近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編 [単行本]
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近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編 [単行本]

土屋 礼子(編著)井川 充雄(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/01/24
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近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    メディアは人である。ジャーナリストが時代と向き合い、格闘し、栄光と挫折を積み重ねてきたことで今日のメディアが存在する。本書は、『近代日本メディア人物誌―創始者・経営者編』の続刊であり、日本のメディアの歴史を、時代を代表するジャーナリストたちの活躍から見ていくものである。言論はいかに世の中を動かしてきたか。メディアが多様化し、グローバル化の中でそのあり方を問われている今日にあって、その源流を改めて考え直すことを提言する一冊である。
  • 目次

    はしがき


     第Ⅰ部 明治期 「言論の自由」をめぐる攻防

    第1章 末広鉄腸--言論の自由と輿論政治の理想を求めて
     1 新聞記者になるまで
     2 新聞記者としての名声と活躍
     3 演説家および民権運動家として
     4 政治小説の執筆と大同団結運動
     5 理想主義者の若すぎる死

    第2章 中江兆民--恩賜的民権から恢復的民権へ
     1 兆民の言論活動
     2 兆民の政治活動
     3 兆民が後世に託したこと--『一年有半』

    第3章 木下尚江・松本英子--足尾鉱毒事件の解決を目指して
     1 新聞記者・教師として
     2 足尾鉱毒事件の追及
     3 社会主義者・小説家、在米文筆家として

    第4章 宮武外骨--古来無類の筆禍者
     1 讃岐の凹凸亭
     2 操觚者としての出発
     3 社会主義と浮世絵
     4 20世紀の外骨

    第5章 三宅雪嶺--「敵なき記者」として三代の論壇を闊歩
     1 「因循なる加賀藩」から東京大学へ
     2 「敵なき記者」への歩み
     3 雑誌記者として生涯を全うする

    第6章 志賀重昂--雑誌『日本人』主筆から政友会代議士へ
     1 札幌農学校に学び南洋航海へ
     2 雑誌『日本人』の主筆として
     3 記者から党人へ

    第7章 島田三郎・山路愛山--キリスト教改良主義からジャーナリズムへ
     1 クリスチャンとしての出発
     2 島田三郎における二つの転機
     3 社会を論じるジャーナリズムを目指して
     4 キリスト教に目覚めた維新の敗残者
     5 人民の歴史とナショナリズムの間で
     6 言論による社会改革という理想と限界

    第8章 池辺三山--東京朝日新聞を飛躍・発展させたサラリーマン主筆
     1 ジャーナリストになるまで
     2 ジャーナリストとしての出発
     3 東京朝日新聞発展の立役者


     第Ⅱ部 大正期 デモクラシーとジャーナリズムの発展

    第1章 松崎天民--社会探訪の名手
     1 流転の日々
     2 大阪での記者時代
     3 東京での記者時代
     4 風俗・食通ジャーナリストとしての後半生

    第2章 村嶋 歸之--「労農記者」と呼ばれたジャーナリスト
     1 大阪毎日新聞社への入社
     2 賀川豊彦と友愛会
     3 再び「ドン底」へ
     4 結核への挑戦

    第3章 山川 均・山川菊栄・荒畑寒村--社会主義ジャーナリズムの展開
     1 初期社会主義と社会主義ジャーナリズム
     2 山川均--初期社会主義から労農派への軌跡
     3 山川菊栄--社会主義とフェミニズムの論跡
     4 荒畑寒村--叛*骨の論陣

    第4章 杉村楚人冠--多彩な国際派ジャーナリスト
     1 紆余曲折の日々
     2 聚星泊時代
     3 朝日新聞社の国際派記者として活躍
     4 一管の筆に託した半生

    第5章 鳥居素川・長谷川如是--閑自主独立の言論を目指した二人のジャーナリスト
     1 『日本』時代までの二人--ジャーナリストとしての原点
     2 『大阪朝日新聞』時代の二人
     3 「独立新聞」の再興の試み

    第6章 恩田和子--戦前期を代表する女性記者
     1 初期の女性新聞記者として
     2 大阪における婦人運動の中心人物に
     3 終生新聞記者として

    第7章 大正期の女性記者--奥むめおと先達大沢豊子・竹中繁子・小橋三四子
     1 女性記者たち
     2 速記者から『時事新報』記者へ、そして放送へ--大沢豊子
     3 『東京朝日新聞』の女性記者第一号--竹中繁子(繁)
     4 機関紙から読売新聞へ、さらに『婦人週報』を主宰--小橋三四子
     5 普選運動(前衛)から生活を旗印(後衛)へ--奥むめお
     6 大正の女性記者たち


     第Ⅲ部 昭和前期 「帝国の戦争」に対して

    第1章 石橋湛山--小日本主義者の見識とその孤高
     1 小日本主義の思想的背景
     2 小日本主義の提唱
     3 言論人としての限界

    第2章 中野正剛--民権派ジャーナリストから朝野の政治家へ
     1 生い立ち
     2 ジャーナリストとして
     3 政治家に転じて
     4 「戦時宰相論」とその結末

