詳論 文化人類学―基本と最新のトピックを深く学ぶ [単行本]
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詳論 文化人類学―基本と最新のトピックを深く学ぶ [単行本]

桑山 敬己(編著)綾部 真雄(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/04/12
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詳論 文化人類学―基本と最新のトピックを深く学ぶ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書の目的は、文化人類学の基礎を学んだ学生を対象に、同分野をより深く掘り下げて解説すると同時に、新たな研究動向についても紹介することにある。全体を2部に分けて、第1部「基本領域」では、姉妹書の綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学第2版』(ミネルヴァ書房、2010年)の内容を詳述かつアップデートし、第2部「新たな展開」では最新の理論やテーマを取り上げる。真剣に学びたい学生のために、学界を代表する研究者が力を結集して書いた入魂の一冊!
  • 目次

    まえがき


    第Ⅰ部 基本領域

    第1章 文化相対主義の源流と現代(桑山敬己)
     1 文化相対主義の登場と発展
     2 文化相対主義批判の古典的事例──言語相対論をめぐって
     3 文化相対主義の現代的諸相
     4 課題と展望

    第2章 言語人類学(名和克郎)
     1 前史および古典期
     2 コミュニケーションの民族誌
     3 現代言語人類学の展開
     4 言語人類学の主張
     5 課題と展望

    第3章 狩猟採集社会──その歴史,多様性,現状(岸上伸啓)
     1 狩猟採集社会の歴史
     2 多様な狩猟採集社会
     3 21世紀の狩猟採集社会──カナダ・イヌイット社会
     4 狩猟採集の現代的な意義
     5 課題と展望

    第4章 文化と経済(山本真鳥)
     1 贈与交換と互酬性
     2 モラル・エコノミー
     3 地域通貨
     4 ジェンダーと経済
     5 文化と資本主義経済
     6 課題と展望

    第5章 家族と親族(河合利光)
     1 家族・親族研究の開始と展開
     2 グローバル化の中の家族と親族
     3 親族研究における西洋的二元論の克服
     4 世界内存在としての身体と家族・親族
     5 課題と展望

    第6章 ジェンダーとセクシュアリティ(宇田川妙子)
     1 ジェンダーの人類学,ジェンダー視点の人類学
     2 ジェンダーとセックス
     3 女性の可視化という問題
     4 ジェンダーと権力
     5 セクシュアリティ,トランスジェンダー,様々な性のかたち
     6 課題と展望──視点としてのジェンダー

    第7章 同時代のエスニシティ(綾部真雄)
     1 誰がエスニックか
     2 エスニシティ前夜
     3 論   争
     4 定義と定位
     5 同時代のエスニシティ
     6 課題と展望

    第8章 法と人間(石田慎一郎)
     1 争論の中での法の発見
     2 争論を文脈化する──法との接点において働く力
     3 他者を知る法理論──法のプルーラリズム/オルタナティブ
     4 法の確定性を支えるメカニズム──法人類学のもう一つの筋書き
     5 課題と展望──法人類学のさらなる筋書き

    第9章 政治・紛争・暴力(栗本英世)
     1 伝統社会の暴力と人権問題
     2 東アフリカ牧畜社会の武力紛争
     3 現代の民族紛争と内戦
     4 課題と展望──戦争と平和という連続体

    第10章 宗教と世界観(片岡 樹)
     1 文化人類学と宗教
     2 宗教とは何か
     3 世界を意味づける
     4 再び宗教とは何か
     5 課題と展望

    第11章 儀礼と時間(松岡悦子)
     1 人類学における儀礼研究
     2 リミナリティのもつ力──ヴィクター・ターナー
     3 分類と境界
     4 象徴研究とその先へ
     5 課題と展望──グローバル社会における儀礼と政治

    第12章 医療と文化(白川千尋)
     1 非西洋医療への関心
     2 多元的医療論
     3 非西洋医療をめぐるグローバルな動向
     4 病気のとらえ方
     5 課題と展望

    第13章 グローバリゼーションと移動(湖中真哉)
     1 グローバリゼーションの人類学
     2 グローバリゼーションとは何か──歴史化的転回
     3 さまよえるグローバリゼーション研究──否定論的転回
     4 ローカリティとフィールドの消滅──連接論的転回
     5 グローバルなものとローカルなもの──存在論的転回
     6 課題と展望──ポスト・グローバリゼーション的転回

    第14章 開発と文化(関根久雄)
     1 普遍性と個別性
     2 言説としての開発
     3 感情によって揺れる開発
     4 「持続可能な開発」と文化
     5 課題と展望

