イスラーム神学における信の構造―イーマーンとイスラームの意味論的分析(井筒俊彦英文著作翻訳コレクション) [全集叢書]
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イスラーム神学における信の構造―イーマーンとイスラームの意味論的分析(井筒俊彦英文著作翻訳コレクション) [全集叢書]

井筒 俊彦(著)鎌田 繁(監訳)仁子 寿晴(訳)橋爪 烈(訳)
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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2018/02/21
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イスラーム神学における信の構造―イーマーンとイスラームの意味論的分析(井筒俊彦英文著作翻訳コレクション) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1000年にわたる壮大な神学論争!「信仰」や「信じること」は、いかに“理性”のフィルターを通して概念化されていったのか。ときに烈しい論争をまきおこしながら、精緻な理論へと練り上げられていった7世紀末から18世紀のイスラーム神学論争を描く世界的名著。
  • 目次

     序

    第一章 不信心者カーフィル(kāfir)
     一 ハワーリジュ派とカーフィルの問題の起源
     二 ハワーリジュ派のクフル概念
     三 ハワーリジュ派思想の基本構造

    第二章 タクフィール(takfīr)の概念
     一 恣意的なタクフィール行使の危険性
     二 ガザーリーによるタクフィール理論

    第三章 重罪人ファースィク(fāsiq)
     一 重罪カビーラ(kabīrah)の概念
     二 重罪人ムルタキブ・カビーラ(murtakib al-kabīrah)

    第四章 イーマーン(īmān)とイスラーム(islām)
     一 イーマーンとイスラームの連関
     二 イーマーンはイスラームと同一か

    第五章 信という概念の本質的構造
     一 ムルジア派とイーマーンの問題
     二 イーマーンの本質的構造

    第六章 信と知
     一 イーマーンの定義における「知」の優越性
     二 理性と啓示
     三 他人の権威による信イーマーン・ビ・タクリード(īmān bi-al-taqlīd)
     四 イーマーンのあり処

    第七章 是認としての信
     一 知と是認
     二 アシュアリーのイーマーン論

    第八章 信ずることと言葉で告白すること
     一 タスディークとイクラールのどちらが重要か
     二 カッラーム派によるイーマーン論

    第九章 信と行
     一 ムウタズィラ派とムルジア派
     二 イブン・タイミーヤのイーマーン論
     三 イーマーンの増減

    第十章 私は信ずる者だ。もし神が望み給うならば。

    第十一章 イーマーンの創造
     一 起源
     二 アシュアリー派の立場
     三 マートゥリーディー派の立場
     四 クフルの創造

    結 論
     ❊
    附録 アブー・アブドゥッラー・ブハーリー「信の書」(『正伝ハディース集』より)
     ❊

    解 説
    監訳者あとがき
    参考文献
    索 引……事項索引/アラビア語用語索引
         人名・著作名索引/クルアーン引用索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井筒 俊彦(イズツ トシヒコ)
    1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。『アラビア思想史』『神秘哲学』や『コーラン』の翻訳、英文処女著作Language and Magicなどを発表。1959年から海外に拠点を移し英文で研究書の執筆に専念し、1979年、日本に帰国してからは『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表。93年、死去

    鎌田 繁(カマダ シゲル)
    東京大学名誉教授、日本オリエント学会前会長。イスラーム神秘思想・シーア派研究

    仁子 寿晴(ニゴ トシハル)
    同志社大学非常勤講師。イスラーム哲学・中国イスラーム思想

    橋爪 烈(ハシズメ レツ)
    千葉科学大学薬学部薬学科講師、カリフ制度史・イスラーム政治思想史研究
  • 出版社からのコメント

    7世紀末から18世紀にいたるまで個人的・実存的な「信仰」のあり方が理性のフィルターを通しいかに概念化されていったのかを辿る。
  • 内容紹介

    ▼1000年にわたるイスラーム神学論争! 『井筒俊彦英文著作翻訳コレクション』第四弾。

    イスラーム思想史・神学史を考える上で最も興味深い7世紀末から18世紀にいたるまで、個人的・実存的な「信じること」や「信仰」のあり方が、いかに理性のフィルターを通し、概念化されていったのかを辿る。ときに学派間に烈しい議論をまきおこしながら、精緻な理論へ練り上げられていった、1000年にわたる壮大な神学論争を、意味論的手法を用いて鮮やかに分析、生き生きと描出する。
  • 著者について

    井筒 俊彦 (イヅツ トシヒコ)
    井筒 俊彦
    1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。『アラビア思想史』『神秘哲学』や『コーラン』の翻訳、英文処女著作Language and Magic などを発表。
     1959年から海外に拠点を移し英文で研究書の執筆に専念し、God and Man in the Koran, The Concept of Belief in Islamic Theology, Sufism and Taoism などを刊行。
     1979年、日本に帰国してからは『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表。93年、死去。『井筒俊彦全集』(全12巻、別巻1、2013年-2016年)。

    鎌田 繁 (カマダ シゲル)
    鎌田 繁
    東京大学名誉教授、日本オリエント学会前会長。イスラーム神秘思想・シーア派研究。

    仁子 寿晴 (ニゴ トシハル)
    仁子 寿晴
    同志社大学非常勤講師。イスラーム哲学・中国イスラーム思想。

    橋爪 烈 (ハシズメ レツ)
    橋爪 烈
    千葉科学大学薬学部薬学科講師、カリフ制度史・イスラーム政治思想史研究。

イスラーム神学における信の構造―イーマーンとイスラームの意味論的分析(井筒俊彦英文著作翻訳コレクション) の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:井筒 俊彦(著)/鎌田 繁(監訳)/仁子 寿晴(訳)/橋爪 烈(訳)
発行年月日:2018/02/28
ISBN-10:4766424581
ISBN-13:9784766424584
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:434ページ ※414,20P
縦:22cm
その他: 原書名: The Concept of Belief in Islamic Theology:A Semantic Analysis of ´Im´an and Isl´am〈Izutsu,Toshihiko〉
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