「自分」とは何か-日常語による心理臨床学的探究の試み (アカデミア叢書) [全集叢書]
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「自分」とは何か-日常語による心理臨床学的探究の試み (アカデミア叢書) [全集叢書]

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出版社:創元社
販売開始日: 2018/04/19
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「自分」とは何か-日常語による心理臨床学的探究の試み (アカデミア叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “自分らしさ”“自分がない”心理療法のなかでしばしば耳にする「自分」。広大で奥深い「自分」という言葉を調査研究、文献研究、文学作品の分析というアプローチから考察。
  • 目次

    まえがき

    序章 心理臨床における「自分」という日常語
     1. 心理臨床学における日常語の重要性
     2. 「自分」の持つ多様な意味
     3. 「自分」に関する先行研究
     4. 「自分」による心理臨床学的議論へ向けて
     5. 現代における「自分」についての検討
     6. 本書の目的
     7. 本書の構成

    第I部 心理臨床学的観点から見た「自分」

    第1章 類縁の心理学的概念との比較から見た「自分」
     1. はじめに
     2. 本章で扱う概念
     3. 心理学一般における「自我」と「自己」
     4. Freudの「自我」とその発展
     5. Jungの「自己」
     6. Kohutの「自己」
     7. Sullivanの「自己」
     8. Eriksonの「アイデンティティ」
     9. 「自分」の独自の特徴

    第2章 他者との関係における「自分らしさ」
     1. はじめに
     2. 「自分らしさ」と“authenticity”あるいは“true self”
     3. 本章の目的
     4. 研究I―「自分らしさ」の多面性―
     5. 研究II―「自分らしさ」の具体的様相―
     6. 総合考察―「自分らしさ」とは何か―

    第3章 「自分がない」という言葉が表すもの
     1. 心理臨床における「自分がない」
     2. 本章の目的
     3. 研究I―「自分がない」の意味的構造―
     4. 研究II―「自分がない」に関連する心理的特性―
     5. 総合考察―「自分がない」とは何か―

    第II部 現代の「自分」についての心理臨床学的考察

    第4章 「分人」を通して見る現代の「自分」
     1. 現代のばらばらな「自分」
     2. 「分人」という概念
     3. 分人主義の心理学理論における位置付け
     4. 分人登場以前の作品
     5. 『ドーン』
     6. 『空白を満たしなさい』
     7. 個人主義と分人主義の間
     8. 本章のまとめ

    第5章 仮想空間における「自分」
     1. はじめに
     2. ネットゲームに関する先行研究
     3. 本章の目的および方法
     4. 仮想空間上での関係性のあり方
     5. 仮想空間と現実における人格のギャップ
     6. 仮想空間自体の特徴
     7. 仮想空間における「自分」の身体性
     8. 仮想空間上の「自分」と現実の「自分」との間の葛藤
     9. 総合考察―仮想空間上の「自分」と現代の心理臨床―


    終章 「自分」と現代の心理臨床
     1. 「自分」とは何か
     2. 現代の「自分」とその「葛藤」
     3. 「自分」の視点から見た心理臨床
     4. 心理臨床における「自分」の「動き」
     5. 今後の課題


    引用文献
    索引
    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    時岡 良太(トキオカ リョウタ)
    1986年生まれ。京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程研究指導認定退学。博士(教育学)。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター特定助教を経て、学生相談室や総合病院にて臨床心理士として勤務している。専門は臨床心理学、心理療法
  • 出版社からのコメント

    日常的に用いられている日本語としての「自分」の側面に着目、調査研究、文献研究、文学作品の分析などからアプローチする。
  • 内容紹介

    「『自分』とは何か」という問いは、心理臨床学にとって根本的な問いであり、古来世界中で考えられてきたテーマにもつながっている。本書では、Freudの「自我」、Jungの「自己」、Kohutの「自己」、Sullivanの「自己」、Eriksonの「アイデンティティ」といった西洋の心理学的概念との比較や、「自分らしさ」「自分がない」についての調査研究によって、「自分」の独自の特徴を心理臨床学的に考察する。さらに、平野啓一郎の小説に登場する「分人」を手掛かりとした考察や、オンラインゲームなどの仮想空間における「自分」の研究というアプローチをとおして、現代の心理臨床学的課題に対して、「自分」という日常語による心理臨床学的探究を試みる。
  • 著者について

    時岡 良太 (トキオカ リョウタ)
    時岡良太(ときおか・りょうた)
    1986年生まれ。京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程研究指導認定退学。博士(教育学)。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター特定助教を経て、現在、学生相談室や総合病院にて臨床心理士として勤務している。専門は臨床心理学、心理療法。論文に「仮想空間における「分身」についての心理臨床学的考察」(京都大学大学院教育学研究科紀要,60,2014年)、「「自分がない」という日常語の意味についての心理臨床学的考察」(心理臨床学研究,第33巻第6号,2016年)など。

「自分」とは何か-日常語による心理臨床学的探究の試み (アカデミア叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:時岡 良太(著)
発行年月日:2018/03/30
ISBN-10:4422116460
ISBN-13:9784422116464
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:22cm
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