生命科学のための物理化学15講 [単行本]
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生命科学のための物理化学15講 [単行本]

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出版社:講談社
販売開始日: 2018/01/27
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生命科学のための物理化学15講 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    Part 1 生命と物質
    第1講 生命体を構成する物質の種類と構造
     1 生命体を構成する分子
     2 生体高分子の三次元構造
    Part 2 生命とエネルギー
    第2講 熱とエネルギーの流れ
     1 熱と仕事
     2 熱の流れ
    第3講 エネルギーと熱力学関数
     1 利用できるエネルギー
     2 熱力学関数のさまざまな局面での現れ方
    第4講 溶液:生命の源
     1 理想溶液と希薄溶液
     2 活量と活量係数
     3 電解質溶液
    Part 3 生体内の化学変化
    第5講 酸と塩基
     1 酸解離平衡と緩衝液
     2 生体分子の酸解離
    第6講 生体分子の会合
     1 複合体形成反応の基礎
     2 生体高分子のかかわる複合体形成反応
    第7講 エネルギーの変換と流れ
     1 酸化還元反応と標準電極電位
     2 生体エネルギーの通貨ATP
    Part 4 生体反応と時間
    第8講 化学反応の速度
     1 反応および反応速度の種類
     2 反応速度の理論
    第9講 酵素反応
     1 酵素とは
     2 酵素は触媒
     3 酵素反応速度の解析法と理論
    第10講 酵素反応の外部因子依存性と制御
     1 反応速度と反応条件
     2 酵素反応の阻害
     3 2つ以上の基質の酵素反応
     4 酵素反応の制御
    Part 5 生命と光
    第11講 生体分子と光の相互作用
     1 光の波動性と粒子性
     2 光と物質の相互作用に関する量子化学
    第12講 生体分子の分光学
     1 吸収スペクトルと励起状態の分子の緩和
     2 紫外可視分光法
     3 蛍光分光法
     4 赤外分光法
    第13講 生体分子の磁気共鳴分光学
     1 核磁気共鳴分光法
     2 二次元NMR測定と固体NMR測定
     3 電子スピン共鳴分光法
    Part 6 生命と膜構造
    第14講 膜と物質の拡散・輸送
     1 フィックの法則
     2 電位と拡散
     3 膜を介しての輸送
     4 生体膜
    第15講 エネルギーの獲得と生体膜
     1 酸化的リン酸化
     2 光合成
  • 出版社からのコメント

    この1冊で熱力学から反応速度論,量子化学まで物理化学のエッセンスがひととおり身につく。生命系に特化した解説もわかりやすい。
  • 内容紹介

    物理化学に関する講義が1コマしかない生命系学科向けのテキスト。必ず知っておくべきポイントを簡潔にまとめました。難解な洋書を読みこなせない学生の入門書としても最適。今までわからなかったことが明確にわかる。


    本書は生命科学系の学生にとって必要な物理化学についてコンパクトにまとめた教科書です。
    なぜ生命科学系なのに物理化学が必要なのか。――それは酵素反応や生体分子間の相互作用などをはじめ,生命体における物質の変化を理解するためには,物質を特定したり性質を解明したりするだけではなく,物理化学的視点からの考察が必要だからです。反応がなぜ起こるのか,どのように起こるのかといった「反応機構」は,物理化学の原理に基づいて考察することができます。

    「Part 1 生命と物質」では,生体を構成する分子について,Part 2以降に進むために整理しました。
    「Part 2 生命とエネルギー」では,生命を支える物質とエネルギーの間の変換システムを理解するための基礎となる,熱力学について解説しました。
    「Part 3 生体内の化学変化」では,生物の活動を支えている化学反応が,生体外で起こる種々の化学反応と同じ原理によって進んでいることを理解するために,化学反応の熱力学的な取り扱いを説明しました。
    「Part 4 生体反応と時間」では,生物が時間とともに生きていることを理解するために,時間の概念を導入し,動的な変化の典型である酵素触媒反応の速度論的解析を主に取り上げて解説しました。
    「Part 5 生命と光」では,光(電磁波)と生体物質とのかかわりを,量子力学の初歩を用いて解説しました。また,生体分子の分子構造や運動性・反応性を明らかにする分光学の原理と手法についても紹介しました。
    「Part 6 生命と膜構造」では,生命体の細胞構造と反応の場として重要な膜構造を取り上げ,物質の輸送,エネルギーの移動について解説し,生物のエネルギー獲得の代表である酸化的リン酸化と光合成の基礎について理解を促します。

    コンパクトではありますが,ていねいな解説と演習問題で物理化学の本質が十二分に理解できます。大学院入試試験対策にも最適です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    功刀 滋(クヌギ シゲル)
    京都大学工学博士。1949年京都府生まれ。1977年京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。その後、京都大学工学部助手、福井大学工学部助教授、京都工芸繊維大学繊維学部教授を経て、京都工芸繊維大学名誉教授、愛知大学非常勤講師。専門は生体高分子化学

    内藤 晶(ナイトウ アキラ)
    京都大学理学博士。1949年京都府生まれ。1978年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。その後、ブリティッシュコロンビア大学博士研究員、京都大学理学部助手、姫路工業大学理学部助教授、横浜国立大学工学研究院教授を経て、横浜国立大学名誉教授、放送大学神奈川学習センター客員教授、大阪大学蛋白質研究所共同研究員、東京農工大産学連携研究員、横浜国立大学非常勤講師。専門は生物物理化学
  • 著者について

    功刀 滋 (クヌギ シゲル)
    京都工芸繊維大学 名誉教授

    内藤 晶 (ナイトウ アキラ)
    横浜国立大学 名誉教授

生命科学のための物理化学15講 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:功刀 滋(著)/内藤 晶(著)
発行年月日:2018/01/25
ISBN-10:4061538985
ISBN-13:9784061538986
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:244ページ
縦:26cm
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