演技する道化サダキチ・ハートマン伝―東と西の精神誌(シリーズ・人と文化の探究〈14〉) [全集叢書]
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演技する道化サダキチ・ハートマン伝―東と西の精神誌(シリーズ・人と文化の探究〈14〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/01/30
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演技する道化サダキチ・ハートマン伝―東と西の精神誌(シリーズ・人と文化の探究〈14〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    幕末長崎出島で生まれたサダキチ・ハートマン。十四歳でアメリカに移住後、渡欧を繰り返し、当時の芸術家と交流する。その後ニューヨークを拠点として日本文化を紹介、チャップリンらと知り合いハリウッド映画に出演する。その人生は放浪と女性、借金などのトラブルの繰り返しだった。しかし、それは、道化を演技した生涯だったのではないか。二〇世紀初頭「ボヘミアンの王」として名を馳せた、日独の血を引いた知られざる人物の生涯を追う。
  • 目次

    序 章 サダキチ・ハートマンとは何者なのか?
     1 波乱万丈の人生
     2 稀代のトラブル・メーカー
     3 現代芸術の先駆者

    第1章 サダキチ・ハートマンの生い立ち
     1 ハートマン、出島で生まれる
     2 若き貿易商人
     3 死の商人として暗躍
     4 ハンブルグの幼年時代

    第2章 サダキチ・ハートマンとウォルト・ホイットマン
     1 ホイットマンとの出会い
     2 ホイットマンとボストンの文人たち
     3 ホイットマンとの深まる交流
     4 ホイットマンをめぐる論争

    第3章 若き芸術家の誕生
     1 美術評論家として出発
     2 戯曲家としてのハートマン
     3 シカゴ万国博のルポルタージュ

    第4章 ハートマンのアメリカ美術論
     1 アメリカ美術の探求
     2 風景画家たち
     3 旧派の画家たち
     4 新派の画家たち
     5 アメリカの彫刻とグラフィック・アート
     6 ヨーロッパにおけるアメリカ美術
     7 最新のアメリカ美術

    第5章 ハートマンの日本美術論
     1 いかにして『日本の美術』を書いたか
     2 初期の宗教画
     3 土佐絵から大和絵へ
     4 日本美術のルネサンス
     5 浮世絵というリアリズム運動
     6 日本美術の西洋文明への影響
     7 日本の建築と彫刻
     8 日本の装飾芸術
     9 現代日本美術

    第6章 躍動する才能
     1 ハートマン-詩人
     2 ハートマン-小説家
     3 ハートマン-写真評論家
     4 ハートマンとスティーグリッツの確執

    第7章 ハートマン、アメリカ人になる?
     1 アイデンティティーの問題
     2 ハートマン対ワスプ体制
     3 ハートマンと大逆事件
     4 ハートマンの平和論=反戦論

    第8章 ホイッスラーを通じてのアイデンティティーの追求
     1 ホイッスラーとの出会い
     2 ホイッスラーとジャポニスム
     3 進化するホイッスラー
     4 ピーコック・ルーム(孔雀の間)について

    第9章 ジャポニスムの実践によるアイデンティティーの確立
     1 ジャパノロジストとしてのハートマン
     2 歌人、俳人としてのハートマン
     3 ハートマンとモダニズム

    第10章 ハリウッドのハートマン
     1 新天地を求めて
     2 映画の世界への憧れ
     3 『バグダッドの盗賊』に出演する
     4 映画は芸術なのか?

    終 章 演技する道化の最期
     1 最晩年のハートマン
     2 『キリストの最後の30日』を読み解く
     3 未完に終わったライフワーク 
     4 バンディー・ドライヴ・ボーイズたちとの交流


    サダキチ・ハートマンの著作
    参考文献
    あとがき
    サダキチ・ハートマン略年譜
    人名・事項・作品索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田野 勲(タノ イサオ)
    1942年生まれ。1968年東京大学人文科学研究科修士課程修了。専門は、アメリカ文学、文化専攻。名古屋大学名誉教授
  • 出版社からのコメント

    幕末出島で生まれ、躍動する才能で、 ジャポニズムの橋を渡した「ボヘミアンの王」の生涯を追う
  • 内容紹介

    幕末長崎出島で生まれたサダキチ・ハートマン。14歳でアメリカに移住後、渡欧を繰り返し、当時の芸術家と交流する。その後ニューヨークを拠点として日本文化を紹介、チャップリンらと知り合いハリウッド映画に出演する。その人生は放浪と女性、借金などのトラブルの繰り返しだった。しかし、それは、道化を演技した生涯だったのではないか。20世紀初頭「ボヘミアンの王」として名を馳せた、日独の血を引いた知られざる人物の生涯を追う。
  • 著者について

    田野 勲 (タノ イサオ)
    名古屋大学名誉教授

演技する道化サダキチ・ハートマン伝―東と西の精神誌(シリーズ・人と文化の探究〈14〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:田野 勲(著)
発行年月日:2018/01/30
ISBN-10:4623081052
ISBN-13:9784623081059
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:397ページ ※387,10P
縦:22cm
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