変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度-21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み [単行本]
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変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度-21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2018/03/20
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変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度-21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み の 商品概要

  • 目次

     まえがき

    第1部 生き残りをかけ移動する人々

     第1章 様々な危機移民、様々なニーズ
     
      1 はじめに

      2 危機移動
        ――形態からの分類――

      3 避難の決断
        ――避難する人と避難せず残る人、事前に予測して避難する人――

      4 保護のギャップと「権利をもつ権利」

      5 強制送還
        ――安心・安全もつかの間、追い返される人々――

      6 脱出不可能な状況におかれた非市民(外国人)

      7 拷問、ジェンダー、人身売買

      8 おわりに

    第2部 難民・強制移動民の現状と研究の枠組み

     第2章 グローバリゼーションと難民・強制移動民

      1 はじめに

      2 人権を基礎にした多様な選択肢の模索

      3 グローバル化と人道主義

      4 道徳上の課題
        ――選好と差別――

     第3章 難民・強制移動研究
         ――理論的枠組みと方法――

      1 はじめに

      2 国際強制移動の現状
        ――特徴と問題点――

      3 研究の経緯と政策とのギャップ

      4 強制移動の研究分野

      5 国際強制移動研究の展望

      6 おわりに

    第3部 解決を迫られる緊急の課題

     第4章 不可視の脆弱者
         ――国内避難民――

      1 はじめに

      2 国内避難の指針原則と国際的対応

      3 都市にいる国内避難民(都市IDPs)の発生因

      4 不可視性と扱いにくさ
        ――偏見と正確なデータ不足――

      5 定義
        ――誰が都市IDPsか?――

      6 避難移動の様々なパターン

      7 国内避難はいつ終わるのか
        ――帰還という解決の難しさ――

      8 避難と送金行動
     
      9 おわりに

     第5章 都市難民の揺れ動く心と不安定な生活
         ――東京・新宿のビルマ人難民認定申請者――

      1 はじめに

      2 一般的な背景

      3 生活の展開

      4 生活の変容

      5 おわりに

     第6章 気候変動と強制移動
         ――気候変動は避難移動の直接の原因となるのか――

      1 はじめに

      2 環境的な避難民
        ――定義と類型論――

      3 「環境難民」はどのように発生するのか

      4 環境変化と紛争
        ――因果関係はあるのか?――

      5 移動の決定、適応、そして回復力

      6 新しい対応策の開発
        ――能力と資金と研究――

      7 おわりに

    第4部 グローバル・イシューとしての危機移民

     第7章 グローバルな避難と合意の政治

      1 はじめに

      2 新制度への準備段階と当面の措置

      3 難民の社会経済状況と援助

      4 海外からの送金と頭脳流出

      5 難民は開発問題でもある

      6 国際協調と地域合意

      7 おわりに
        ――適切な政治意志の樹立――



    あとがき――人が絶えず移動する世界、移住と社会変動――

    参考文献
  • 出版社からのコメント

    いま世界に溢れる「危機移民」をどう救うか。困難な現状を変えるための根拠となる、理論的な見通しをもった革新的研究の地盤を築く
  • 著者について

    小泉 康一 (コイズミ コウイチ)
    1948年 仙台市に生まれる1973年 東京外国語大学インドシナ科卒業1977年 東京外国語大学大学院修士課程修了    国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)タイ駐在プログラム・オフィサー,英オックスフォード大学難民研究所客員研究員,ジュネーヴ大学国際関係高等研究所で研究に従事現在 大東文化大学国際関係学部教授専攻 難民・強制移動民研究主著 『「難民」とは何か』(三一書房,1998年),『国際強制移動の政治社会学』(勁草書房,2005年),『グローバリゼーションと国際強制移動』(勁草書房,2009年),『国際強制移動とグローバル・ガバナンス』(御茶の水書房,2013年),Koichi Koizumi and Gerhard Hoffstaedter (eds), Urban Refugees: challenges in protection, services and policy, Routledge, London,2015,他

変貌する「難民」と崩壊する国際人道制度-21世紀における難民・強制移動研究の分析枠組み の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版
著者名:小泉 康一(著)
発行年月日:2018/02
ISBN-10:477951228X
ISBN-13:9784779512285
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:356ページ
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