隠密味見方同心〈9〉殿さま漬け(講談社時代小説文庫) [文庫]

隠密味見方同心〈9〉殿さま漬け(講談社時代小説文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。そんな大物が相手では、兄貴の仇はもう諦めるしかないのか。大川に身投げしたいほど落胆する魚之進に、吉原で殺しの報が入る。傷心の心持ちで、遊女たちに聞き込みを始める魚之進。大人気シリーズ笑いと涙の最終巻！

• 目次

  串刺し大福）浅草寺で売っている串刺しの大福。串に刺すことに意味はあるのか？
  海苔巻きうどん）うどん一本一本を海苔巻く。たれの味も濃く酒の肴にいいのだが……
  梅干し饅頭）ひとつだけ梅干しが仕込まれている、激酸っぱい饅頭がでる茶会がある。
  殿さま漬け）御殿に住む「漬け物の殿さま」はあらゆるものを極上の漬け物に漬ける。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  串刺し大福；海苔巻きうどん；梅干し饅頭；殿さま漬け

• 出版社からのコメント

  魚之進、絶体絶命！　兄の仇は御三家絡み。ついに突き止めた兄殺しの犯人は、大物過ぎて手が出せぬ。迫真の最終巻。

• 内容紹介

  兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。そんな大物が相手では、兄貴の仇はもう諦めるしかないのか……。大川に身投げしたいほど落胆する魚之進に、吉原で殺しの報が入る。傷心の心持ちで、遊女たちに聞き込みを始める魚之進。大人気シリーズ涙と笑い、感動の最終巻！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  風野 真知雄(カゼノ マチオ)
  １９５１年生まれ。’９３年「黒牛と妖怪」で第１７回歴史文学賞を受賞してデビュー

• 著者について

  風野 真知雄 (カゼノ マチオ)
  かぜの・まちお
  1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい秘剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫）『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズ（文春文庫）で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』（KADOKAWA）で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい！　2016年版」（宝島社）では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は『味見方同心』シリーズの第９作（最終巻）。

隠密味見方同心〈9〉殿さま漬け(講談社時代小説文庫) の商品スペック