酸っぱいブドウ/はりねずみ(エクス・リブリス) [単行本]
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酸っぱいブドウ/はりねずみ(エクス・リブリス) [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2018/02/24
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酸っぱいブドウ/はりねずみ(エクス・リブリス) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『酸っぱいブドウ』―「短剣に斃る」:強欲で乱暴で慎しみを欠き、くせ者揃いの住民で知られるクワイク街区。そこに暮らす片耳の男ヒドゥル・アッルーンは、自分の伴侶のように大事にしていた短剣を警察に没収されてしまう。「隘路の外衣」:クワイク街区を抜けて近道しようとしたムフスィン・ファーイルは、黒い外衣をまとった女に道を訊かれる。知らないと答えると、突然その女の兄を名乗る男に因縁をつけられる。「ハッラーウの末路」:床屋のサイード・ハッラーウは店を閉め、謎の黄色い錠剤を売っている。錠剤には魔法のような効能があり、街区に住む男たちは次々と中毒に陥るが、その成分や製造方法は誰にもわからない。「八時」:ハナーン・ムルキーは一時間刻みで約束をこなす。正午には公園、一時にはある家、二時にはカフェ、三時には映画館、五時には婦人服店、六時にはレストランへ…多忙な娘ハナーンが八時に帰宅するまでの半日を追う。『はりねずみ』―両親と兄と暮らす6歳の「僕」は、大人にいたずらを仕掛け、質問攻めにして困らせるのが大好き。シリアの子どもの殺伐とした日常をコミカルかつシニカルに語る。
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    酸っぱいブドウ;はりねずみ
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ターミル,ザカリーヤー(ターミル,ザカリーヤー/Tamer,Zakaria)
    1931年シリア・ダマスカス生まれ。小学校卒業後、13歳から製鉄工として働くかたわら図書館の本を濫読し、独学で教養を培う。1950年代末から短篇小説を書き始め、「詩(al‐Shi‘r)」誌の編集者・詩人のユースフ・アルハールの激賞を受け、『白馬のいななき』(1960)で文壇デビュー。個人の人間性と自由を蝕む社会への鋭い諷刺を含む短篇集『十日目の虎たち』(1978)などの刊行により国際的にも知られる存在となるが、言論・思想に厳しい制限が加えられるシリア国内で活動を続けるのが困難になり、1981年英国オックスフォードに移住。その後もアラビア語で創作を続け、11冊の短篇集を刊行したほか、児童文学、ジャーナリズムの分野でも活躍。「第一回アラブ短篇小説のためのカイロ会合」賞(2009)、「マフムード・ダルウィーシュ自由と創造」賞(2015)など受賞多数

    柳谷 あゆみ(ヤナギヤ アユミ)
    1972年東京都生まれ。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程単位取得退学。公益財団法人東洋文庫研究員。上智大学アジア文化研究所共同研究員。歌人として第一歌集『ダマスカスへ行く 前・後・途中』(2012年)で第五回日本短歌協会賞を受賞
  • 出版社からのコメント

    卓越したユーモアと奇想、殺伐とした日常を切り取る鋭い眼差し。現代シリア文学を代表する作家による短篇集と中篇を収録。本邦初訳
  • 内容紹介

    ユーモアと奇想に満ちた中短篇集
     暴力と抑圧がはびこる架空の街区を舞台に、現代シリア文学の重鎮が描く短篇集と中篇の二作を収録。
    『酸っぱいブドウ』
    「短剣に斃る」──強欲で乱暴で慎みを欠き、くせ者揃いの住民で知られるクワイク街区。そこに暮らす片耳の男ヒドゥル・アッルーンは、自分の伴侶のように大事にしていた短剣を警察に没収されてしまう。
    「隘路の外衣」──クワイク街区を抜けて近道しようとしたムフスィン・ファーイルは、黒い外衣をまとった女に道を訊かれる。知らないと答えると、突然その女の兄を名乗る男が現われ、因縁をつけられる。
    「ハッラーウの末路」──床屋のサイード・ハッラーウは店を閉め、謎の黄色い錠剤を売っている。錠剤には魔法のような効能があり、街区に住む男たちは次々と中毒に陥るが、その成分や製造方法は誰にもわからない。
    「八時」──ハナーン・ムルキーは一時間刻みで約束をこなす。正午には公園、一時にはある家、二時にはカフェ、三時には映画館、五時には婦人服店、六時にはレストランへ……多忙な娘が八時に帰宅するまでの半日を追う。
    『はりねずみ』
     両親と兄と暮らす六歳の「僕」。シリアの子どもの殺伐とした日常を、コミカルかつシニカルに語る。
  • 著者について

    ザカリーヤー・ターミル (ターミル)
    1931年ダマスカス生まれ。13歳から製鉄工として働くかたわら独学で学び、図書館の本を濫読する生活を送る。1950年代後半から執筆活動を開始し1960年に第一短篇集『白馬のいななき』を刊行。以来、短篇小説、児童書などさまざまなジャンルで健筆をふるい、一躍シリア文学界を牽引する存在となる。アラブ文学に短篇小説というジャンルを確立した功労者でもあり、2009年の「アラブ短篇小説のためのカイロ会合」賞、2015年の「マフムード・ダルウィーシュ自由と創造」賞など受賞多数。1981年より英オックスフォード在住。2015年、中東文学を紹介する英国の文芸誌「バニパル」でターミルの特集が組まれ、『酸っぱいブドウ』の一部の英訳が掲載された。他の作品は英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、中国語等に訳されている。

    柳谷 あゆみ (ヤナギヤ アユミ)
    慶應義塾大学文学研究科後期博士課程単位取得退学。早稲田大学、慶應義塾大学、筑波大学非常勤講師(アラビア語担当)。歌人として第一歌集『ダマスカスへ行く 前・後・途中』(2012年)で第五回日本短歌協会賞を受賞。アラビア語からの翻訳に戯曲『3in1』などがある。

酸っぱいブドウ/はりねずみ(エクス・リブリス) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:ザカリーヤー ターミル(著)/柳谷 あゆみ(訳)
発行年月日:2018/03/05
ISBN-10:4560090556
ISBN-13:9784560090558
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:218ページ
縦:20cm
その他: 原書名: al-Hisrim/al-Qunfudh〈Tamer,Zakaria〉
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