言葉の魂の哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2018/04/12
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言葉の魂の哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    言葉が表情を失うことがある。たとえば、「今」という字をじっと見つめ続けていると、文字がたんなる線の寄せ集めに見えてくる。「ゲシュタルト崩壊」といわれる現象だ。本書は、中島敦とホーフマンスタールの二編の小説からはじまる。いずれも「ゲシュタルト崩壊」を扱った作品だ。そのうえで、ウィトゲンシュタインの言語論を検証し、カール・クラウスの言語論を考える。「生きた言葉」「魂ある言葉」を考える清新な哲学―。
  • 目次

    第1章 ヴェールとしての言葉――言語不信の諸相
      1.中島敦「文字禍」とその周辺
      2.ホーフマンスタール「チャンドス卿の手紙」とその周辺
    第2章 魂あるものとしての言葉――ウィトゲンシュタインの言語論を中心に
      1.使用・体験・理解
      2.言葉の立体的理解
      3.「アスペクト盲」の人は何を失うのか
    第3章 かたち成すものとしての言葉――カール・クラウスの言語論が示すもの
       1.クラウスによる言語「批判」
       2.言葉を選び取る責任
  • 出版社からのコメント

    中島敦の小説やウィトゲンシュタインとカール・クラウスの言語論に分け入り、「生きた言葉」とはなにかを明らかにする新しい哲学!
  • 内容紹介

    【2019年サントリー学芸賞受賞(思想・歴史部門)】

    中島敦の小説「文字禍」、ホーフマンスタールの小説「チャンドス卿の手紙」。この二つの作品に描かれたいわゆる「ゲシュタルト崩壊」、すなわち、文字が意味や表情を失って見える現象をてがかりに、ウィトゲンシュタインの言語論に新しい視座を与え、カール・クラウスの言語論に、すぐれて現代的な意味を見出す。清新な言語哲学の登場!


    言葉が表情を失うことがある。たとえば、「今」という字をじっと見つめ続けたり、あるいは、「今、今、今、今、今、今・・・」と延々書き続けたりすると、なじみのあるはずの言葉が突然、たんなる線の寄せ集めに見えてくる。一般に、「ゲシュタルト崩壊」といわれる現象だ。
    逆に、言葉が魂が入ったように表情を宿し、胸を打つようになることがある。こういう現象を、どうとらえたらいいのだろうか。魂のある言葉とは、どのようなものか。

    本書は、中島敦とホーフマンスタールの二編の小説からはじまる。いずれも、「ゲシュタルト崩壊」をあつかった作品である。
    ついで、ウィトゲンシュタインの言語論を検証する。かれが「魂なき言語と魂ある言語」といったとき、どのような哲学が展開されるか。
    そして、最後に、カール・クラウスの言語論を考える。
    生涯をかけて、言語批判をつらぬいたクラウスの思想とは、どのようなものだったか。
    それは、「常套句に抗する」ことで、世の中をかえようとする試みでもあった。
    以上の三つの核によりそいながら、「命ある言葉」とはなにかを哲学する力作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古田 徹也(フルタ テツヤ)
    1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授を経て、専修大学准教授。専攻は、哲学・倫理学。「言語」「心」「行為」を手がかりに研究を進める
  • 著者について

    古田 徹也 (フルタ テツヤ)
    1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、専修大学准教授。専攻は、哲学、倫理学。「言語」「心」「行為」を手がかりに研究を進める。主な著書に、『それは私がしたことなのか――行為の哲学入門』(新曜社)、訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)、共訳書に『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』(講談社学術文庫)などがある。

言葉の魂の哲学(講談社選書メチエ) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:古田 徹也(著)
発行年月日:2018/04/10
ISBN-10:4062586762
ISBN-13:9784062586764
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:249ページ
縦:19cm
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