"抑制と均衡"のアメリカ政治外交―歴史・構造・プロセス(MINERVA人文・社会科学叢書) [全集叢書]
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"抑制と均衡"のアメリカ政治外交―歴史・構造・プロセス(MINERVA人文・社会科学叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/03/31
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"抑制と均衡"のアメリカ政治外交―歴史・構造・プロセス(MINERVA人文・社会科学叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜアメリカ外交は、かくも国内政治要因に抑制されるのか。またなぜ、圧倒的なパワーを有するアメリカが同盟国から制約を受けるのか。そしてアメリカの帝国(と脱植民地化)に対する姿勢はなぜ、これほどまでにアンビヴァレントで、わかりづらいのか―。本書はこれらの問いから出発し、国内政治、同盟内政治、帝国の論理に抑制され制約を受けつつ、アメリカ外交がいかに形成され、遂行されていくのかを明らかにする。
  • 目次

    序 章 〈抑制と均衡〉のアメリカ政治外交--問題の所在と分析枠組み
     1 アメリカ外交と国内政治の論理
     2 アメリカ外交と同盟内政治の論理
     3 アメリカ外交と帝国(と脱植民地化)の論理
     4 本書の分析枠組み


     第Ⅰ部 歴 史

    第1章 「民主主義のディレンマ」とアメリカ政治外交
     1 トクヴィルの「民主主義のディレンマ」
     2 議会による「抑制と均衡」の限界
     3 「保守の時代」から「リベラルの時代」へ?
     4 「変革」の歴史的な文脈--イデオロギーの分極化
     5 「保守とリベラル」を超えて

    第2章 アメリカ政治外交の歴史
     1 伝統としての現実主義
     2 理念外交と権力外交のハイブリッド
     3 国際システムの変遷とアメリカ外交
     4 オバマ外交の理想と現実主義
     5 トランプ勝利の背景としての病理とリスク
     6 「トランプ・ドクトリン」?

    第3章 同盟とアメリカ外交の伝統
     1 錯綜した同盟への忌避感
     2 孤立主義と単独主義の伝統--19世紀のアメリカ外交
     3 ウィルソンのリベラルな国際秩序構想
     4 ローズヴェルトの戦後国際秩序構想
     5 冷戦とアメリカの同盟

    第4章 アメリカと帝国、「帝国」としてのアメリカ
     1 「帝国的共和国」としてのアメリカ
     2 「自由の帝国」と反植民地主義
     3 帝国主義世界体制の成立
     4 帝国主義世界体制の揺らぎ
     5 冷戦期の脱植民地化
     6 「帝国」としてのアメリカ?


     第Ⅱ部 構 造

    第5章 アメリカ外交に見る「権力の共有」
     1 パシフィカス対ヘルビディアスの論争
     2 アメリカ合衆国憲法による「権力の共有」
     3 超党派構造と「創造的緊張」
     4 議会の復権
     5 上院から下院へのパワー・シフト?

    第6章 アメリカ外交の政策決定過程--大統領と議会のせめぎ合い
     1 「二レベル・ゲームズ」という視角と政策タイプ
     2 政策決定過程の見取り図
     3 議会と対外政策プロセス--議会の役割とタイポロジー分析
     4 議会における政策過程--議会の手段とプロセスの変化
     5 冷戦後の議会における政策過程の変化

    第7章 現代アメリカの政党の変容--1970年代以降を中心に
     1 アメリカの政党を見る眼
     2 政党制の再編成--決定的選挙なき「第六次政党制」
     3 政党と権力--「分割政府」の常態化?
     4 政党の変容--イデオロギーの重なり合いから分極化へ
     5 「イデオロギーの分極化」がもたらすものは何か?