    第3章 笠信太郎--最後の論説記者
     1 経済学者となるまで
     2 大新聞社の論説記者へ
     3 戦時の滞欧時代
     4 戦後の論説主幹として

    第4章 水野広徳--兵は凶器なり
     1 海軍軍人を目指して
     2 海軍での生活
     3 平和主義者への転換
     4 評論家として
     5 言論統制下の活動と晩年

    第5章 桐生悠々--反骨のジャーナリスト
     1 新聞記者になるまで
     2 『信濃毎日新聞』主筆
     3 『他山の石』

    第6章 清沢 洌--戦時下の理想主義ジャーナリスト
     1 生誕から渡米時期まで
     2 大正デモクラシーと帰国
     3 フリーランサーの道とロンドン軍縮会議の取材旅行
     4 準戦時、戦時下の平和希求の取り組み--『暗黒日記』の時期
     5 第二次世界大戦後を展望する
     6 その教育観と国際平和の思想

    第7章 馬場恒吾--あるリベラリストの戦前と戦後
     1 迷える学生時代
     2 新聞記者として
     3 評論家時代
     4 戦後の混乱のなかで
     5 リベラリストとしての生涯

    第8章 鈴木東民--不屈のジャーナリスト
     1 デモクラシーとの出会い
     2 ドイツ留学
     3 読売新聞社での日々
     4 その後の東民

    第9章 正木ひろし--権力への抵抗を貫いた人権派弁護士
     1 『近きより』発刊以前
     2 戦時下の抵抗
     3 表現の自由を求めて
     4 冤罪事件の弁護
     5 刑事被告人のまま死去


     第Ⅳ部 昭和後期 戦後とは何だったのか

    第1章 大宅壮一--二つの大衆社会化状況を生きた、「無思想」の「マスコミの王様」
     1 誕生からデビューまで
     2 戦前における活動
     3 「マスコミの王様」へ
     4 大宅壮一の生涯と近現代メディア史

    第2章 田 英夫--ニュースキャスターの草分け
     1 原体験としての戦争
     2 ニュースキャスターの誕生
     3 「ハノイ・田英夫の証言」の波紋
     4 生涯ジャーナリストとして

    第3章 沢田教一--ベトナム戦争報道写真でピュリツアー賞を受賞した日本人カメラマン
     1 青森から東京へ
     2 ニュース通信社UPI東京支局(アジア総局)
     3 1965年2月 サイゴン
     4 従軍取材の日々

    第4章 大森 実--‘エンピツ一本’の国際事件記者・評論家
     1 敗戦の日に決めた新聞記者への転職
     2 米国特派員から外信部長へ
     3 ベトナム戦争報道
     4 エンピツ一本で、一人で「書く」

    第5章 本多勝一--探検家・民族学者・国際派社会部記者
     1 報道の世界に新境地を開いた民族学的探訪ルポ
     2 ベトナム戦争から見えてきたアメリカの正体
     3 日本は本当に過去の戦争責任を償ったのか
     4 みずから新しいメディアをつくる取り組み
     5 むすび

    第6章 立花 隆--永遠に未完の文明批評家
     1 科学ジャーナリストとしての出発
     2 政治ジャーナリストへの変身
     3 つくり上げられた“知の巨人”
     4 本領発揮は科学・技術の啓蒙
     5 むすび

    第7章 江川紹子--心と社会をつなぐジャーナリスト
     1 ふつうの学生から地方紙記者に
     2 フリー時代の仕事--「人権」と「メディアのあり方」を問う
     3 坂本弁護士一家拉致殺害事件
     4 ジャーナリストとしての立ち位置


    〈コラム〉
    浅野七之助--日本にも影響を与えた日系人ジャーナリスト
    賀川 浩--日本代表よりも早く世界に評価されたサッカー記者
    藤倉修一--「マイクの職人」


    年  表
    人名索引
    事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    土屋 礼子(ツチヤ レイコ)
    1995年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学政治経済学術院教授。博士(社会学)

    井川 充雄(イカワ ミツオ)
    1995年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。立教大学社会学部教授。博士(社会学)
  • 出版社からのコメント

    言論人たちは何と闘い、いかに表現してきたのか。 激動の日本近代史を、ジャーナリストの奮闘から描く
  • 内容紹介

    メディアは人である。ジャーナリストが時代と向き合い、格闘し、栄光と挫折を積み重ねてきたことで今日のメディアが存在する。本書は、『近代日本メディア人物誌??創始者・経営者編』の続刊であり、日本のメディアの歴史を、時代を代表するジャーナリストたちの活躍から見ていくものである。言論はいかに世の中を動かしてきたか。メディアが多様化し、グローバル化の中でそのあり方を問われている今日にあって、その源流を改めて考え直すことを提言する一冊である。
  • 著者について

    土屋 礼子 (ツチヤ レイコ)
    *2017年12月現在早稲田大学政治経済学術院教授。博士(社会学)

    井川 充雄 (イカワ ミツオ)
    2017年12月現在立教大学社会学部教授。博士(社会学)

近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:土屋 礼子(編著)/井川 充雄(編著)
発行年月日:2018/01/30
ISBN-10:462307482X
ISBN-13:9784623074822
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:311ページ
縦:21cm
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