「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす(イースト新書) [新書]

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「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす(イースト新書) [新書]

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出版社:イースト・プレス
販売開始日: 2017/12/11
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「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす(イースト新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局やラジオ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所や町村役場、著名人や政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃を容赦なく浴びせる。現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。
  • 目次

    【目次】
    プロローグ 成長なきデフレ時代の申し子「道徳自警団」とは何か
    近世オランダに生まれた「自警団」/「道徳自警団」の本書における定義/「道徳自警団」は何と戦っているのか/
    「道徳自警団」にとって「不道徳」「不謹慎」とは何か/「道徳自警団」への自主規制で息苦しくなる日本社会/
    「道徳自警団」への自主規制で衰退する日本経済/「道徳自警団」の論理的支柱とは

    第一章 なぜネット上の「魔女狩り」が止まらないのか
    緑茶が注がれたワイングラス/私が大手ブログの更新をやめた理由/「不寛容社会論」のウソ/
    オタクへの偏見がなくなった日本社会/「社会に余裕がなくなってきている」のウソ/
    中世の「魔女狩り」との共通点/「道徳自警団」は「成長なき社会」の象徴である

    第二章 なぜ「不倫」報道ばかりに熱狂するのか
    無名の議員が不倫報道で「人間のクズ」に/不倫報道後でも当選した山尾志桜里議員/
    山尾志桜里議員は、ほかの不倫議員と何が違ったのか/幸福実現党に投票した若者のおバカすぎる動機/
    おバカに迎合する「芸人コメンテーター」/中世並みの教養レベルに陥った日本の若者/
    なぜベッキーだけがここまで叩かれたのか/それが番組を放映中止にするほどの問題なのか/
    犯罪より「悪」の証明がしやすい「不道徳」

    第三章 なぜアイドルに「恋愛禁止」を求めるのか
    アイドルに「社会の縮図」を求める人々/世界的に注目されたAKB48峯岸みなみの坊主謝罪/
    坊主謝罪の問題点(1)―「坊主=反省」という誤解/坊主謝罪の問題点(2)―「恋愛禁止」という人権蹂躙/
    坊主謝罪の問題点(3)――日本女性に残る封建的意識/「田母神ガールズ」への失望/
    男性師匠の世界観をトレースする女性論客/過度な女性擁護は「逆差別」にすぎない

    第四章 なぜ「巨悪」より「不謹慎」を憎むのか
    「道徳自警団」が出現するきっかけとなった事件/少年時代の「微罪」を理由に職を奪っていいのか/
    「若気のいたり」と「犯罪」のあいだには距離がある/子どもを「小さな大人」扱いした中世ヨーロッパ/
    サルの赤ちゃん「シャーロット」をめぐる論争/「道徳自警団」も「お墨つき」には勝てなかった/
    舛添要一前都知事は本当に「悪人」だったのか/「悪人」を退場させたものの……

    第五章 なぜ「高い道徳性」が求められるのか
    「よくできた話」だらけのウェブニュース/「日本人はマナーがいい」のウソ/日本人が「道徳小話」を好む理由/
    プロに任せたほうがいいこともある/それって本当に道徳的に正しいですか/
    就職の志望動機に社会貢献を挙げる学生たち/経済成長こそが社会貢献と看破した松下幸之助/
    「教育勅語」は日本人の道徳観を高めたか

    エピローグ 〈彼ら〉を消滅させる「たったひとつの方法」
    「いらだち」が蔓延するのは経済が悪いからだ/無意味な「現状肯定」なんてつぶしてしまえ/
    「カネより評価」「貧乏でも幸せ」なんてクソ食らえ/「カネがあれば幸せ」という前提に立ち返れ/
    「平成という中世」にNOを突きつけろ

    コラム
    (1)自主規制で史実から乖離していった歴史シミュレーションゲーム「提督の決断」
    (2)アメリカ海軍事故への「忖度」でテレビ放映が中止された映画『バトルシップ』
    (3)「道徳自警団」がタトゥーや茶髪を異常なまでに嫌う理由
    (4)「ネット右翼」「意識高い系」と「道徳自警団」に相関性はあるのか
  • 内容紹介

    文春砲、不倫狩り、自主規制……
    なぜ、彼らは「バッシング」に奔(はし)るのか?

    なぜ「不倫」報道ばかりに熱狂するのか?
    なぜアイドルに「恋愛禁止」を求めるのか?
    なぜ「巨悪」より「不謹慎」を憎むのか?
    そして、「ネット右翼」「意識高い系」との相関性は?

    成長なき「中世化」社会の「不寛容」なネット住民
    この「やっかいな人々」と、どう対峙するか?

    ◎〈彼ら〉は何を取り締まっているのか
    ◎なぜベッキーだけがここまで叩かれたのか
    ◎「若気のいたり」と「犯罪」のあいだには距離がある
    ◎舛添要一前都知事は本当に「悪人」だったのか
    ◎「よくできた話」だらけのウェブニュース
    ◎「教育勅語」は日本人の道徳観を高めたか

    ■ネット社会が生んだ「息苦しさ」の正体
    ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所、町村役場、著名人、政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃が容赦なく浴びせる。現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古谷 経衡(フルヤ ツネヒラ)
    1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科(日本史)卒。文筆家。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。インターネットとネット保守、若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMやRKBラジオで番組コメンテイターも担当

「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす(イースト新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:イースト・プレス
著者名:古谷 経衡(著)
発行年月日:2017/12/15
ISBN-10:4781650953
ISBN-13:9784781650951
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:190ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:137g
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