    第8章 同盟内政治の論理とアメリカ外交
     1 冷戦後同盟の変容
     2 同盟と抑止・勢力均衡とは何か
     3 冷戦史研究と同盟内政治の論理
     4 同盟をめぐるディレンマ
     5 同盟継続という選択


     第Ⅲ部 プロセス

    第9章 英米の「特別な関係」の形成--1939~45年
     1 英米間の対立と協調
     2 第二次世界大戦の勃発と英米協調の萌芽--1939~41年
     3 「特別な関係」の形成--1941~43年
     4 戦後国際秩序の形成へ--1943~45年
     5 「特別な関係」と第二次世界大戦後の国際秩序

    第10章 英米の「特別な関係」の再構築とNATОの形成--1945~55年
     1 アメリカの同盟の特質
     2 英米の「特別な関係」の冷却化--1945~46年
     3 冷戦の開始がもたらした変化--1947年
     4 ブリュッセル条約の締結と英米の「特別な関係」--1948年
     5 英米の「特別な関係」とNATOの形成--1949年
     6 「二重の封じ込め」と「招かれた帝国」

    第11章 「差別的デタント」の脅威--1969~71年
     1 アメリカのデタント政策をいかに捉えるか
     2 「差別的デタント」の論理
     3 ニクソン政権のネガティブ・リンケージ
     4 ニクソン政権のポジティブ・リンケージ
     5 米独におけるデタント構想の比較

    第12章 アメリカ議会の復権--1969~74年
     1 「議会の復権」?--問題の所在と設定
     2 戦争権限と議会の復権
     3 軍備管理と議会の復権
     4 対外援助と議会の復権
     5 通商と議会の復権
     6 国連予算・軍事予算・海外プレゼンス・予算統制と議会の復権
     7 対等となる上院と下院

    第13章 共和党多数議会の成立とクリントン外交--1994~2000年
     1 二つの分水嶺--冷戦の終結と共和党多数議会の成立
     2 冷戦後のブッシュ・シニア外交とクリントン外交
     3 共和党議会の政策イニシアティブ
     4 「1996年問題」
     5 『アメリカとの契約』とクリントン外交
     6 冷戦後の大統領と議会の課題

    第14章 21世紀の日米同盟と中国の台頭--2001~15年
     1 冷戦後における日米同盟の強化
     2 テロ後の日米同盟の強化
     3 中国の台頭と海洋進出
     4 オバマ政権の政策対応
     5 安倍政権の政策対応
     6 「牽制と抱擁」「統合と牽制」の両面政策の行方

    第15章 米中間で「新型の大国関係」は可能か?--2016年まで
     1 「新型の大国関係」とは何か
     2 アメリカの両面政策と不吉な結末
     3 時代遅れの大国間戦争と新たに台頭する大国間対立
     4 米中対立の現場
     5 米中「新型の大国関係」の可能性

    第16章 2016年大統領選挙とトランプ政権の誕生
     1 2016年11月の大統領選挙のプロセス
     2 四つのサプライズ
     3 変化か継続か?
     4 大統領選挙(と議会選挙)の結果とトランプ勝利の要因
     5 トランプ政権の人事構想
     6 トランプ政権の早期の人事交替劇
     7 トランプ政権の政策構想
     8 トランプ政権の基本政策


    終 章 トランプ以後の世界?
     1 トランプ政権の対外政策の始動
     2 トランプ外交とリベラルな国際秩序の行方?
     3 変化と継続のアメリカ外交
     4 トランプ政権の『国家安全保障戦略(NSS)』 

    あとがき
    主要参考文献
    人名・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    島村 直幸(シマムラ ナオユキ)
    1970年東京都生まれ。2006年一橋大学大学院博士後期課程満期退学。杏林大学総合政策学部講師
  • 出版社からのコメント

    国内政治,同盟内政治,帝国の論理に拘束される アメリカ外交を多角的アプローチによって分析する。
  • 内容紹介

    なぜアメリカ外交は,かくも国内政治要因に抑制されるのか。またなぜ,圧倒的なパワーを有するアメリカが同盟国から制約を受けるのか。そしてアメリカの帝国(と脱植民地化)に対する姿勢はなぜ,これほどまでにアンビヴァレントで,わかりづらいのか――。本書はこれらの問いから出発し,国内政治,同盟内政治,帝国の論理に抑制され制約を受けつつ,アメリカ外交がいかに形成され,遂行されていくのかを明らかにする。
  • 著者について

    島村 直幸 (シマムラ ナオユキ)
    2018年1月現在林大学総合政策学部専任講師

"抑制と均衡"のアメリカ政治外交―歴史・構造・プロセス(MINERVA人文・社会科学叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:島村 直幸(著)
発行年月日:2018/03/31
ISBN-10:4623082962
ISBN-13:9784623082964
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:554ページ ※534,20P
縦:22cm
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