奴隷の文学誌―声と文字の相克をたどる [単行本]
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奴隷の文学誌―声と文字の相克をたどる [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2018/04/30
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奴隷の文学誌―声と文字の相克をたどる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    法律で読み書きが禁止されていた奴隷制以来、アフリカン・アメリカンにとって識字を得ることは自由と同義だった―。南北戦争前夜と一九三〇年代の奴隷体験記を歴史的・社会的に読み解き、二十世紀後半のアフリカン・アメリカンの文学をたどって、声と文字の緊張関係から文学の可能性を問う。
  • 目次

    はじめに――ボブ・ディランのノーベル文学賞と黒人霊歌から考える

    第1部 声から文字へ

    第1章 十九世紀の奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)
     1 読み書き禁止法というトラウマ
     2 演説が活字になる過程
     3 奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)の定型と「声」が成熟する過程
     4 フレデリック・ダグラスの奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)

    第2章 二十世紀の連邦作家計画(ルビ:FWP)スレイヴ・ナラティヴ
     1 ニューディール政策による連邦作家計画(ルビ:FWP)
     2 ガイドブック
     3 オーラル・ヒストリー
     4 元奴隷の声が記録されるまで
     5 読み書き禁止法の証言

    第2部 文字から声へ

    第3章 ラルフ・エリスンとヴァナキュラーな声
     1 十九世紀奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)と『見えない人間』
     2 リテラシーと自由の神話
     3 声を求める旅
     4 エリスンの未完のプロジェクト
     5 FWPインタビューと『見えない人間』
     6 奴隷小屋からのストーリーテリング
     7 プレ・テクストとしての奴隷制度
     8 ニューヨークに現れる南部
     9 「ラインハート」という未知なる可能性
     10 声と文字をめぐる三つの文学評論

    第4章 アーネスト・J・ゲインズと復活した奴隷たちの声
     1 新・奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)
     2 再燃した奴隷体験記(ルビ:スレイヴ・ナラティヴ)の代筆の問題
     3 再評価されるFWPスレイヴ・ナラティヴ
     4 FWPスレイヴ・ナラティヴを擬装すること
     5 言い間違い、同じ言葉の繰り返し
     6 話の脱線、時間軸の混乱
     7 読者に話しかけてくる奇妙な本
     8 百十歳の無敵のヒロイン
     9 『グラマトロジーについて』と声と文字の問題

    第5章 トニ・モリスン作品の声と文字の問題
     1 『ソロモンの歌』の奇妙な名前をめぐる描写
     2 ユニークな名前に隠された意味
     3 名前と識字
     4 最小の声の物語としての名前
     5 『ビラヴィド』の亡霊はなぜ肉体をもたなければならなかったか
     6 亡霊は行間から現れる
     7 声と肉体
     8 妹と文字文化
     9 おびただしい数の奴隷の復活
     10 言葉にならない怒りを文字にすること

    むすびにかえて
  • 内容紹介

    法律で読み書きが禁止されるという体験を強いられた奴隷制以来、アフリカン・アメリカンにとって識字を得ることは自由と同義だった――文学と声の緊張関係を問い直すために、奴隷体験記から現代作家にいたるアフリカン・アメリカン文学の150年を照らし出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    峯 真依子(ミネ マイコ)
    1974年、大分県生まれ。中央学院大学現代教養学部助教。専攻はアメリカ文学・文化
  • 著者について

    峯 真依子 (ミネ マイコ)
    1974年、大分県生まれ。中央学院大学現代教養学部助教。専攻はアメリカ文学・文化。共著に『衣装が語るアメリカ文学』(金星堂)、『亡霊のアメリカ文学――豊穣なる空間』(国文社)、『バード・イメージ――鳥のアメリカ文学』(金星堂)など。

奴隷の文学誌―声と文字の相克をたどる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:峯 真依子(著)
発行年月日:2018/04/27
ISBN-10:478729248X
ISBN-13:9784787292483
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:340g
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