裁判と人権―平和に、幸福に生きるための法律ばなし 改訂第5版 [単行本]

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裁判と人権―平和に、幸福に生きるための法律ばなし 改訂第5版 [単行本]

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出版社:一葉社
販売開始日: 2018/03/15
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裁判と人権―平和に、幸福に生きるための法律ばなし 改訂第5版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「靖国訴訟」「水俣病関西訴訟」「在日参政権訴訟」の担当弁護士が、わたしたち一人ひとりの生命までも左右する、知ってるようで知らない法律の基礎から実情、意義、真髄、あるべき姿までを具体的に説き明かす。
  • 目次

     はじめに

    第一章 人権とは
     一、はじめに
     二、人権とは何か
     三、人権の具体的な内容 
     四、立憲主義
      (注1)主権者国民の制定した憲法
      (注2)立憲主義という概念 

    第二章 裁判とは
     一、裁判とは何か
     二、民事裁判と刑事裁判
      1 民事裁判と刑事裁判の違い  (注)証明責任
      2 両方提起  (注)民事裁判と刑事裁判
      3 裁判の担い手と関連用語
      (注1)法曹人口の増大  (注2)裁判と市民関与
      (注3)弁護士会と政治活動
      4 三審制
      【コラム】人・員・官
     三、人権と裁判との関わり
      1 人権侵害の被害回復手段
      2 裁判を受ける権利自体が人権
      (注)人権侵害救済法・人権擁護法案

    第三章 刑事司法における人権
     一、刑事司法における人権を説く意義
      1 刑事司法に比重を置く三つの理由
      (注)法廷傍聴  
      2 刑事手続きの流れ
      3 日本の刑事手続きの特徴
      (注1)有罪率九九・九パーセント
      (注2)「絶望的」  (注3)司法改革
     二、冤罪を生まないために
      1 冤罪に関する二つの質問
      (注)法廷供述と自白調書
      2 冤罪の五大原因  (注)九七年寺西発言
      3 冤罪の防止策
      4 冤罪の強調は被害者への冒凟か
      【コラム】貝塚事件
     三、捜査(任意捜査の限界)
      1 捜査とは
      2 捜査機関
      3 捜査の原則
      4 捜査の実態と弁護活動
      5 任意処分と強制処分の境界(任意捜査の限界)
     四、逮捕の濫用
      1 逮捕とは
      (注)身体拘束--言葉を正しく使おう
      2 逮捕の実際の目的
      (注1)パソコン遠隔操作事件
      (注2)国策捜査  (注3)山之内弁護士事件
      (注4)安田弁護士事件
      (注5)三井環元高検公安部長事件
      (注6)森友事件
      3 その後も続く濫用の実体
      (注)逮捕の濫用以上の問題
     五、勾留と代用監獄
      1 勾留とは
      2 勾留の要件  (注)起訴前と起訴後の勾留
      3 勾留場所--「代用監獄」の問題点
      4 勾留に対しての防禦
     六、取調べと弁護権侵害の実情
      1 被疑者の権利
      2 権利行使の際の重要点
      3 取調べ受忍義務と弁護人立会権
      4 被疑者の権利の実情
      (注1)接見妨害国賠訴訟
      (注2)信書検閲国賠訴訟〈高見・岡本国賠訴訟〉
      (注3)ビデオ持ち込み妨害国賠訴訟〈後藤国賠訴訟〉  (注4)被疑者段階での公的弁護制度
      (注5)警察官の暴行についての下村弁護士の発表
      5 取り得る対策 
      6 可視化の必要性と一部実現
      (注)広範囲な二〇一六年の法改正
     七、公判の実際(人質司法と調書裁判)
      1 はじめに
      (注1)保証金の高額化
      (注2)身体拘束からの解放
      (注3)「逃亡」のない社会
      2 公判の実際  (注)弁護士の報酬
      3 争う裁判と情状弁護
     八、公判前整理手続きについて
      1 新たに導入された「公判前整理手続き」
      2 三段階の証拠開示
     九、裁判員裁判について
      1 刑事裁判は二種類併存
      2 批判精神を持って
      (注)戦前の一時期あった「陪審制」
      3 刑事裁判を変える可能性
      4 裁判員制度の内容  (注)裁判員裁判の実施率
      5 裁判員制度の問題点 
      6 裁判員裁判と控訴審 
      7 裁判員の心構え
     一〇、伝聞法則
      1 厳格な証拠提出手続き
      (注)「証拠能力」と「証明力」
      2 証拠能力がない伝聞証拠  (注)自由心証主義
      3 目撃証言の持つ危険性
     一一、自白法則
      1 二つの自白法則  (注)「証拠の女王」
      2 「虚偽の自白」
      3 共犯者の自白
     一二、違法収集証拠排除の法則
      1 すばらしい発想
      2 理念どおり実践されていない現実
      3 証拠の違法収集と情状(和解的解決)
     一三、上訴・再審
      1 判決
      2 控訴審
      (注1)弁護人固有の上訴権を
      (注2)検察官控訴の廃止を
      3 上告審
      (注1)最高裁で逆転無罪  (注2)擬似三審制
      4 再審
     一四、受刑者の人権・死刑制度
      1 刑罰制度について
      2 受刑者超過状態の刑務所
      3 受刑者の人権保障の問題点
      (注1)全裸検査  (注2)名古屋刑務所事件
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大川 一夫(オオカワ カズオ)
    弁護士(大阪弁護士会所属・元大阪弁護士会副会長)、龍谷大学法学部非常勤講師。1953年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業
  • 内容紹介

    《あなたの人権》が守られなければ、《わたしの人権》も守れない!--「靖国訴訟」「水俣病関西訴訟」「在日参政権訴訟」、そして最近ではあの「森友事件」の担当弁護士が、私たち一人ひとりの生命までも左右する、知っているようで知らない法律の基礎から実情、問題点、そして意義、真髄、あるべき姿までを具体的に説き明かす。法律関係のテキストとしてはもちろん、日常のニュースの解説書や生活上のトラブル処理にも役立ち、読み物としてもおもしろくて役に立つ座右の名著。
  • 著者について

    大川一夫 (オオカワカズオ)
    弁護士(大阪弁護士会所属・元大阪弁護士会副会長)、龍谷大学法学部非常勤講師。
    1953年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業。
    著書は、『ホームズ! まだ謎はあるのか?--弁護士はシャーロッキアン』『「裁判員制度」の本義--なぜ市民参加が必要なのか』『労働者と裁判員制度--参加の意義と疑問Q&A』(以上、一葉社)、『実務刑事弁護』(共著・三省堂)、『国際人権規約と国内判例』(共著・解放出版社)など。

裁判と人権―平和に、幸福に生きるための法律ばなし 改訂第5版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:一葉社
著者名:大川 一夫(著)
発行年月日:2018/04/01
ISBN-10:4871960706
ISBN-13:9784871960700
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:287ページ
縦:20cm
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