皮膚感覚から生まれる幸福―心身が目覚めるタッチの力 [単行本]

皮膚感覚から生まれる幸福―心身が目覚めるタッチの力 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  触れること―タッチングは人を癒し、幸福感をもたらす。身体心理学などの最新の科学的知見をもとに、触覚が心身に及ぼす影響を探り、タッチングの可能性を示す。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　ポジティブな感情と幸せ（なぜポジティブな感情は心身の健康を高めるのか
  視野を広げる拡張―形成理論
  利他的であること）
  第２章　幸福をもたらすＣ触覚線維（感情を伝えるタッチ
  ポジティブな感情を伝えるＣ触覚線維
  コミュニケーションとＣ触覚線維
  身体的自己とＣ触覚線維）
  第３章　タッチが幸福感を高める（人間関係と幸福なタッチ
  さまざまなシチュエーション別タッチ
  視覚の出会い、触覚の出会い）
  第４章　こころとからだを癒すタッチ（生と死の幸福とタッチ
  心身の痛みを癒す
  心を癒す）
  第５章　日本人の幸福とは（日本人と自殺
  幸せでなくてもよいという視点
  日本人の触覚）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山口 創(ヤマグチ ハジメ)
  １９６７年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。「手当て」としてスキンシップケアの効果やオキシトシンについて研究している

• 出版社からのコメント

  タッチングは心身を癒し、幸福感をもたらす。身体心理学に基づき「触れること」の可能性に迫るとともに幸福とは何かを考える。

• 内容紹介

  「露出した脳」、「人体最大の臓器」などともいわれる皮膚。皮膚と何かが触れることで起こる感覚＝「触覚」は、ヒトの身体や心理に深く関わり、触れること―タッチングは人を癒し、幸福感をもたらす。親子関係をはじめとした人間関係など他者との関係や愛着を築くうえで触れる力が与える影響を利他や慈愛の心から読み解き、タッチングの現代的な可能性に迫る。人同士の結びつきが弱まり身体的自己が薄れる時代に、身体心理学の最新の知見に基づき、人間の幸福とは何かをあらためて皮膚から考える。

• 著者について

  山口 創 (ヤマグチハジメ)
  1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。「手当て」としてスキンシップケアの効果やオキシトシンについて研究している。主な著書に『手の治癒力』（草思社）、『子供の「脳」は肌にある』（光文社新書）、『幸せになる脳はだっこで育つ。』（廣済堂出版）など多数。

皮膚感覚から生まれる幸福―心身が目覚めるタッチの力 の商品スペック