と仏致の不協和音

    第16章 「プランZ」の閣議承認と対独軍備状況
     1 英閣議:「プランZ」と「プレビサイト」・「対致国際保障」問題
     2 イギリスの対独軍備状況判断と宥和政策


     第Ⅴ部 ベルヒテスガーデン会談

    第17章 会談前:チェンバレン訪独ニュースへの各国の反応
     1 ヒトラーの応諾から公表へ
     2 イギリスの反応
     3 独・仏・致の反応

    第18章 ヒトラーとチェンバレンの初対決
     1 ロンドンからベルヒテスガーデンへ
     2 会談の大要(1):親善ムードから激突へ
     3 会談の大要(2):破裂の危機から危機回避へ

    第19章 会談後:両首脳の満足と前途の難関
     1 会談終了後のヒトラーとチェンバレン
     2 帰国後のチェンバレン
     3 致政府と英「反宥和派」の抵抗度

    第20章 英閣議:チェンバレン対クーパー
     1 午前の閣議:首相説明に納得せず
     2 午後の閣議(1):クーパーの転調
     3 午後の閣議(2):硬軟両論の衝突から首相の総括へ
     4 ドイツとヒトラーの動向


     第Ⅵ部 英仏ロンドン協議

    第21章 午前の協議:ダラディエの抵抗
     1 民族自決と仏致相互援助条約をめぐる押し問答
     2 破綻の危機

    第22章 午後の協議:ダラディエの後ずさり
     1 昼食会と協議の再開
     2 再開協議の焦点:国境線引き問題と対致国際保障問題
     3 停会中の動きと深夜の協議

    第23章 英仏合同対致強圧とヒトラーの対外工作
     1 英仏共同提案の対致手交
     2 致の第一次回答と英仏の対致強圧訓令
     3 ヒトラーの対斯・対洪・対波工作

    第24章 ベネシュの対英仏「無条件降伏」
     1 致政府の正式回答
     2 ゴーデスベルク会談前の各地の動き


     第Ⅶ部 ゴーデスベルク会談

    第25章 第一回会談:ヒトラーの法外な新要求
     1 プラハの政変
     2 ロンドンからゴーデスベルクへ
     3 会談の前半:英案拒絶から新要求へ
     4 会談の後半:更なる新要求から停会へ

    第26章 会談外の動向と会談の幕間
     1 ズデーテン情勢と英留守政府の対応
     2 この日のチャーチルとこの夜のチェンバレン
     3 チェンバレン = ヒトラー往復書簡
     4 致の総動員と仏・ソ・英の軍事措置

    第27章 第二回会談:決裂の危機から穏やかな物別れ
     1 談判破裂の危機へ
     2 和やかな閉幕へ

    第28章 帰国後のチェンバレンとフランスの国内情勢
     1 首相に抵抗する英閣議
     2 フランスのジレンマ


     第Ⅷ部 ヒトラー = ウィルソン・ベルリン会談

    第29章 英仏ロンドン協議からウィルソン特使派遣へ
     1 英閣議:深刻な亀裂の拡大
     2 チェンバレン = マサリク会見と仏閣議
     3 夜の英仏ロンドン協議
     4 深夜のイギリス閣議

    第30章 第一回会談とシュポルトパラスト演説
     1 ガムランの対独「攻勢」計画
     2 第一回会談:ヒトラー、期限付最後通告を発す
     3 シュポルトパラスト演説:英仏・致分断の狙い
     4 英外務省プレス・コミュニケと英首相声明案
     5 戦争に備えるパリとロンドン、平和に傾くムッソリーニ

    第31章 第二回会談とヒトラーの動揺
     1 第二回会談:ウィルソン、対ヒトラー警告を発す
     2 ヒトラーのチェンバレン宛返書
     3 午後三時の英首相・側近会議:「宥和派」の巻返し

    第32章 英独歩み寄りの兆し
     1 「プロパガンダ・マーチ」とチェンバレンのラジオ演説
     2 避戦への様々な動き


     第Ⅸ部 ミュンヘン会談

    第33章 ミュンヘン会談開催へ
     1 ムッソリーニの仲介奏功
     2 ヒトラーの安堵と後悔
     3 ミュンヘン四国会議への招待

    第34章 ミュンヘン四国首脳会談
     1 第一回会談:「ムッソリーニ私案」に沿った進行
     2 第二回会談:「ムッソリーニ私案」に沿った合意
     3 チェンバレン = ヒトラー共同声明:「ア・ピース・オブ・ペーパー」

    第35章 チェンバレン、ダラディエの「平和の凱旋」 
     1 英仏の歓喜、致の悲哀
     2 ダフ・クーパー海相とチェンバレン首相の訣別

    第36章 ポスト・ミュンヘン会談期へ
     1 英下院の「ミュンヘン」論争
     2 国際委員会と対致国際保障の運命


    むすびに

    事項索引
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    関 静雄(セキ シズオ)
    1947年9月生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程修了。京都大学法学部助手、帝塚山大学教養学部教授、法政策学部教授、法学部教授を経て、帝塚山大学名誉教授(近代政治外交史専攻)
  • 出版社からのコメント

    会談への道筋を詳細な資料調査から浮き彫りにし、欧州開戦をめぐる緊迫の交渉実態を明らかにする。
  • 内容紹介

    1933年のナチス政権の成立から1939年のドイツのポーランド侵攻による第二次欧州戦争勃発に至るまでの、欧州社会の激動期において、「危機」と呼ばれる節目の時期が幾度かあった。本書はその中でも、ヒトラーのニュルンベルク演説、ズデーテン騒動を経て欧州戦争必至の様相を呈した1938年の「ミュンヘン9月危機」に焦点を当てる。そして、この間、四たび持たれたヒトラーとチェンバレンの直接会談を中心に、開戦か避戦をめぐる英独外交戦略の実像を明らかにする。
  • 著者について

    関 静雄 (セキ シズオ)
    帝塚山大学名誉教授

ミュンヘン会談への道―ヒトラー対チェンバレン 外交対決30日の記録(MINERVA西洋史ライブラリー〈112〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:関 静雄(著)
発行年月日:2017/11/10
ISBN-10:4623080897
ISBN-13:9784623080892
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:547ページ ※538,9P
縦:22cm
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