スポーツをテクノロジーする―トップアスリートの記録を引き出した技術の力 [単行本]

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スポーツをテクノロジーする―トップアスリートの記録を引き出した技術の力 [単行本]

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出版社:日経BP社
販売開始日: 2017/11/27
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スポーツをテクノロジーする―トップアスリートの記録を引き出した技術の力 の 商品概要

  • 目次

    【第1章】オリンピック競泳水着をテクノロジーする
    競泳を変えた水着の技術
    1964年から2014年までの進化を一望する
    タイムとルールのいたちごっこ

    【第2章】“スタート”をテクノロジーする
    「いちについて」「よーい」「ドン」
    誰よりスタートの難しさを知る“スターターの神様”
    「ドン」の時間差による不公平さが問題に
    スタート合図を電気で遅れなく伝える電動連発式信号器
    スタート時点を正確に特定する
    早まる「ドン」のタイミング

    【第3章】サーフェスをテクノロジーする
    1964東京五輪で記録を生んだアンツーカ・トラック
    テニスコートからスタートした日本のアンツーカ
     ≪コラム≫戦前日本にあった“世界一”のアンツーカ・コート
     ≪コラム≫プールの底の仮設テニスコート
    国産アンツーカ、陸上競技場のサーフェスに
    68個の新記録、東京五輪を支えた夜の保守作業
    記録の出やすさを確保しつつ、筋肉への負担を軽減

    【第4章】テニステクノロジーの今昔
    「平面」から「立体」に変わるテニス
    審判を泣かせるラケットの進歩
    スポーツの意義を保つためのテクノロジー

    【第5章】ゴルフボールとクラブのテクノロジー
    乱れぎみの流れが揚力を生む
    静の構えからフォロースルーまで―スイングの重要性
    クラブの溝はなぜV字断面なのか
    ホールインワンが出る確率は?――ゴルフに関するこぼれ話

    【第6章】陸上競技・投てき種目のテクノロジー
    砲丸:重心位置が「投げやすさ」を左右
    円盤:外周部が重く中心部が軽い
    ハンマー:ヘッドを極小化し重心を外へ
    やり投げ:スチールで適度なしなりを持たせる
    棒高跳び:グラスファイバーの恩恵を受けたポール
    100年前のアスリートがタイムスリップしたら

    【第7章】ヘルメットをテクノロジーする
    割れずに衝撃を吸収し、頭を守る
    繊維強化樹脂と発泡スチロールを組み合わせる
     ≪コラム≫二輪車以外のヘルメット
    手作業で造って品質を確保
    脳が受ける加速度はどのくらいか
     ≪コラム≫JIST8133とSNELL規格
    バイクも人生もリスクコントロール・新井社長インタビュー

    【巻末資料】サーフェス舗装材の変遷――アンツーカ以前から最新のウレタン舗装まで
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    北岡 哲子(キタオカ テツコ)
    日本文理大学特任教授。感情・表情・脳と癒しをテーマにする「癒し工学」の創始者。工学博士であり、心の科学者。社会人1年目でヘッドハンティングされ、外資系のベンチャーへ移籍し経営のノウハウを学び、25歳で起業し女性200人を擁する人材派遣の会社を設立。結婚を機に仕事を完全に辞め専業主婦になる。育児が一段落してから独学で心理学を、さらに研究所・大学院でカウンセリング・臨床心理学を学び、2007年東京工業大学で工学を学ぶ機会を得て、同大において2009年に学位(工学博士)を取得、同時に助教に就任。2015年4月から現職
  • 出版社からのコメント

    「人類に100m走で10秒を切らせたい」
    好記録・プレーを支えるスポーツ用具・設備の技術開発をその面白さと意義を解説
  • 内容紹介

    1964年東京五輪では、旧国立競技場は新記録が出やすいと評判になりました。そのトラックを生み出した技術者の願いは「100m走で10秒を切る、という人類未到の大記録」でした。スポーツにおいて好記録・好プレーを目指すのは、アスリートやコーチばかりではありません。本書は、人類を早く泳がせ、走らせ、最高のパフォーマンスをさせようと努力しているスポーツ用具と設備の技術開発にスポットライトを当て、その面白さと意義を豊富な取材によって解説します。

    水泳においても、競泳水着の進歩が記録向上に不可欠でした。バルセロナ五輪女子200m平泳ぎで優勝した岩崎恭子選手の記録は、その56年前の1936年ベルリン五輪の前畑秀子選手に比べて、40秒近くも向上していました。高速化した要因にはもちろん、先進的な泳法、練習メソッド、メンタルトレーニング法、コーチング術、栄養管理などの進化がありますが、本書でスポットを当てるのは水着の進化です。

    ただしその進化は、スポーツの精神との軋轢を生むこともあります。北京五輪の直前に北島康介選手が「泳ぐのは僕だ」と書かれたTシャツでアピールしたように、選手よりも水着が主役になりかけた時期もありました。著者はこのような問題も独特の感性で捉え、スポーツにおける技術の意味を浮き彫りにしていきます。

    このような、スポーツ用具や設備の開発にあたる技術者たちは格別有名でも、天才でもなく、ものづくりの運命を偶然与えられた人たちに過ぎませんが、理想を目指して努力を重ねる魂は、日本のものづくりの実力や、テクノロジーの強さとも深く通じるものがあります。テクノロジーの進歩を避けては、スポーツにおけるアスリートのパフォーマンス向上は語れないことを知らせてくれるのが本書です。

    「本書を読まずしてスポーツは語れない」
    元文部科学大臣・衆議院議員 馳 浩氏 推薦

スポーツをテクノロジーする―トップアスリートの記録を引き出した技術の力 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日経BP社
著者名:北岡 哲子(著)
発行年月日:2017/11/28
ISBN-10:4822258777
ISBN-13:9784822258771
判型:A5
発売社名:日経BPマーケティング
対象:専門
発行形態:単行本
内容:体育・スポーツ
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:21cm
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