「語り」言説の研究(研究叢書) [全集叢書]
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出版社:和泉書院
販売開始日: 2018/01/25
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「語り」言説の研究(研究叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『源氏』から三島・川端、マンガまで。虚構の出来事を作者ならぬ「語り手」が語る作品を「語り」という。「語り」という言語も、「語り」内容(何が書かれているか)と「語り」言説(いかに書かれているか)からなる。本書では後者、「語り」言説の表現機構を主要な語法・文法に注目して、古代の物語・近現代の小説を対象に探究。
  • 目次

    凡例
    前編 古典語の「語り」言説
    〔一〕物語の表現機構
     1 物語文学の表現――語法と文体のはざま
     2 物語言語の法――表現主体としての「語り手」
     3 「語り」言語の生成――歌物語の文章
    〔二〕「なりけり」構文と「語り」の展開
     1 貫之の文章――仮名文の構想と「なりけり」表現
     2 『大和物語』の文章――「なりけり」表現と歌語り
     3 『源氏物語』の「なりけり」語法の表現価値
    〔三〕『源氏物語』の文体――「いかに書かれているか」の論
    〔四〕夕顔巻(源氏物語)を読む
     1 夕顔の巻はいかに読まれているか
     2 夕顔の宿
    〔五〕とぞ本にはべめる――語りテクストの表現構造
    〔六〕『大鏡』を読む
     1 大鏡――その語りの方法
     2 公任「三船の才」譚(大鏡)再考――指示語の機能と語り
    参考 絵巻詞書の文章――信貴山縁起(絵巻)・源氏物語絵巻・西行物語絵巻

    後編 現代語の「語り」言説
    〔一〕文章論的文体論
    〔二〕歴史的現在(法)と視点 
    〔三〕小説の冒頭表現
     1 小説冒頭の「は」「が」(覚書)
     2 小説冒頭表現――「は/が」の語用論的考察
     3 冒頭表現と視点 
    〔四〕「語り」と視点 
     1 物語・小説の表現と視点
     2 視点と語り
     3 表現の視点・主体
     4 表現と視点――「私」はどこにいるか
     5 視点論の課題――語り手の視点と語法 
    〔五〕小説の構造分析
     1 三島由紀夫『金閣寺』構造試論――文章論における意図をめぐって 
     2 川端康成「百合」――その構造と思想 
    〔六〕マンガの表現――絵と詞
     1 文体としてみた「マンガのことば」
     2 現代マンガの表現論

    キーワード索引(用語・事項)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    糸井 通浩(イトイ ミチヒロ)
    1938年生、京都府出身。京都大学文学部卒。日本語学・古典文学専攻。国公立の高校教員(国語)を経て、京都教育大学・龍谷大学名誉教授
  • 出版社からのコメント

    古代の物語(『源氏物語』等)や近現代の小説(川端・三島等)を対象に、虚構の出来事を「語り手」が語る作品の表現機構を探る。
  • 内容紹介

    虚構の出来事を作者ならぬ「語り手」が語る作品を「語り」という。「語り」という言語も、「語り」内容(何が書かれているか)と「語り」言説(いかに書かれているか)からなる。本書では後者、「語り」言説の表現機構を主要な語法・文法に注目して、古代の物語、近現代の小説を対象に探究する。特に、「なりけり」構文と文脈形成上の機能、「語り」における語り手と視点の問題、「は」と「が」の語用論的機能や作品の構造分析などについて論述。
  • 著者について

    糸井通浩 (イトイミチヒロ)
    一九三八年生、京都府出身。京都大学文学部卒。日本語学・古典文学専攻。国公立の高校教員(国語)を経て、京都教育大学・龍谷大学名誉教授。主な共編著:『後拾遺和歌集総索引』、『小倉百人一首の言語空間―和歌表現史論の構想―』、『物語の方法―語りの意味論―』、『王朝物語のしぐさとことば』、『日本語表現学を学ぶ人のために』、『国語教育を学ぶ人のために』、『京都学の企て』、『京都学を楽しむ』、『京都地名語源辞典』、『地名が語る京都の歴史』など、及び専著:『日本語論の構築』ほか。

「語り」言説の研究(研究叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:糸井 通浩(著)
発行年月日:2018/01/25
ISBN-10:4757608608
ISBN-13:9784757608603
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:477ページ
縦:22cm
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