北条氏政―乾坤を截破し太虚に帰す(ミネルヴァ日本評伝選) [全集叢書]

北条氏政―乾坤を截破し太虚に帰す(ミネルヴァ日本評伝選) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  北条氏政（一五三九～九〇）関東の戦国大名。北条家第四代当主として最大版図を形成するも、小田原合戦で羽紫秀吉に敗れた北条氏政。汗かけ飯や小田原評定の逸話に見られる低評価は実像を反映しているのか。本書では、氏政の生涯を辿り、その行動の意味を探る。

• 目次

  はじめに
  
  第一章　家督相続まで
  　１ 誕生から元服まで
  　２ 氏政の妻と子供
  　３ 嫡子としての活動
  
  第二章　北条家当主としての成長
  　１ 北条家当主になる
  　２ 氏康の補佐のもとで
  　３ 軍事行動の主導
  　４ 当主としての確立
  
  第三章　越相同盟と武田信玄との戦争
  　１ 越相同盟の交渉
  　２ 武田信玄との戦争
  
  第四章　甲相同盟から御館の乱への対応
  　１ 氏政の単独政権
  　２ 関東八カ国支配に向けて
  　３ 関東支配の進展
  　４ 御館の乱への対応
  
  第五章　武田勝頼との戦争と織田政権への従属
  　１ 織田信長への従属
  　２ 氏政の隠居
  　３ 織田信長への従属
  
  第六章　「御隠居様」として氏直を補佐する
  　１ 「御隠居様」氏政の役割
  　２ 羽柴秀吉の「関東惣無事」との接触
  　３ 北条領国の最大版図を形成
  
  第七章　羽柴秀吉への従属交渉と決裂
  　１ 羽柴秀吉との対戦への備え
  　２ 羽柴秀吉への従属交渉
  　３ 羽柴秀吉との決裂へ
  　４ 北条家の滅亡と氏政の最期
  
  主要参考文献
  おわりに
  北条氏政年譜
  事項索引
  人名索引

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  黒田 基樹(クロダ モトキ)
  １９６４年東京都生まれ。１９９５年駒澤大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士（日本史学）。駿河台大学法学部教授

• 出版社からのコメント

  四代目当主として最大版図を形成するも、小田原合戦で羽柴秀吉に敗れた北条氏政。小田原評定等の逸話に見られる低評価は実像なのか

• 内容紹介

  北条氏政（1539?1590）関東の戦国大名。
  北条家第四代当主として最大版図を形成するも、小田原合戦で羽柴秀吉に敗れた北条氏政。汁かけ飯や小田原評
  定の逸話に見られる低評価は実像を反映しているのか。本書では、氏政の生涯を辿り、その行動の意味を探る

• 著者について

  黒田　基樹 (クロダ モトキ)
  2018年2月現在駿河台大学法学部教授

北条氏政―乾坤を截破し太虚に帰す(ミネルヴァ日本評伝選) の商品スペック