ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本]
    • ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本]

    • ¥15,400462 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002884644

ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本]

価格:¥15,400(税込)
ゴールドポイント:462 ゴールドポイント(3%還元)(¥462相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/12/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ある時は宮廷楽長、またある時は卓越した音楽評論家。ゲーテやホフマンにも影響を与え、北ドイツの音楽界を牽引したヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの活躍を描き出す労作。
  • 目次

    序 論
               
    第一章 ライヒャルトの豊かな音楽生活
     第一節 ライヒャルト略伝
     (1) プロイセンの宮廷楽長になるまで
     (2) フリードリヒ大王の宮廷における楽長の仕事
     (3) 宮廷外の活動に向けられた情熱
     (4) 「ロマン派の宿泊所」とその客たち
     (5) フランス革命支持者からプロイセン愛国者へ
     第二節 音楽評論家としての活動

    第二章 ライヒャルトとオペラ
     第一節 イタリア・オペラとフランス・オペラ
     (1) グルックとの邂逅
     (2) ライヒャルトのオペラ改革
     (3) 理想のグルック像を作り上げた功績
     第二節 ドイツ・オペラ
     (1) 北ドイツとウィーンのジングシュピールの違い
     (2) ゲーテとの共同制作
     (3) ドイツ・オペラ発展のための諸々の試み
     第三節 北ドイツにおけるライヒャルトの作品への評価

    第三章 ライヒャルトとリート
     第一節 リート作曲家としての活動
     (1) リート史上における第二次ベルリン・リート派の位置づけ
     (2) 二度の転機
     (3) ライヒャルトにとってのリートの理想
     第二節 北ドイツの同時代人たちのリート観
     (1) リートの大家としてのライヒャルト
     (2) 北ドイツにおける第二次ベルリン・リート派の影響力
     第三節 『少年の魔法の角笛』とライヒャルト
     (1) 『角笛』第一巻完成までの経緯
     (2) アルニムの論文『民謡について』とその民謡観

    第四章 ライヒャルトと宗教音楽
     第一節 「真の教会音楽」をめぐる問題
     第二節 ライヒャルトにとっての「真の教会音楽」
     (1) パレストリーナの教会音楽の再発見
     (2) 宗教音楽家としてのヘンデルとバッハ
     (3) ライヒャルトによる古楽の保護活動と宗教音楽作品
     第三節 ライヒャルトの与えた影響について
     (1) ヴァッケンローダーの宗教音楽観と「ベルクリンガー」像
     (2) ホフマンの宗教音楽観と古楽の保護活動
     (3) 大聖堂に喩えられた音楽

    第五章 ライヒャルトと器楽
     第一節 器楽作曲家としての活動
     第二節 ウィーン古典派との関係
     (1) ハイドンとモーツァルトの音楽の真価を認める過程
     (2) ベートーヴェンの才能への高い評価
     (3) ライヒャルトとホフマンの見解の比較
     第三節 ライヒャルトの音楽美学思想
     (1) 音楽とは何か
     (2) 声楽と器楽の価値をめぐるパラダイム変換とライヒャルト
     (3) ロマン主義の音楽思想との関係

    結 論

     略記号一覧
     注
     年譜
     あとがき
     参考文献一覧
     図版出典
     楽譜出典
     作品名索引
     人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    滝藤 早苗(タキトウ サナエ)
    慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程単位取得修了。ロータリー財団奨学生としてウィーン大学に留学。博士(文学)。慶應義塾大学講師。1800年前後のドイツにおける文学と音楽の関係を研究テーマにしている。著書多数
  • 出版社からのコメント

    ゲーテやホフマンにも影響を与え、北ドイツの音楽界を牽引したヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの活躍を描き出す労作。
  • 内容紹介

    ある時は宮廷楽長、またある時は卓越した音楽評論家

    ゲーテやホフマンにも影響を与え、北ドイツの音楽界を牽引したヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトの活躍を描き出す労作。

    ゲーテ、シラー、ベートーヴェン――
    至高の才能が一挙に生を受けた十八世紀後半のドイツ。
    古典派、ロマン派の詩人たちとジャンルの垣根を越えて交流し、
    民謡のもつ「高貴な単純性」を理想に掲げた一人の作曲家がいた。
    彼の名はヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト。
    宮廷楽長という肩書きを持ちながら啓蒙活動にも尽力し、
    多方面に影響力を発揮した音楽家ライヒャルトの実像に迫る。
  • 著者について

    滝藤 早苗 (タキトウ サナエ)
    滝藤 早苗
    慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程単位取得修了。ロータリー財団奨学生としてウィーン大学に留学。博士(文学)。現在、慶應義塾大学講師。1800年前後のドイツにおける文学と音楽の関係を研究テーマにしている。
    著書に『ドイツ語がびっくりするほど話せる本』(あさ出版)、共著に『ドイツ語ポケット辞典』(研究社)、共訳にハンス=ヨアヒム・バウアー『ワーグナー王朝――舞台芸術の天才、その一族の権力と秘密』(音楽之友社)、主要論文に「E. T. A. ホフマンの調性格論――C. F. D. シューバルトの見解との比較」、「ゲーテと音響研究――『音響論』が未完に終わった理由」などがある。

ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:滝藤 早苗(著)
発行年月日:2017/12/25
ISBN-10:4766424891
ISBN-13:9784766424898
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:582ページ ※544,38P
縦:22cm
他の慶応義塾大学出版会の書籍を探す

    慶応義塾大学出版会 ライヒャルト-ゲーテ時代の指導的音楽家 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!