    第15章 観光と文化(川森博司)
     1 観光現象と文化人類学
     2 観光のまなざしと生活文化
     3 地域イメージと演じられる文化
     4 情報化時代における場所の意味
     5 課題と展望

    第16章 民族誌と表象・展示(高倉浩樹)
     1 民族誌とは何か
     2 人類学と民族誌記述の歴史
     3 民族誌の発展
     4 民族誌批判
     5 民族誌の可能性
     6 課題と展望

    第17章 フィールドワーク論(佐川 徹)
     1 人類学的フィールドワークの特徴
     2 フィールドワークの現在
     3 フィールドワークにともなう倫理
     4 フィールドワークで遭遇する危険と困難
     5 課題と展望


     第Ⅱ部 新たな展開

    第18章 構造主義の現代的意義(出口 顯)
     1 構造の定義
     2 文化と自然の連続
     3 主体の解体,作者の死
     4 神話が考える
     5 構造主義の倫理
     6 課題と展望

    第19章 「もの」研究の新たな視座(床呂郁哉)
     1 「もの」研究の系譜
     2 近年の人類学における「もの」への回帰
     3 「もの」研究のいくつかの視点
     4 脱人間中心主義的人類学の可能性
     5 課題と展望

    第20章 災害とリスクの人類学(木村周平)
     1 生活・環境・災害
     2 被災(害)者という対象
     3 災害というプロセス
     4 リスクに備える
     5 課題と展望

    第21章 人とヒト──文化人類学と自然科学の再接合(田所聖志)
     1 文化人類学の対象とする人とヒト
     2 文化人類学からの「再接合」
     3 自然科学からの接近
     4 科学技術社会論と「再接合」
     5 課題と展望

    第22章 映像と人類学(田沼幸子)
     1 映像と人類学の黎明期
     2 科学と制度化
     3 革命とアヴァンギャルド
     4  共有」とは?──ネイティヴの視点から
     5 課題と展望

    第23章 認識論と存在論(綾部真雄)
     1 社会科学の通奏低音
     2 人類学と認識論
     3 存在論的転回
     4 パースペクティヴィズムの外延
     5 課題と展望

    第24章 日本研究の現在──医療人類学の視点から(北中淳子)
     1 異なる近代としての日本──科学・医療人類学的視座
     2 日本の医療研究──象徴主義と社会構成主義的アプローチ
     3 ライフサイクルの医療化論
     4 精神医学の人類学
     5 課題と展望


    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    文化人類学をより深く、詳しく学びたい読者のために 24のトピックから知る最前線の研究
  • 内容紹介

    本書の目的は,文化人類学の基礎を学んだ学生を対象に,同分野をより深く掘り下げて解説すると同時に,新たな研究動向についても紹介することにある。全体を2部に分けて,第?部「基本領域」では,姉妹書の綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学 第2版』(ミネルヴァ書房,2010年)の内容を詳述かつアップデートし,第?部「新たな展開」では最新の理論やテーマを取り上げる。
    真剣に学びたい学生のために,学界を代表する研究者が力を結集して書いた入魂の一冊!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    桑山 敬己(クワヤマ タカミ)
    1955年東京生まれ。東京外国語大学英米語学科、同大学院地域研究研究科修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校人類学部博士課程修了(Ph.D.)。ヴァージニア・コモンウェルス大学助教授、北海道大学大学院文学研究科教授などを経て、関西学院大学社会学部教授、北海道大学名誉教授

    綾部 真雄(アヤベ マサオ)
    1966年福岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒。東京都立大学大学院社会科学研究科博士前期課程修了。チェンマイ大学社会学部客員研究員を経て、東京都立大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得退学。成蹊大学文学部国際文化学科専任講師、助教授を経て、首都大学東京大学院人文科学研究科教授。博士(社会人類学)
  • 著者について

    桑山 敬己 (クワヤマ タカミ)
    2025年3月現在
    ノートルダム清心女子大学文学部特別招聘教授,北海道大学名誉教授

    綾部 真雄 (アヤベ マサオ)
    2018年4月現在
    首都大学東京大学院人文科学研究科 教授 博士(社会人類学)

詳論 文化人類学―基本と最新のトピックを深く学ぶ の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:桑山 敬己(編著)/綾部 真雄(編著)
発行年月日:2018/04/30
ISBN-10:4623082717
ISBN-13:9784623082711
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:381ページ
縦:21cm
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