古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書]
    • 古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書]

    • ¥14,300429 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002913874

古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書]

価格:¥14,300(税込)
ゴールドポイント:429 ゴールドポイント(3%還元)(¥429相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:和泉書院
販売開始日: 2018/01/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古典作品を的確に読むための語法・文法研究。平安王朝の散文学・韻文学を対象に古代の語法・文法の本義に迫る。自発の助動詞「る・らる」の「可能」への用法拡張、時の助動詞「き」「けり」及び完了の助動詞の本義、接続語「かくて」「さて」の文脈形成上の機能、同格助詞「の」の構文的機能などについて、また古代和歌にみる文法や修辞が、いかに和歌言説を形成する上で機能しているかを追究。
  • 目次

    凡例
    前編 語法・文法研究
    〔一〕不可能の自覚――語りと副詞「え」の用法
    〔二〕「き・けり」論
     1 古代和歌における助動詞「き」の表現性
     2 『源氏物語』と助動詞「き」――事態の時間的順序との関係
     3 中古の助動詞「き」「けり」と視点
     4 『古今集』詞書の「けり」――文体論的研究
    〔三〕王朝女流日記の表現機構――その視点と過去・完了の助動詞
    〔四〕『枕草子』の語法
     1 類聚章段と「時」の助動詞
     2 日記章段と「時」の助動詞
     3 随想章段にみる「時」の認識と叙述法
     4 『枕草子』の語法一つ――連体接「なり」の場合
    〔五〕文脈を形成する語法
     1 中古文学と接続語――「かくて」「さて」を中心に
     2 文と文の連接――文章論的考察
    〔六〕人物提示の存在文と同格準体句――『宇治拾遺物語』を中心に

    中編 散文体と韻文体と
    〔一〕勅撰和歌集の詞書――「よめる」「よみ侍りける」の表現価値
    〔二〕助動詞の複合「ならむ」「なるらむ」――散文体と韻文体と
    〔三〕かな散文と和歌表現――発想・表現の位相

    後編 和歌言語の研究
    〔一〕『古今集』の文法――和歌の表現機構と構文論的考察
    〔二〕『新古今集』の文法――和歌の構造と構文論
    〔三〕和歌解釈と文法――語法と構文を中心に
    〔四〕和歌の発想と修辞
     1 和歌の「見立て・比喩」
     2 短歌第三句の機能
     3 和歌表現の史的展開――引用と集団性
    〔五〕〈うた〉の言説と解釈
     1 『万葉集』巻八山部赤人春雑歌の性格
     2 「なりけり」構文――平安朝和歌文体序説
     3 「難波江の芦間に宿る月」の歌――勅撰和歌集名歌評釈
     4 『梁塵秘抄』三九八番歌――「男をしせぬ人」「むろまちわたり」など
     5 「ながむ・ながめ」考――「もの思ひ」の歌

    キーワード索引(用語・事項/作品・文献)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    糸井 通浩(イトイ ミチヒロ)
    1938年生、京都府出身。京都大学文学部卒。日本語学・古典文学専攻。国公立の高校教員(国語)を経て、京都教育大学・龍谷大学名誉教授
  • 出版社からのコメント

    平安文学を対象に時の助動詞「き」「けり」等を中心に古代の語法・文法の本義に迫る。『枕草子』や古代和歌の文法についても論じる。
  • 内容紹介

    平安王朝の散文学・韻文学を対象に、古代の語法・文法の本義を追究。自発の助動詞「る・らる」の「可能」への用法拡張、時の助動詞「き」「けり」及び完了の助動詞の本義、接続語「かくて」「さて」の文脈形成上の働き、同格助詞「の」の構文的機能などについて論じ、また古代和歌にみる文法や修辞が、いかに和歌言説を形成する上で機能しているかを追う。
    〈姉妹編『「語り」言説の研究』(研究叢書492)同時刊行〉
  • 著者について

    糸井通浩 (イトイミチヒロ)
    一九三八年生、京都府出身。京都大学文学部卒。日本語学・古典文学専攻。国公立の高校教員(国語)を経て、京都教育大学・龍谷大学名誉教授。主な共編著:『後拾遺和歌集総索引』、『小倉百人一首の言語空間―和歌表現史論の構想―』、『物語の方法―語りの意味論―』、『王朝物語のしぐさとことば』、『日本語表現学を学ぶ人のために』、『国語教育を学ぶ人のために』、『京都学の企て』、『京都学を楽しむ』、『京都地名語源辞典』、『地名が語る京都の歴史』など、及び専著:『日本語論の構築』ほか。

古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:糸井 通浩(著)
発行年月日:2018/01/25
ISBN-10:4757608594
ISBN-13:9784757608597
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:560ページ
縦:22cm
他の和泉書院の書籍を探す

    和泉書院 古代文学言語の研究(研究叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!