『青色本』を掘り崩す―ウィトゲンシュタインの誤診(講談社学術文庫) [文庫]
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『青色本』を掘り崩す―ウィトゲンシュタインの誤診(講談社学術文庫) [文庫]
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『青色本』を掘り崩す―ウィトゲンシュタインの誤診(講談社学術文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2018/02/16
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『青色本』を掘り崩す―ウィトゲンシュタインの誤診(講談社学術文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    たとえば、後期ウィトゲンシュタインの代表作『哲学探究』二〇〇番代で主題化される私的言語の問題は、その原基形態が『青色本』の議論にある。後期に向かう哲学的思考の端緒とも言うべき『青色本』を、著者は「天下の奇書」と評しつつも、細部にわたって徹底的に、かつ詳細に考え抜く。そこで見えてくる独我論の相貌とは。渾身の哲学的批判の書。
  • 目次

    1.哲学における達成とは
    2.私的体験が素材となって実在が構成されていると言いたい誘惑
    3.語は対立項なしに使われえないか
    4.ただ私自身の体験だけが実在すると言いたい誘惑
    5.だが他人も「まったく同じこと」が言える
    6.世界の素材としてのエーテル状の私的体験
    7.ウィトゲンシュタイン的独我論
    8.ウィトゲンシュタイン的独我論の永井的拡張(付・コウモリだったらどんなかな)
    9.私と世界をつなぐすべての出発点
    10.「自分の感覚を記述するのに回り道をせざるをえない」……
  • 出版社からのコメント

    「私は他者の痛みを感じることはできないか」――この有名な問題を皮切りに、著者がウィトゲンシュタインと切り結ぶ魅惑の哲学!
  • 内容紹介

    「私は他者の痛みを感じることはできない」――このことを出発点として展開されるウィトゲンシュタイン『青色本』の思索を、著者が細部にわたって、詳細に検討。「独我論」とは、いったい何なのか? 哲学的に思考する醍醐味満載の一冊!


    『青色本』と名づけられたのは、1933年から1934年にかけての、ケンブリッジでのウィトゲンシュタインの講義録である。
    ウィトゲンシュタインの哲学を、『論理哲学論考』を前期、『哲学探究』を後期と分ければ、その中間に位置し、いわば『哲学探究』に向かう時期の講義にあたる。
    ここでは、「他者の痛みは、私には感じられない」という、有名な「痛み」についての議論などが展開され、いわゆる「独我論」が主要テーマになっている。
    著者・永井均は、この『青色本』の議論に、一文一文、詳細な検討を加え、解読しながら、さらに、著者の哲学を展開していく。
    独我論、私的言語、自他の非対称性といった、哲学の永遠の課題に対して、ウィトゲンシュタインと永井均という、ふたりの哲学者の思考がクロスしながら展開する、きわめてスリリングな一冊といえよう。
    さながら、ウィトゲンシュタインvs.永井均という様相を呈しているのである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    永井 均(ナガイ ヒトシ)
    1951年生まれ。慶應大学大学院文学研究科博士課程単位取得。日本大学教授。専攻は哲学
  • 著者について

    永井 均 (ナガイ ヒトシ)
    1951年生まれ。慶應大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、日本大学教授。専攻は、哲学、倫理学。著書に、『〈私〉の存在の比類なさ』(講談社学術文庫)、『転校生とブラックジャック』『改訂版 なぜ意識は実在しないのか(以上、岩波現代文庫)、『翔太と猫のインサイトの夏休み』(ちくま学芸文庫)、『〈子ども〉のための哲学』『これがニーチェだ』『私・今・そして神』(以上、講談社現代新書)、『存在と時間――哲学探究1』(文藝春秋)など多数。訳書に、マクタガート『時間の非実在性』(講談社学術文庫)などがある。

『青色本』を掘り崩す―ウィトゲンシュタインの誤診(講談社学術文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:永井 均(著)
発行年月日:2018/02/09
ISBN-10:4062924498
ISBN-13:9784062924498
旧版ISBN:9784779506710
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:311ページ
縦:15cm
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