寵愛は熱く儚く （ハーレクイン・ロマンス<3316>） [新書]

寵愛は熱く儚く （ハーレクイン・ロマンス<3316>） の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「僕の妹の婚約者には、二度と会わないと約束したまえ」王族らしい高慢さをたたえ、カシムは嘲るような口調で言った。君のような女に妹の晴れ着を作らせるわけにはいかない、と。カシムの妹のドレスを縫うことになっているアンジェリクは、内気ながらその美貌ゆえにありもしない男性遍歴を噂されていた。私は彼の愛人じゃない―必死の抗弁は聞き入れられず、アンジェリクは気づくと力強い腕に抱きすくめられていた。「もう話すことは何もない。君の特技を見せてもらおうか」熱を帯びた褐色の瞳に絡めとられ、彼女は我知らず唇を開いた。

• 内容紹介

  異国の君主は傲慢に口づけた。
  “妹の婚約者の愛人”の私に。
  
  「僕の妹の婚約者には、二度と会わないと約束したまえ」
  王族らしい高慢さをたたえ、カシムは嘲るような口調で言った。
  君のような女に妹の晴れ着を作らせるわけにはいかない、と。
  カシムの妹のドレスを縫うことになっているアンジェリクは、
  内気ながらその美貌ゆえにありもしない男性遍歴を噂されていた。
  私は彼の愛人じゃない――必死の抗弁は聞き入れられず、
  アンジェリクは気づくと力強い腕に抱きすくめられていた。
  「もう話すことは何もない。君の特技を見せてもらおうか」
  熱を帯びた褐色の瞳に絡めとられ、彼女は我知らず唇を開いた。
  
  目もくらむほどの喜びに、互いの立場を忘れるふたり。秘めやかに熱い夜を重ねる一方、カシムの花嫁選びは着々と進んでいて……。思いがけず禁断の恋に落ちた無垢な乙女の、儚く切ない愛の軌跡。

• その他出版社記入欄

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寵愛は熱く儚く （ハーレクイン・ロマンス<3316>） の商品スペック