中世・近世堺地域史料の研究(日本史研究叢刊〈32〉) [全集叢書]
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中世・近世堺地域史料の研究(日本史研究叢刊〈32〉) [全集叢書]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2017/12/09
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中世・近世堺地域史料の研究(日本史研究叢刊〈32〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    正続『堺市史』の空白を埋める。近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である、龍光院蔵の大通庵復興普請文書や、堺奉行浅野長恒史料「堺手鑑」・付図などの新史料、妙國寺蔵「己行記」の紙背文書などの実証的な史料研究により、堺の中世・近世史研究に新しい成果を提示する。また、堺の寺院に残された近世の地震記録に関する論文も収録。
  • 目次



    第一部 中世・近世堺の寺院史料を読み解く
    第一章 一休宗純「自戒集」にみる語彙とその比喩―堺布教の問題を中心に―
    はじめに
    一 養叟と一休
    二 堺布教に向けられた語彙
    三 船・禅・銭の語彙が比喩するもの
    四 一休の自戒と自己否定
    おわりに
    補説 一休の純粋禅と断法の思想
    第二章 堺妙國寺蔵「己行記」について―史料研究を中心に―
    はじめに
    一 日珖と「己行記」
    二 「己行記」の観察所見
    おわりに
    第三章 堺妙國寺蔵「己行記」紙背文書をよむ
    第四章 堺妙國寺蔵「行功部分記」について
    第五章 禅宗寺院の法会と普請―堺大安寺を中心に―
    はじめに
    一 「碧巌会挂籍名刺」について
    二 「大彗書会賀儀並還礼控」について
    三 「布金山惣脩覆録 幷弘化四年霜月後脩覆之扣」
    四 「大安寺再興諸檀越名簿」について
    おわりに
    第二部 地域史料にみる近世堺の社会と文化
    第一章 堺の復興と近世都市の誕生―龍光院所蔵元和六・七年大通庵普請記録―
    はじめに
    一 元和の復興のあゆみ
    二 天王寺屋と堺大通庵
    三 龍光院蔵の大通庵復興普請文書について
    おわりに
    補説 三種類の元禄の堺大絵図について
    第二章 西鶴の町人物に描かれた成熟都市・堺について
    はじめに
    一 歴史史料にみる一七世紀後半の堺
    二 『日本永代蔵』に描かれた堺商人の金銭感覚と思考様式
    三 成熟都市堺の気風
    おわりに
    第三章 堺市立中央図書館蔵享保一三年「堺手鑑」の原本と付図の発見について―堺奉行浅野長恒史料より―
    はじめに
    一 浅野長恒と若狭野浅野家文書―堺奉行史料を中心に―
    二 享保一三年「堺手鑑」について
    三 「手鑑弐冊之内絵図一九舗」について
    おわりに
    第四章 道明寺天満宮と幕末の堺商人―「菅梅講名記」―
    一 堺商人の記録について
    二 道明寺天満宮と堺の菅梅講
    三 史料の伝来について
    第五章 幕末の大地震と泉州堺―堺真宗寺蔵「地震記」をよむー
    はじめに
    一 堺真宗寺について
    二 「地震記」の翻刻
    三 地震時の堺市中の状況
    おわりに
    第六章 安政地震と堺地域―金岡光念寺の被災記録―
    はじめに
    一 観測地と記録者について
    二 「光念寺納戸日記」の翻刻
    三 翻刻史料の内容について
    おわりに
    付章 近代都市堺の記憶―郷土画家岸谷勢蔵の記録画史料―
    はじめに
    一 郷土画家岸谷勢蔵について
    二 堺市立中央図書館蔵「堺市第一次疎開地区記録」が描かれた背景
    三 堺市立中央図書館蔵「堺市第一次疎開地区記録」の魅力
    おわりに



    あとがき
  • 出版社からのコメント

    龍光院文書や堺奉行浅野長恒史料「堺手鑑」などの新史料ほか、堺地域史料研究の新しい成果を提示。歴史地震記録に関する論文も収録。
  • 内容紹介

    自治体史の白眉と謳われる正続『堺市史』において全くの空白、もしくは不十分であった部分の史料と論点を紹介・考察。堺の中世・近世の地域史に新しい成果を提示する。
    《新史料の紹介・研究》
    第二部第一章では、近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である大徳寺龍光院蔵・大通庵復興普請文書の翻刻と研究を行い、第二部第三章では堺奉行浅野長恒史料より「堺手鑑」と付図を取り上げ、その歴史的意義を論じる。
    《史料の新たな価値に光をあてる》
    第一部で取り上げる妙國寺の日珖筆「己行記」は従来知られていた史料であるが、紙背文書の解読により三好一族と日珖との関係や日珖の布教活動の実態など、新しい成果を提示する。
    《歴史地震記録に関わる論文も収録》
    第二部第五章・第六章では、現在の堺市域の真宗寺と光念寺にそれぞれ残された安政年間の地震発生当初に記録された古文書の翻刻と訳文を掲載。重要性を増す歴史地震研究の蓄積を目指す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    矢内 一磨(ヤナイ カズマ)
    1964年兵庫県たつの市生まれ。1992年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程(後期)研究指導修了。2011年同志社大学より博士(文化史学)授与。2011年全国大学国語国文学会学会賞受賞。堺市博物館学芸員
  • 著者について

    矢内一磨 (ヤナイカズマ)
    1964年 兵庫県たつの市生まれ
    1992年 同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程(後期)研究指導修了
    2011年 同志社大学より博士(文化史学)授与
    2011年 全国大学国語国文学会学会賞受賞
    現在 堺市博物館学芸員
    〔主要著書・編著書〕
    『一休派の結衆と史的展開の研究』(単著、思文閣出版、2010年)、『鹿王院文書の研究』(共著、思文閣出版、2000年)、『大阪の歴史力』(分担執筆、農山漁村文化協会、2000年)、村田路人・服部敬編 大阪狭山市史第五巻『史料編狭山池』(分担執筆、大阪狭山市役所、2005年)、村田路人・藪田貫編 大阪狭山市史第三巻『史料編近世』(分担執筆、大阪狭山市役所、2010年)、芳澤勝弘監修『別冊太陽233 一休』(分担執筆、平凡社、2015年)

中世・近世堺地域史料の研究(日本史研究叢刊〈32〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:矢内 一磨(著)
発行年月日:2017/12/07
ISBN-10:4757608543
ISBN-13:9784757608542
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:22cm
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