DNA鑑定は魔法の切札か―科学鑑定を用いた刑事裁判の在り方 [単行本]
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DNA鑑定は魔法の切札か―科学鑑定を用いた刑事裁判の在り方 [単行本]

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出版社:現代人文社
販売開始日: 2018/02/06
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DNA鑑定は魔法の切札か―科学鑑定を用いた刑事裁判の在り方 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    犯罪捜査の切札として、DNA鑑定に期待が高まっている。しかし、DNA鑑定をその適用限界以上に用いることは、冤罪を生み出す。DNA研究の最先端の法医学者がDNA鑑定の原理・歴史をたどり、その有効性と限界を明らかにする。
  • 目次

    第1章 DNA鑑定法とは何か
     1 DNA鑑定で何がわかるか
     2 DNA鑑定はどこまで正確か
     3 試料の採取とDNAの抽出
     4 DNA鑑定時代の黎明

    第2章 DNA鑑定はどのように行われるか
     1 DNA鑑定における最重要過程─検出段階
     2 PCR法とは何か
     3 マルチプレックスPCR法の応用
     4 DNA型の検出と判定

    第3章 DNA鑑定法の技術的課題
     1 DNA鑑定における根本的な問題とは
     2 個人識別用キットの適用
     3 確率的影響とは何か

    第4章 DNAの検出技術の改良
     1 DNA抽出法の選択と改良
     2 検出感度の向上への挑戦
     3 高感度PCR法の適用
     4 DNA精製への新たな挑戦
     5 ミトコンドリアDNA鑑定とは何か
     6 DNA鑑定はいかにあるべきか

    第5章 DNA鑑定の解釈をめぐって
     1 DNA鑑定と数学
     2 数学の歴史と科学との関係
     3 検査の不完全性を解決する方法
     4 DNA鑑定に用いられる基礎的概念
     5 遺伝子の型は対になっている
     6 足すか、かけるか
     7 尤度(比)とは
     8 事後確率とベイズの定理

    第6章 劣化試料と混合試料の鑑定
     1 混合試料と汚染試料の違い
     2 混合試料の解釈方法
     3 DNA鑑定における陥穽とは
     4 DNA鑑定において出力されるデータとは
     5 データはどう総合的に解釈すべきか
     6 混合試料の鑑定をめぐる危険

    第7章 DNA鑑定をめぐる論戦─足利事件、飯塚事件、袴田事件
     1 足利事件─なぜ不完全とはいえバンドが出てしまったのか
     2 飯塚事件─誤解釈による誤鑑定はなぜ起こる
     3 捏造を疑わせるデータ
     4 袴田事件と飯塚事件とで判断がなぜ分かれたのか
     5 劣化試料の鑑定
     6 今市女児殺害事件─汚染試料をめぐって
     7 法医学的DNA鑑定への提言

    第8章 法医学から見たDNA鑑定
     1 法医学とはいかなる学問か
     2 法医学における証拠とは何か
     3 法医学の裁判への貢献とは
     4 「足利事件」から何を学ぶべきか
     5 DNA鑑定を過大評価する危険

    終章 DNA型鑑定の有用性と課題
     1 『科学的証拠とこれを用いた裁判の在り方』を読む
     2 この小冊子で取り上げられなかった最も重要な論題は何か
     3 DNA鑑定と裁判
     4 小冊子の早急な改訂を願う
     5 DNA鑑定を警察機関のみで行うことは避けよう

    補章 袴田事件即時抗告審における検察側検証とはいかなるものか
     1 裁判と研究
     2 裁判における検証とはいかにあるべきか
     3 「本田鑑定」の何を検証しようとしたか
     4 「袴田事件」の検証はいかにして強行されたか
     5 鈴木鑑定人の検証とはいかなるものか
     6 鈴木検証最終報告書の提出をめぐって

    事件解説
     1 兵庫アパレル店員殺害事件
     2 晴山事件
     3 大分みどり荘事件
     4 飯塚事件
     5 足利事件
     6 今市女児殺害事件
     7 袴田事件
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本田 克也(ホンダ カツヤ)
    福岡県生まれ。1979年筑波大学第二学群人間学類卒業。1987年同大学医学専門学類卒業。1991年同大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。東京都や大阪府の監察医、信州大学助手を経て、2001年から筑波大学教授。専門は法医学、法医遺伝学。性染色体およびミトコンドリアDNAを中心とする個人識別法の開拓を研究テーマとする。足利事件、袴田事件、飯塚事件などで、弁護側の推薦によって裁判所嘱託の鑑定を行った
  • 内容紹介

    罪捜査や刑事裁判の切札として、DNA鑑定に期待が高まっている。しかし、DNA鑑定をその適用限界以上に用いることは、冤罪を生み出すことになる。DNA鑑定について、その原理・歴史をたどり、足利事件、袴田事件、飯塚事件など事例を踏まえて、有効性と限界を明らかにする。

    第1章 DNA鑑定法とは何か
    第2章 DNA鑑定はどのように行われるか
    第3章 DNA鑑定法の技術的課題
    第4章 DNAの検出技術の改良
    第5章 DNA鑑定の解釈をめぐって
    第6章 劣化試料と混合試料の鑑定
    第7章 DNA鑑定をめぐる論争(足利事件、飯塚事件、袴田事件)
    第8章 法医学から見たDNA鑑定
    第9章 DNA鑑定の有用性と課題
    第10章 袴田事件即時抗告審における検察側検証とはいかなるものか

DNA鑑定は魔法の切札か―科学鑑定を用いた刑事裁判の在り方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代人文社
著者名:本田 克也(著)
発行年月日:2018/02/05
ISBN-10:4877986812
ISBN-13:9784877986810
判型:A5
発売社名:大学図書
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:243ページ
縦:21cm
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