現代的訴訟の諸相(下森定著作集〈4〉) [全集叢書]

現代的訴訟の諸相(下森定著作集〈4〉) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  理論と実務を架橋する総合的・体系的考察。意見書なども多数収録した、法理論的訴訟の考究。

• 目次

  　　『現代的訴訟の諸相（下森定著作集Ⅳ）』
  
  　　下森　定（法政大学名誉教授） 著
  
  【目　　次】
  
  はしがき
  
  第一章　サブリース契約とサブリース訴訟
  　第一節　事業受託方式の契約約款
  　第二節　いわゆるサブリース契約における賃料減額請求の可否
  　第三節　サブリース契約の法的性質と借地借家法三二条適用の可否―――東京地裁平成一〇年八月二八日判決を契機として―――
  　第四節　サブリース訴訟最高裁判決の先例的意義と今後の理論的展望
  　第五節　サブリース訴訟意見書
  　　1　センチュリータワー　対　住友不動産　サブリース訴訟
  　　　　①　控訴審鑑定意見書・東京高等裁判所提出
  　　　　②　右鑑定意見書・補論(1)
  　　　　③　同鑑定意見書・補論(2)
  　　　　④　上告審鑑定意見書
  　　　　⑤　差戻審意見書
  　　2　三井物産　対　千倉書房　サブリース訴訟
  　　　　①　第一審鑑定意見書・東京地方裁判所提出
  　　　　②　控訴審意見書
  　　　　③　右意見書補論
  　　　　④　右第二次訴訟意見書
  　　3　三菱地所対Aコーポ・サブリース訴訟
  
  第二章　特許権の譲渡契約・青色発光ダイオード訴訟
  　第一節　職務発明における特許を受ける権利の承継取得に関する一考察―――青色発光ダイオード特許権訴訟第一審中間判決の研究―――
  　第二節　青色発光ダイオード訴訟の意見書
  　第三節　職務発明における相当対価請求権の消滅時効の起算点―――青色発光ダイオード訴訟の一争点―――
  
  第三章　住友信託対三菱UFJ経営統合契約破断訴訟
  　は　じ　め　に
  　第一節　経営統合交渉差止仮処分訴訟の経緯
  　第二節　東京地裁・住友信託対UFJ三社情報提供又は協議差止め請求訴訟における下森意見書
  　　一　下森意見書　Ⅰ
  　　二　下森意見書　Ⅱ
  　　三　下森意見書　Ⅲ
  　第三節　住友信託対三菱UFJ・情報提供又は協議差止め請求訴訟―――東京地裁平成一八年二月一三日判決―――
  　む　す　び
  
  第四章　法人格否認・詐害行為取消訴訟―――New World 対 Able Well・ロジハイ・フドウサン事件―――
  　はじめに―――本件訴訟の事実関係の概要と経緯―――
  　法人格否認・詐害行為取消訴訟・下森意見書
  
  初出一覧
  『現代的訴訟の諸相』業績一覧
  事項索引（巻末）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  下森 定(シタモリ サダム)
  １９３０年島根県鹿足郡日原町（現津和野町）にて出生。１９５４年広島大学政経学部卒業。１９５６年法政大学大学院修士課程卒業。１９６０年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。１９６９年法政大学教授。２００１年尚美学園大学教授。２００４年成蹊大学法科大学院教授。法政大学名誉教授。尚美学園大学名誉教授

• 出版社からのコメント

  著作集第4弾。サブリース訴訟、青色発光ダイオード訴訟、住友信託対三菱東京UFJ訴訟、詐害行為取消訴訟、の論文と意見書を収録。

• 内容紹介

  理論の追求のみならず、実際の紛争事例を客観的・類型的に分析し、長く理論と実務の架け橋となる法解釈論を展開してきた著者の待望の著作集第4弾。サブリース訴訟、青色発光ダイオード訴訟、住友信託対三菱UFJ訴訟、詐害行為取消訴訟、の論文と意見書を収録。理論的訴訟を追求した現代的訴訟の集大成。

現代的訴訟の諸相(下森定著作集〈4〉) [全集叢書] の商品スペック