幕末の農兵 [単行本]
    • 幕末の農兵 [単行本]

    • ¥2,53076 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002892154

幕末の農兵 [単行本]

価格:¥2,530(税込)
ゴールドポイント:76 ゴールドポイント(3%還元)(¥76相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:現代書館
販売開始日: 2017/12/19
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

幕末の農兵 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    幕末、武士だけでなく農民たちも銃を持ち戦うことになった。幕府の韮山代官によって採用された農兵、そして全国各地の農兵について、その全体像を初めて明らかにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 韮山代官の農兵(先覚者江川坦庵の建策
    駿豆と武相の農兵
    警備活動と実戦参加
    戊辰戦争とその前後)
    第2部 幕末の農兵いろいろ(各地の幕府代官による農兵
    諸藩と旗本の農兵
    農兵に類似した存在
    維新のあと)
    史料編
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    樋口 雄彦(ヒグチ タケヒコ)
    1961年生まれ。静岡大学人文学部卒。博士(文学、大阪大学)。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授
  • 内容紹介

    それまで軍事とは無縁だった農民たちが、幕府や藩によって兵士に仕立て上げられたのが、幕末の農兵である。狭義の「農兵」とはイコールではない。奇兵隊など庶民を含み込んだ長州藩諸隊については、明治維新の本質論に関わる長い研究史があるが、農兵の研究は皆無である。伊豆で生まれ育った筆者にとって、「農兵」は昔から聞き慣れた言葉だった。幕府における農兵制の提唱者江川坦庵であり、静岡県三島市では「農兵節」(ノーエ節)が祭や観光と切っても切れない民謡として定着している。伊豆地域において農兵の存在は古くから身近なものだが、先鋭的な学問上の争点となったテーマであることとは程遠く、何となく牧歌的なイメージでもあった。しかし、兵農分離という江戸時代の原則を打破し登場した農兵というしくみは、決してローカルなものではない。すでに奇兵隊の名は挙げたが、全国の諸藩や各地域でも、時を同じくして同様の組織が生まれている。また、当時の民衆にとっては牧歌的どころか、生命にも関わる一大事だったはず。プロの戦士だったはずの武士たちはそれほどまでに戦えなくなってしまっていたのか? 平和に生きてきた農民たちは命を懸けてまで戦いたかったのか? その背景には、西洋列強による軍事的脅威、幕藩体制の動揺によって引き起こされた一揆や内乱という内憂外患があった。やがて封建制や身分制は解体され、日本は近代国家へと脱皮していくこととなるが、その過渡期に誕生し消えていった農兵は、戦争や軍事には関与することがなかった一般民衆に、身をもって国家の一員であることを体験させ、初めて「国民」としての自覚をもたらしたものなのかもしれない。その幕末の農兵について、先学の研究や各地の自治体史等の成果に学びつつ、全体像を概観できるよう叙述したのが本書である。日本各地の農兵の動向を全て網羅。農兵研究の嚆矢の書といえる。
  • 著者について

    樋口雄彦 (ヒグチタケヒコ)
    1961年静岡県熱海市生まれ。国立歴史民俗博物館・総合大学院教授。文学博士。著書に『旧幕臣の明治維新』『沼津兵学校の研究』『シリーズ藩物語 沼津藩』など多数。

幕末の農兵 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代書館
著者名:樋口 雄彦(著)
発行年月日:2017/12/20
ISBN-10:4768458254
ISBN-13:9784768458259
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:206ページ
縦:20cm
他の現代書館の書籍を探す

    現代書館 幕末の農兵 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!