てつがく絵カード-小さな子どもたちとてつがくするためのテーマ別絵カード [ムックその他]

てつがく絵カード-小さな子どもたちとてつがくするためのテーマ別絵カード の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  哲学は大人だけがするものではありません。誰でも、そう、小さな子どもでも哲学はできるし、想像もしていなかったような素敵な会話が生まれてくることもよくあります。子どもは、しばしば感動的でオリジナリティに富んだ、スマートな答えで私たちを驚かせます。この箱の中の５０枚の絵と４８の問いは、子どもとの深い会話を引き出し、生きるということについて、子どもたちがどんなふうに考えているのかを発見するのに役立つでしょう。

• 内容紹介

  ●小さな子どもたちとてつがくするためのテーマ別絵カード『てつがく絵カード』
  この『てつがく絵カード』は、小さな子どもたちと48の問いについて哲学するためのカードです。真実、時間、友情、個性、平等、自由など、様々な哲学的テーマを引き出す問いが1枚に1つ書かれています。
  48の問いは、絵が描かれたカードの裏側にあります。１つ１つの問いには、そのテーマに関して、子どもたちの考えをさらに深めるのに役立ついくつかの問いが書かれています。これらは、まさしく意外な答えを引き出すために、独特の観点からテーマを見直すための問いかけです。
  
  ●なぜ『てつがく絵カード』なの？
  幼児を相手に話をする時には、当然、小学生と話す時とは違った口調になるでしょう。でも、幼児とでも、いろいろな問いについてとても深く考えることができます。
  そういう時は、子どもたちの周りの世界の何か具体的なテーマや人があった方が対話は始めやすいものです。この『てつがく絵カード』はそのために作られたものです。
  
  ●誰のための『てつがく絵カード』？
  『てつがく絵カード』は、学校だけではなく家庭でも、子どもたちと、いつもとはちょっと違った、何か深い会話をしてみたいという時に役立つことでしょう。
  
  ●『てつがく絵カード』の使いかた
  　子どもたちが自分の答えを、できるだけ長く深く考え直し、問い直せるように大人がリードしながら使います。
  　各カードの上段に書かれた問いの文章の中で、太字になっている言葉がテーマです。問いの下には、その問いを深めていく時に使う絵が描かれたカードがリストアップされています。それぞれの絵には番号が振られているので、子どもたちと哲学を始める前にリストにある絵のカードを抜き出して用意しておきましょう。
  また、リストには、そのテーマごとに各絵を子どもたちに示す時の言葉も書かれています。例えば、１番の絵は、ある場合には、「お父さん」というだけですが、別の時には「嬉しい時」というような言葉で示すために使われます。48の問いには、それぞれ、子どもたちがこんな答えを出すかもしれないという、子どもの言葉の引用も書かれています。

• 著者について

  リヒテルズ 直子
  九州大学大学院教育学研究科修士課程(比較教育学)及び博士課程(社会学)単位取得修了。
  1996年よりオランダ在住。オランダの教育及び社会についての研究を著作や論考で発表。
  2011年3月、JASよりイエナプランの普及に貢献した人に贈られるエイル賞を受賞。
  「一般社団法人日本イエナプラン教育協会」特別顧問。

てつがく絵カード-小さな子どもたちとてつがくするためのテーマ別絵カード の商品スペック