紋章と時間―諏訪哲史文学芸術論集 [単行本]
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紋章と時間―諏訪哲史文学芸術論集 [単行本]

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出版社:国書刊行会
販売開始日: 2018/03/28
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紋章と時間―諏訪哲史文学芸術論集 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「時代錯誤な芸術至上主義者」を自任する著者が、“マイナー文学”を論じ、“聖”澁澤龍彦、“怪人の師”種村季弘を始め、カフカ、ランボー、村上春樹、夢野久作、中原中也、あがた森魚、四谷シモン、中島らも他を語る。本書だけに書き下ろした重要稿“言語芸術論”80枚に、多和田葉子・谷川渥との対談も収録。
  • 目次

    目次


    序章
    言語芸術論 音楽と美術の精神からの文学の誕生

    Ⅰ 言語芸術について
    神々との里程
    「作為見透かし症候群」について
    文学のヘンタイを極める 講演録
    どうすれば小説が書けるのですか?
    「マイナー文学」と小説狂の詩
    小説狂と呼ばれて 講演録
    なぜ「書くこと」は「読むこと」なのか
    わが内なる「外国語」 パリ大学のシンポジウムでの発表の報告
    小説とは、芥川賞とはなにか
    「声」、「文字」、「身体」の僕
    言語芸術と「孤独」
    「芸術」から「遊具」へ

    Ⅱ 作家論・作品論
    澁澤龍彦が遺したもの 生誕八十年に際し
    自画像としての静物たち 『澁澤龍彦 ドラコニア・ワールド』
    澁澤さんが見ている
    澁澤龍彦『エロス的人間』解説
    サド、澁澤、その裏返された「聖性」
    時には母のない子のように 『老魔法使い――種村季弘遺稿翻訳集』
    『怪奇・幻想・綺想文学集―-種村季弘翻訳集成』
    『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』解説
    恩師種村季弘を語る 講演録(『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』出版記念)
    『島尾敏雄日記――『死の棘』までの日々』
    「声」との遭遇―-再帰する他者たち 古井由吉『やすらい花』
    「謡い」の思考 古井由吉『蜩の声』
    華麗なる罵倒 『ランボー全詩集』鈴木創士訳
    ここに詩おわり、そしてここに詩はじまる 『ランボー全集個人新訳』鈴村和成訳
    村上春樹『1Q84』を読む
    村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 インタビュー
    『カフカ式練習帳』 保坂和志
    『朝霧通信』 保坂和志
    ある年の読書日記
    六つの文学批評 
    「漂流」への意志、ふたたび
    百年目の太宰治 太宰治生誕百年
    莫言さんとの出会い
    ダダと「言葉の刻印力」―-中原中也の詩
    もしも言葉が液体であったなら 川上未映子『先端で、さすわさされるわそらええわ』
    Louisのいない透視図 前田塁『小説の設計図』
    清水義範『イマジン』解説
    『ポルト・リガトの館』 横尾忠則
    『語感の辞典』 中村明
    旅先で読む本 この時季おすすめの三冊と次の旅に持って行きたい本
    煮え切らぬ時代の物語 広小路尚祈『金貸しから物書きまで』
    三十一文字の私小説 野口あや子『夏にふれる』解説
    私が選ぶ国書刊行会の三冊
    書くこと……その愛と狂気 カフカ『ミレナへの手紙』池内紀訳
    わが青春のフランス書院
    らもん(中島らも)『全ての聖夜の鎖』解説
    出版社を読破せよ!
    古代が懐かしい……西脇順三郎の「永遠=超時間」 講演録
    鉄路の先の異界 ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』芝田文乃訳
    夜の夢こそ「リアル」
    万華鏡の破れ穴 日影丈吉
    GOZO―-器官なき「音楽体」 吉増剛造『GOZOノート1 コジキの思想』
    「狂Q病」時代のニッポン 
    瓶詰の亜細亜 夢野久作
    小説は身をひるがえす 対談・多和田葉子×諏訪哲史

    Ⅲ 音楽・美術・その他
    若きスノッブたち 哲学科時代の思い出
    一筆書きツァラのこと
    あがた森魚詩集『モリオ・アガタ1972~1989』
    落ちた偶像 十六年ぶりのボブ・ディラン 
    あがた森魚、もしくは詩の伝来 異邦からの二つの航路
    友部正人「誰もぼくの絵を描けないだろう」
    マリエンバートに囚われて
    生の「絶対値」を求めて アキバ事件から考える
    思い出の映画を、ひとつ
    四谷シモン もしくは暴かれた「芸術の人形性」
    夢のなかの書店
    エロティシズムと聖性 プーシキン美術館展
    書肆孤島の思い出
    顔剥ぎ横丁 七ツ寺共同スタジオ四十周年に寄す
    民話「とうせん坊」のこと
    夜ごとの幻燈 山下陽子と闇のなかの光源
    古代密儀的美術批評 相馬俊樹『アナムネシスの光芒へ』跋
    村上芳正さんの『コクトー詩集』 『岩塩の女王』あとがきのあとがき
    村上芳正 美に身を捧げた装画家

    Ⅳ 自作について
    いま小説を書くということ
    『アサッテの人』と『りすん』
    かなしい、のはなし
    『ロンバルディア遠景』への個人的所見 「ナハト」同人からの手紙
    『アサッテの人』文庫版あとがき
    『アサッテの人』中国語版刊行に際して
    『りすん』文庫版あとがき
    『領土』あとがき
    点点点丸転転丸
    『岩塩の女王』あとがき
    「アサッテの人」執筆前夜 対談・谷川渥×諏訪哲史

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    小説とマイナー文学を論じ、澁澤、種村、ランボー、カフカ、春樹、映画、音楽、美術について語り尽くす。書下ろし、対談も収録。
  • 内容紹介

    「時代錯誤な芸術至上主義者」を自任する著者が《マイナー文学》を論じ、[聖]澁澤龍彦、[怪人の師]種村季弘を始め、ランボー、村上春樹、夢野久作、中原中也、あがた森魚、四谷シモン、中島らも他を語る。大好評だった前著『偏愛蔵書室』に続く渾身の評論集。本書だけに書き下ろした重要稿《言語芸術論》80枚に、多和田葉子・谷川渥との対談も収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    諏訪 哲史(スワ テツシ)
    1969年生まれ。作家。「アサッテの人」で第137回芥川賞と第50回群像新人文学賞を受賞
  • 著者について

    諏訪哲史 (スワテツシ)
    1969年名古屋市生まれ。
    國學院大学文学部哲学科卒業。恩師は独文学者の故種村季弘。
    2007年小説「アサッテの人」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。
    著書に『アサッテの人』『りすん』『ロンバルディア遠景』
    (すべて講談社刊)、『領土』(新潮社)ほか。

紋章と時間―諏訪哲史文学芸術論集 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:国書刊行会
著者名:諏訪 哲史(著)
発行年月日:2018/03/23
ISBN-10:4336062498
ISBN-13:9784336062499
判型:B6
発売社名:国書刊行会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:492ページ
縦:20cm
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