伝奏と呼ばれた人々―公武交渉人の七百年史 [単行本]
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伝奏と呼ばれた人々―公武交渉人の七百年史 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2017/12/18
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伝奏と呼ばれた人々―公武交渉人の七百年史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    武士の時代にあってはただの「お飾り」、あるいは「文化の担い手」でしかなかったとされてきた天皇と朝廷。しかし、実際は社会秩序の維持に重要な役割を果たし、武家もまたその機能を利用し守るために行動した。本書では、天皇・朝廷と武家との交渉の現場を描き出し、交渉人となった公家衆「伝奏」の活動に注目する。鎌倉時代から江戸時代末期まで、朝廷と武家との関係を支えた彼らは、一体どのような存在だったのか。
  • 目次

    序 章 武家と公家をつないだ人々 (神田裕理)


     第Ⅰ部 鎌倉時代──関東申次の誕生と活躍

    第一章 関東申次成立前史( 細川重男)
     はじめに
     1 武門平氏の時代
     2 源頼朝の時代
     3 頼朝薨去から承久の乱まで
     おわりに 

    第二章 関東申次の成立(久保木圭一)
     はじめに
     1 承久の乱後の関東申次──鎌倉幕府指名以前の交渉人たち
     2 関東申次の成立──西園寺実氏の関東申次指名
     おわりに

    第三章 関東申次の展開と終焉(鈴木由美)
     はじめに 
     1 システム化する公武交渉
     2 公武それぞれの交渉の事例
     3 西園寺実兼の関東申次就任 
     4 大覚寺統・持明院統と関東申次
     5 鎌倉幕府の滅亡とその後の西園寺氏
     おわりに


     第Ⅱ部 南北朝・室町時代~戦国・織豊期──関東申次から武家伝奏へ

    第四章 動乱期の公武関係を支えた公家たち──「武家伝奏」の誕生 (水野智之)
     はじめに
     1 光厳上皇と足利尊氏・義詮の公武関係
     2 後光厳・後円融天皇と足利義詮・義満の公武関係
     3 後小松天皇と足利義満の公武関係
     4 後小松・後花園天皇と足利義持・義教の公武関係
     5 後花園天皇と足利義政の公武関係
     おわりに

    第五章 足利将軍家に仕えた公家たち──戦国期の武家伝奏と昵近衆の活躍 (木下昌規)
     はじめに
     1 応仁・文明の乱と武家伝奏(一四六七~九三年) 
     2 武家伝奏の任命と昵近公家衆
     3 武家伝奏の役割
     4 義澄・義稙期(一四九三~一五二一年)の公武関係──昵近衆と伝奏の役割
     5 義晴・義輝期(一五二一~六五年)の公武間交渉と近衛家
     6 足利将軍家と武家伝奏の関係の終焉(一五六五~七三年) 
     おわりに 

    第六章 織田・豊臣期の武家伝奏(神田裕理)
     はじめに
     1 信長・義昭と朝廷──交流のはじまり
     2 義昭・信長並立期の公武交流
     3 信長単独政権期の公武交流
     4 秀吉期の公武交流
     5 秀次期・秀頼期の公武交流
     おわりに 


     第Ⅲ部 江戸時代──近世武家伝奏の活躍とその終焉

    第七章 近世の武家伝奏の登場(村 和明 )
     はじめに
     1 近世はじめの武家伝奏
     2 武家伝奏制度の確立
     3 公武交渉の立役者 
     4 公武のはざまで
     おわりに

    第八章 近世中後期の武家伝奏の活動と幕府役人観 (佐藤雄介)
     はじめに 
     1 財政をめぐる交渉の中で 
     2 朝幕間の事件の中で 
     3 幕府役人をどう見たか
     おわりに 

    第九章 近世朝廷の武家伝奏から維新政府の弁事・弁官へ(箱石 大)
     はじめに
     1 幕末維新史の中の武家伝奏
     2 幕末政治の展開と武家伝奏 
     3 公武合体・朝廷尊奉政策下の武家伝奏 
     4 幕末京都の政局と朝廷・幕府勢力の動向 
     5 王政復古政変と朝廷
     6 維新政府の弁事・弁官へ

    おわりに 
    あとがき(生駒哲郎)
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    神田 裕理(カンダ ユリ)
    1970年生まれ。1993年日本女子大学文学部史学科卒業。1998年日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期満期退学、修士(文学)。中世内乱研究会副会長、日本史史料研究会研究員
  • 出版社からのコメント

    関東申次が誕生した鎌倉時代から、江戸時代の終焉まで、公武のはざまを生きた交渉人の全貌を明らかにする初めての書。
  • 内容紹介

    武士の時代にあってはただの「お飾り」、あるいは「文化の担い手」でしかなかったとされてきた天皇と朝廷。しかし、実際は社会秩序の維持に重要な役割を果たし、武家もまたその機能を利用し守るために行動した。本書では、天皇・朝廷と武家との交渉の現場を描き出し、交渉人となった公家衆「伝奏」の活動に注目する。鎌倉時代から江戸時代末期まで、朝廷と武家との関係を支えた彼らは、一体どのような存在だったのか。
  • 著者について

    日本史史料研究会 (ニホンシシリョウケンキュウカイ)
     2007年,歴史史料を調査・研究し,その成果を公開する目的で設立。主な事業として①定期的な研究会の開催,②専門書籍の刊行,③史料集の刊行を行っている。 最近では,歴史愛好家を対象に歴史講座を開講し,同時に最新の研究成果を伝えるべく,一般書の刊行も行っている。 主な一般向けの編著に『信長研究の最前線』『秀吉研究の最前線』(洋泉社・歴史新書y),『日本史のまめまめしい知識・第1巻 ぶい&ぶい新書No.0001』(岩田書院),監修に『戦国時代の天皇と公家衆たち』『南朝研究の最前線』『家康研究の最前線』(洋泉社・歴史新書y),『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』(吉川弘文館),『鎌倉将軍・執権・連署列伝』(吉川弘文館),『信長軍の合戦史 1560-1582』(吉川弘文館)など。 会事務所:東京都練馬区石神井町5-4-16      日本史史料研究会石神井公園研究センター

    神田 裕理 (カンダ ユリ)
    2017年12月現在中世内乱研究会副会長,日本史史料研究会研究員

伝奏と呼ばれた人々―公武交渉人の七百年史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:日本史史料研究会(監修)/神田 裕理(編著)
発行年月日:2017/12/30
ISBN-10:462308096X
ISBN-13:9784623080960
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:261ページ ※259,2P
縦:19cm
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